NHK、ジャニーズ事務所の「瀬戸際外交」に自ら「負け」を認める!

NHKの日向英実放送総局長は4日、記者会見で「(再起用で調整が付けば、草なぎ剛は)あえてNHKだけが嫌だということはない」と、唐突に再登板を容認する意向を示した。


地デジは降ろされ、その莫大と思われる賠償金はどうなるのか、ということが話題にされたが、その最大の懸案が結局はジャニーズ側の勝利で解決したようだ。

さっそく「東京スポーツ」(2009年6月6日付)では、そのことを記事にしている。

現在、NHKの報道部とジャニーズ事務所の関係は修復不可能とも言われている。NHKが草なぎの釈放後の謝罪会見を、ジャニーズから「生中継しないように」という要請を受け入れず、午後9時のニュースのトップで報じたことが原因だ。
 4月24日午後9時前に行われた同会見の映像は、約3分遅れの録画だったが、ほぼ?生″だったことから両者に亀裂が生じた。実際、草なぎが5月28日、「SMAPXSMAP」(フジテレビ系)の収録で復帰した際、収録に先立って行われた会見からNHKは締め出されている。
 この一件を受け、今週発売の一部週刊誌はジャニーズとNHKが本気バトルを繰り広げていると報じているほどだが、一転して”ジャニーズ寄りの発言”。NHK中堅社員はこう打ち明ける。
「うちは、報道と制作のセクションがまるで別会社。報道の人間から言わせれば
『ジャニーズ事務所みたいな面倒くさいとことはがんがん喧嘩したほうがいい!』なんだけど、制作サイドにとっては”ジャニーズさまさま”ですからね。紅白まであと半年で、出場歌手のキャスティングも始まるし…。日向さんはもともと制作畑の人だから、最大限にジャニーズを気遣ったわけですよ」
 NHKが不祥事に絡んだ出場者選考の透明性を理由として、2004年の「第55回紅白歌合戦」は、史上初の「出場歌手希望世論調査公表」を行った。それによると、前年に大トリだったSMAPは白組第2位で第1位は氷川きよしだった。これがアダとなり、プライドを傷つけられた(?)SMAPは出場を辞退した(表向きは新曲発売がないことが理由)。

それ以来、NHKはジャニーズに物が言えなくなった。NHKはこのときの「反省」から、2007年度は引き続き司会者はまず中居ありきで考え、女性司会者が中居担当の飯島三智を説得できるほどの女性からOKの返事がもらえなかったため、中居を紅組の司会に回したといわれる。

直前まで「司会者の大本命」(「日刊ゲンダイ」2007年11月10日付)といわれていた長澤まさみは、飯島がダメ出しをした。さりとてNHKの局アナでは話題性に乏しく、ならば逆に白組に、NHKにも貢献度の高い売れっ子の笑福亭鶴瓶しかなかった。

今回の事件を、まるでジャニーズ事務所の終焉のようにメディアは書き立てたが、逆にジャニーズに押し返されているではないか。

それにしても、東アジアの某国ではないが、ジャニーズ事務所の「瀬戸際外交」は鮮やかなものである。

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