また元五輪体操の旧姓岡崎聡子が覚せい剤所持で現行犯逮捕

警視庁野方署は16日、覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で、住所不詳、中島(旧姓岡崎)聡子を逮捕した。本人も「私の物です」と容疑を認めているという。同署は使用容疑についても調べる方針だ。

旧姓岡崎は、「同日午前3時20分ごろ、中野区新井の路上で、運転していた乗用車の後部座席のすき間に覚せい剤が入った小さなポリ袋8個を所持していた。同日午前2時半ごろ、野方署員が交差点で方向指示器を出さずに右折した車を発見。運転していた同容疑者に職務質問したところ、不審な様子があったため任意同行を求め、車内の覚せい剤を発見した」(時事通信)というのが逮捕の状況だ。

彼女は中島と名乗っているが、前回の逮捕時は「衛藤聡子」と名乗っていたので、また別の男と再婚したようだ。以下の文では旧姓岡崎と呼ぼう。

旧姓岡崎が、地下鉄サリン事件などに伴う都内の一斉交通検問にひっかかり、大麻取締法違反(所持)の現行犯で逮捕されたのが1995年4月29日。それに加えて、知人宅で注射していたとして覚醒剤取締法違反(使用)の疑いでも逮捕された。同年7月14日、東京地裁(高原正良裁判官)は旧姓岡崎に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。

ところがそれからひと月しかたっていない8月3日深夜、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで高島平署に現行犯逮捕される。今度は飲酒運転取り締まりの検問だった。免許不携帯のため所持品を調べたところ、手さげバッグからポリ袋に入った覚醒剤0.9グラム(末端価格約15万円)や2本の注射器、大麻草のような植物片が見つかった。腕には注射痕も認められた。こちらは実刑になった。以後も同様の事件で4回、実刑判決を受けている。

今回の逮捕もポリ袋が見つかった。旧姓岡崎は全く学習していない。というより、クスリはその人から学習する能力も意欲も奪ってしまうのだ。

旧姓岡崎が注目を集めたのは1975年10月12日、第29回全日本体操競技選手権大会というから、もう33年たっている。

彼女は中学生としてはじめて跳馬で優勝した。國學院高校入学後の翌76年には全日本選手権の個人総合優勝、段違い平行棒優勝、平均台優勝を飾り、モントリオール五輪では日本代表となり活躍した(団体8位、個人総合30位)。78年にも全日本選手権の段違い平行棒で優勝。アジア大会にも出場した。

引退後は女優としてドラマに出演したり、スポーツ関係の専門家としてエアロビクスのインストラクターとして活躍したりした。しかし、あまりにも若くして注目を集めてしまい、その上そのまま華やかな芸能界に転向してしまったからか、婚約不履行騒動や失跡騒動など私生活のトラブルや醜聞も相次いだ。その上、現役時代から指摘された精神面のもろさが、覚せい剤や大麻に手を伸ばすことになったようだ。

旧姓岡崎聡子を含め、芸能人やスポーツ選手の覚せい剤や大麻事件については、『平成の芸能裁判大全』(鹿砦社)に背景や裁判の様子が詳しく書かれている。


芸能裁判研究班[編著]
鹿砦社刊
A5判/200頁/並製
定価1,500円+税

なぜか軽んじられる芸能裁判??本書は平成に入ってからの主な芸能裁判と採り上げ、詳細に解説を加えた初の試み。A級の史料的価値!! 岡留安則『噂の真相』編集長、文藝春秋法務部、日弁連「人権と報道に関する調査研究委員会」へのインタビュー収録。大衆ジャーナリズムの反映としての芸能裁判の持つ意味を究明!!大衆ジャーナリズムの反映としての芸能裁判の意味を本格的に解明する初の試み!!

【同書の内容】
■第一章 
人権(名誉棄損、肖像権など)
ジャニーズ事務所/デヴィ夫人/稲垣吾郎/花田勝/川崎麻世/大原麗子/藤田憲子/尾崎豊夫人/芳村真理/野村沙知代/和泉元彌/貴乃花親方

■第二章
金銭トラブル
ライジングプロダクション/野村沙知代/織田無道/佐久間良子/石川さゆり/島田楊子/泉ピン子/美川憲一/大西結花/松方弘樹/坂田利夫

■第三章
薬物事件
江木俊夫/槇原敬之/いしだ壱成/中島らも  ほか

■第四章
再犯・再々犯
克美しげる/豊川誕/田代まさし/翔(元横浜銀蝿)/西川隆宏(元ドリームス・カム・トルゥー)/藤井モウ(元大川興業)/岡崎聡子

■第五章
その他
梅宮辰夫/加勢大周/沢田亜矢子・松野行秀/鈴木亜美/千堂あきほ/萩原聖人/横山ノック/飯島直子/久保純子/清水国明/清水ひとみ/鈴木保奈美/せんだ光雄/そのまんま東/名高達男/原仁美/坂東玉三郎/堀ちえみ/松田聖子/奈美悦子

■第六章
表現の自由と人権について インタビュー
眞田範行(日弁連「人権と報道に関する調査研究委員会」委員)
岡留安則(『噂の真相』編集長)
文藝春秋社長室 法務・広報部

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