木村拓哉は自分の発言に自戒を込めたか?

SMAP・草なぎ剛が復帰した1日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の平均視聴率が、関東地区で22.0%、関西地区で21.6%だったことが報じられている。これは同番組では今年最高の視聴率。前4週平均は12・5%(関東地区)だった(数字はビデオリサーチ調べ)。


 番組は謹慎から仕事復帰した初日の5月28日に収録され、冒頭で草なぎは「今日から新しい草なぎ剛としてSMAPのメンバーとして頑張っていきます」とあいさつ。歌唱中には涙ぐむ一幕もあった。
 料理コーナーでは謹慎期間中の各メンバーの対応が明かされた。香取慎吾(32)は草なぎと毎日電話を、稲垣吾郎(35)は自宅に2度差し入れをしたと話し、中居正広(36)と木村拓哉(36)は草なぎから電話がきても「ここで(電話に)出るとこの時間(約1カ月の謹慎)の意味ねえなと思った」(木村)と電話には出ず、草なぎを厳しい態度で律したことを明かした。(6月3日9時32分配信 デイリースポーツ)
木村の「怒り」は、番組中にもあった。「東京スポーツ」(2009年6月3日付)にこう報じられている。
草なぎが「この1か月、自分を見つめ直すことができまして…」というと、キムタクが「見つめ直してどうだった?」と突っ込む。草なぎは「ボクも独りじゃなくみんなに支えられていることを実感しました」と答えた。
 稲垣吾郎(35)が「こういうことになって逆にボクも気付かされることが多かったし」と言うと、キムタクが「オレたちは2度目だけどね」と、2001年に稲垣が傷害罪で現行犯逮捕されたことを引き合いに…。すかさず中居が「ちょっと!」と止めに入ったが、キムタクは「こうなったときは包み隠すことはもうやめよう。それをやっていたら、オレらSMAP、この先ない。前に進むために言いたいことは言う」ときっぱり言い放った。
 草なぎは稲垣から謹慎中にうなぎを2回差し入れてもらったことも告白。香取とは電話でいろいろ相談に乗ってもらっていたことも明かした。香取は「正直、今回の件で”ふざけんな”ってところがあったりして、みんなからすごい温かい言葉をもらっていると思うけど、オレは違うんだ。おまえのこと一生許さないから。だから、一生かけてオレにちゃんと返せよ」と激辛エールを送った。
Webでも取り沙汰されているのが木村の発言だ。

「こうなったときは包み隠すことはもうやめよう。それをやっていたら、オレらSMAP、この先ない。前に進むために言いたいことは言う」

その通りだ。しかし、キムタクよ、それなら、あの「プライド事件」もそうすべきだっただろう。それとも、あのときの自戒を込めてのコメントだったのだろうか。

「プライド事件」のときは、「未必の故意」(梨元勝)とまでいわれた大事件なのに1週間も事件をひた隠し。「日刊ゲンダイ」と「東京スポーツ」が記事にしてから慌てて事務所とテレビ局がコメントしたが、それでも木村のコメントはなし。

事件から10日以上もしてから、フジテレビがその後の経過を報告。ジャニーズ広報誌のそしりを免れない『女性セブン』(2004年2月19日号)は、美談仕立てで木村が被害者に謝罪したことを報じた。

もし、木村が率先して自分の言葉で被害女性に詫び、迷惑をかけた局に謝罪し、ドラマ作りの士気に影響を与えてしまったかもしれないことに対して共演者に頭を下げていればどうだっただろう。

過失は過失であるが、もしかしたら木村は、逆に男を上げていたかもしれなかった。少なくともジャニーズを美化して持ち上げたくて仕方ないテレビ局が、そんな男気のある「美談」を放っておかなかったろう。『女性セブン』のような「いかにも」の美談仕立てなどで取り繕わなくても、その方がよほど人々の支持を得られたはずだ。

いずれにしても、何でも揉み消す、知らぬ存ぜぬで通す、圧力をかける、綺麗事で幕引きする、といった従来から行われてきたネガティブなスキャンダル処理では、長期的に見ても決して得策ではない、ということを木村がコメントした意義は大きい。

同事務所は今度こそ考えてみるべきだ。

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