"草なぎ剛フルチン絶叫事件"の裏でまたやっちまった!

稲垣吾郎事件のときとはうってかわってメディアが大騒ぎした裏で、国会では海賊対策法案が通ってしまった。


これで、憲法違反の海外派兵もなし崩しである。

いったい、こんなことが何度繰り返されるのだろうか。

99年には、野村佐知代と剣劇女優・浅香光代のミッチー・サッチーバトルがあった。浅香がラジオ番組で「あんな人はもうイヤ。ひっぱたいてやりたい」と沙知代にケンカを売って以来、ワイドショーやスポーツ紙、週刊誌などではこれでもかこれでもかと沙知代へのバッシングを続けた。

その後、学歴詐称疑惑の不起訴、時効が成立したことで、いったんは沈静化したように見えたが、 例の脱税事件で逮捕されたことで、マスコミは再び「サッチー、ザマアミロ」の論調が乱舞。翌2002年の5月、沙知代に有罪判決が出るまで続いた。

そのピークの1999年8月、国会では通信傍受法、国旗国歌法、改正住民基本台帳法などが次々と成立した。

元ワイドショープロデューサーの中築間卓蔵は、「重要法案が審議されるとき、決まったように視聴者の目をそらせる事態が起こるのは不思議」(「しんぶん赤旗日曜版」2003年6月1日付)と指摘している。

「パナウェーブ研究所」なる白装束がワイドショーを賑わせたこともある。彼らも意図的にせよ結果的にせよ、有事法制に関する国会論議から国民の目を逸らせる役割を効果的に担い、衆議院で法案が成立するや否や、画面から消えた。

草なぎを狭信的にかばうファンが正しいとは言わないが、この騒ぎ方、一歩引いて注意深く見ておくことも必要だ。

芸能人やスポーツ選手の「怪しい事件」については、『平成の芸能裁判大全』(鹿砦社)に背景や裁判の様子が詳しく書かれている。


芸能裁判研究班[編著]
鹿砦社刊
A5判/200頁/並製
定価1,500円+税

なぜか軽んじられる芸能裁判??本書は平成に入ってからの主な芸能裁判と採り上げ、詳細に解説を加えた初の試み。A級の史料的価値!! 岡留安則『噂の真相』編集長、文藝春秋法務部、日弁連「人権と報道に関する調査研究委員会」へのインタビュー収録。大衆ジャーナリズムの反映としての芸能裁判の持つ意味を究明!!大衆ジャーナリズムの反映としての芸能裁判の意味を本格的に解明する初の試み!!

【同書の内容】
■第一章 
人権(名誉棄損、肖像権など)
ジャニーズ事務所/デヴィ夫人/稲垣吾郎/花田勝/川崎麻世/大原麗子/藤田憲子/尾崎豊夫人/芳村真理/野村沙知代/和泉元彌/貴乃花親方

■第二章
金銭トラブル
ライジングプロダクション/野村沙知代/織田無道/佐久間良子/石川さゆり/島田楊子/泉ピン子/美川憲一/大西結花/松方弘樹/坂田利夫

■第三章
薬物事件
江木俊夫/槇原敬之/いしだ壱成/中島らも  ほか

■第四章
再犯・再々犯
克美しげる/豊川誕/田代まさし/翔(元横浜銀蝿)/西川隆宏(元ドリームス・カム・トルゥー)/藤井モウ(元大川興業)/岡崎聡子

■第五章
その他
梅宮辰夫/加勢大周/沢田亜矢子・松野行秀/鈴木亜美/千堂あきほ/萩原聖人/横山ノック/飯島直子/久保純子/清水国明/清水ひとみ/鈴木保奈美/せんだ光雄/そのまんま東/名高達男/原仁美/坂東玉三郎/堀ちえみ/松田聖子/奈美悦子

■第六章
表現の自由と人権について インタビュー
眞田範行(日弁連「人権と報道に関する調査研究委員会」委員)
岡留安則(『噂の真相』編集長)
文藝春秋社長室 法務・広報部

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