小倉智昭の舌禍事件

小倉智昭が12日、『とくダネ!』(フジテレビ)で朝青龍が「星が買えればいいのにね」と発言。日本相撲協会から抗議を受けたという。

小倉は番組冒頭でこうコメントした。

「実は先週の金曜日(9日)の放送のことで、おわびがあります。朝青龍が初場所に出場するかどうかという話題になりました。僕が『星が買えればいいのにね』という悪い冗談といいますか、しんらつな言葉を使いました。そのことに関しまして、相撲協会からおしかりがありまして、相撲協会に対して、横綱・朝青龍関に対して、まるで八百長をすればいいのではないかというような受け止め方ができるような発言は慎んでほしいと、真摯な態度で謝ってほしいと言われました。相撲協会と朝青龍関にご迷惑をお掛けしたのであれば、心からおわびをしたいと思います。申し訳ありませんでした」

小倉によると、同協会の広報部長である九重親方にプロデューサーが呼び出され、事実確認をした上で「小倉くんに直接話を聞きたい。朝青龍関におわびをしてもらいたい。(12日の)放送でキチッと対処してくれなければ、フジテレビに今後映像とかをお貸しできなくなることがありますよ」と言われた。

小倉は、「この10年間、この番組がどれだけスポーツに力を入れてきたか。相撲の人気に『とくダネ!』は寄与してなかったのかな。そういうことが分かってもらえないのであれば、僕が10年間やってきた人間的な性格の欠如というか、僕自身の否定ということになるんだと思います。もしこれ以上火種が大きくなって、小倉に責任を取れというのであれば、いつでもこの番組の司会をやめさせてもらって結構です」とまで語った。

この発言自体は、「真剣勝負であるべき世界に八百長を求めた」わけだから、不謹慎な発言であることは間違いない。「相撲協会と朝青龍関にご迷惑をお掛けしたのであれば」などと小倉は言うが、ご迷惑をかけたかどうかにかかわらず、そもそも発言がキャスターとして不適切なのだ。だから、彼の釈明は開き直りでしかない。

小倉よ、やめたければ格好つけず、他人のせいにせず自分の判断で潔くやめるべきだ。

ただ、問題の発言内容だが、小倉は八百長があるという前提でそう言ったわけではなく、むしろ、土俵には八百長がないから、もしあれば朝青龍も楽なのにね、と言っているに過ぎない。だから、日本相撲協会がムキになるほどの話ではない。

むしろ、そんなにムキになるということは、やっぱり八百長はあるのかと勘ぐられるだけだ。しかも、日本相撲協会がビデオの貸し出しをしないとまで脅すのは論外。杉山邦博・元NHKアナの東京相撲記者クラブ会友取材証没収事件もそうだが、自分たちの意に沿わない者は報道をさせないという態度は、国技を自称する団体のやることではないだろう。

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