また「元ジャニーズタレント」の逮捕

ジャニーズJr.の元メンバー・榎本雄太が詐欺などの疑いで逮捕されていたことが各紙で報じられている。


詐欺罪で起訴された西田一旗らと共謀し、架空の会社を解雇されたように装って失業認定を受け、詐取した給付金の大半を西田被告らに渡し、自らは数万円を受け取った疑い。

自分の名前で詐取しながら、金を自分の物にしたのではなく、それを他人に渡し、自分はいくらかの「礼金」をもらうというところが何とも情けない。

まるで、自分の家に盗みに入り、僅かな分け前をもらっているようだ。

それほど金に困っていたということなのか。

警視庁捜査2課によると2007年以降、西田を主犯格とする詐欺グループ十数人は関東5都県(東京、神奈川、埼玉、茨城、群馬)で88人分の虚偽申告を行い、22か所の職安から計4700万円を詐取したとみている。

榎本雄太、といえばやはり「金八先生」だろう。

1995年10月12日に、ジャニーズタレントの登竜門ともいえる『3年B組金八先生4』の放送開始。このとき出演した古屋暢一、榎本雄太、坂口剛で「(初代)金八トリオ」を結成した。3人とも事務所を退社してしまったが、グループ名自体は残り、次の『3年B組金八先生5』(1999年)には亀梨和也、風間俊介、森雄介らで第二期のグループを結成している。

以降、『3年B組金八先生6』(2001年)は増田貴久、加藤成亮、東新良和、『3年B組金八先生7』(2004年)は薮宏太、八乙女光、鮎川太陽、『3年B組金八先生8』は植草裕太、亀井拓、真田佑馬らが出演。グループとしての活動はほとんどないが、金八トリオの通称で呼ばれることがある。

上記の件りは、『ジャニーズの歴史 完全保存版』(鹿砦社)に詳しく書かれている。

つまり、榎本はジャニーズ事務所を去ったものの、ジャニーズの歴史を作った人物ともいえるわけだ。

事件を報じる新聞の一つ、「東京スポーツ」(2009年6月24日付)はこうまとめている。

「3年ほど前からマルチ商法の勧誘ビジネスに手を出していた。甘いマスクで女性に近づいてはカモにしていたそうです」(同関係者)
 そんな中でついに御用となったわけだが、ジャニーズに詳しい別の人物のこんな指摘もある。
「榎本だけでなく、若くして事務所を辞めた者の中にはジャニーズ時代の女性ファンに接触して金銭的な支援を受けている者もいる」
 榎本容疑者に同情の余地はないが、ジャニーズという看板を失ったことで追い詰められていたのは事実のようだ。
北公次、豊川誕、江木俊夫、赤坂晃……。ジャニーズを去ってから手が後ろに回った者は榎本が初めてではない。

「良くも悪くも悪気を知らないのがジャニーズタレント」(平本淳也)というが、社会人教育も行わず、第二の人生も考えてやらない「消耗品扱い」のジャニーズ事務所に対して、道義的責任がないとはいえないだろう。

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