ひき逃げの清水健太郎に懲役10月求刑

東京地裁(秋吉淳一郎裁判官)では14日、東京・浅草の交差点で乗用車を左折中に自転車で交差点を横断していた男性をはね、胸などにけがをさせ逃走したとして、自動車運転過失傷害と道交法違反の罪に問われた清水健太郎の初公判が開かれた。

事故を起こしたのは昨年10月27日。その3日後の30日、清水は自ら浅草署に出頭した。清水は「間違いありません」「判断力のなさ、被害者への思いやりのなさがありました」などと起訴事実を認めた。

検察側は、清水が20歳だった73年、運転中に23歳女性を死亡させ、業務上過失致死で罰金刑になっていた前科に触れ、清水が「20歳のことを瞬間的に思い出した」と供述していることを明かした。(2009年1月15日付「日刊スポーツ」)

そして、「芸能界復帰を控えた自分の都合を優先させた卑劣な犯行」と懲役10月を求刑、弁護側は寛大な判決を求めて結審した。判決は1月28日。

清水といえば薬物で4度も逮捕されているが、前出のような死亡事故や、2002年1月にハイヤーと衝突事故を起こした事故など、交通事故も複数回経験している。2002年の時は、高級車を乗り回していることが発覚。塀の向こうに入っていたにもかかわらず、その稼ぎぶりが注目された。一般社会では考えられないが、自分の悪さ、弱さを逆手にとった「塀の中の体験談」を売り物に、実刑前よりも娑婆に出てからの方がいい暮らしをしていたのだ。

競争が激しく、すぐに忘れられる厳しさがある一方で、話題性がある者は、それが悪いことであってもウエルカムという無原則さが芸能界にはあるのだろう。

これからは「交通事故の体験談」でひと稼ぎするのだろうか。

清水の起こした事件やその後のカムバックについては、『平成の芸能裁判大全』(鹿砦社)に詳しい。

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