力士暴行死事件、兄弟子3人には執行猶予がついた

名古屋地裁(芦沢政治裁判長)は18日、大相撲・時津風部屋の暴行死亡事件で、傷害致死罪に問われた3人の兄弟子(出場停止中)に対して、伊塚雄一郎、木村正和には懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役3年6月)、藤居正憲には懲役2年6月、執行猶予5年(同3年)の有罪判決を言い渡した。

検察側は公判で、犯行の動機について、「部屋から逃げ出した斉藤さんに強く憤慨したため」と主張。それぞれの暴行への関与については、「親方の指示に従っただけでなく、いずれも重要な役割を果たしている」としていたが、弁護側は起訴事実を大筋で認めており、刑の執行は猶予された。 

スポーツや教育界には、体罰が当たり前のように蔓延っている。明治大学で自殺者が出た応援団や、バレーボールの全裸練習事件、戸塚ヨットスクールや進学塾のようなスパルタ式のいわゆる私教育、さらに学校教育(公教育)など、様々なところで体罰は問題になっている。

なぜ、スポーツや教育界に体罰が横行するのだろう。それは、根強い体罰肯定?しかも体罰否定論を激しく否定する?の体質があるからだ。

事件の当事者だけでなく、大相撲協会の関係者も、自分たちの考え方や稽古の実態を世間に明らかにすべきである。さらに、私たち一般の国民も、時津風部屋のような事件をただの三面記事として見るのではなく、これを機会に体罰について率直に考えてみてはどうだろうか。

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