キムタクドラマが20%必要な理由

「日刊ゲンダイ」(2009年6月17日付)では、「視聴率20%を切って大慌て」というタイトルで、木村拓哉の「MR.BRAIN」について書いている。


同作品は6回の放送で制作費合計は3億円近い。「華麗なる一族」の1話6000万円よりは割安だが、他局の大物クラスの連ドラの1話の制作費が3000万円程度なのを見れば、割高なことに変わりはない。

だから、数字が取れないと大変なことなのだという。

「MR」は大PRを挙行して電車内で広告し、街に大看板まで出して宣伝費を使った。キムタクのギャラを「華麗」の半分の200万?300万円に下げてTBSなりの経費節減を行ったとしても、ヒットが大前提である。
「キムタクはドラマ界では別格。視聴率20%が至上命令です。というのも、クライアントの中には視聴率の低い番組にお付き合いし、キムタクのドラマに組み込んでもらっている企業もある。クライアントは20%割れならだまされた心境でしょう。もっとも、20%割れを一番気にしているのはプライドの高いキムタクで、彼の楽屋からは批判的な記事が載っている新聞、雑誌が片付けられているという話まである」(事情通)
 20%割れではクライアントが逃げてTBSの経営にも響くし、キムタクが映画化をダメ出しする可能性もある。「MR」のボーダーは何があっても視聴率20%なのだ。
木村の作品は費用対効果が低いことは、すでに『ジャニーズスキャンダル調書』(鹿砦社)でも述べた。

だから、第一回が「高視聴率」だとお祭り騒ぎのマスコミには違和感があった。

もっとも、そうやって騒がなければ、次から下がりそうだ、という懸念が各紙ともあったのかもしれない。

なら、無責任に持ち上げるのではなく、この点は問題があるとか、こうすればもっとよくなるとか、具体的に指摘する方が番組のためになるのではないか。

天まで持ち上げたかと思えば、ちょっと数字が落ちると絶望的に書くような論調では、ファンでなくとも疲れるし、愉快でもない。

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