婚カツ詐欺、一歩間違えばアナタが被害者だったかも

週刊誌やワイドショーで持ちきりの「婚カツ詐欺の殺人疑惑」事件。


当初は、「睡眠導入剤」と「練炭」だけでは「公判にならない」(元警察官でジャーナリストの北芝健)といわれていたが、「婚カツサギ女逮捕大詰め」と報じる「東京スポーツ」(2009年11月5日付)では、木嶋が逮捕直前まで一緒に暮らしていた40代男性が「新たなターゲット」だったと見て家宅捜索。事態は「急展開の様相を呈してきた」という。
この男性は出会ったその日のうちにカネを無心され、1週間とたたないうちに男性は450万円を渡している。自宅にあったはずの7つの火災報知器も、木嶋被告が同棲し始めてからいつの間にか取り外されていたという(本紙既報)。男性が新たなターゲットだったのは間違いなく、放火殺人をも連想させる。捜索で警察は、木嶋被告の持ち込んだ荷物などを押収し、科学捜査研究所などで分析するとみられる。
 新たな状況証拠も浮かび上がっている。一つは、木嶋被告のマンションから押収したパソコンの解析などで、今年の初めに2台目のベンツを現金で一括購入していたことが分かった。東京・青梅市の寺田隆夫さん(53)が、謎の死を遂げた直前のことだ。寺田さんは数回に分けて合計約1700万円券未嶋被告に渡しており、このベンツを買った直前にも数百万円が木嶋被告の口座に振り込まれていた。
 一方、大出さんの遺体が見つかったレンタカーの車内から、指紋をふき取ったとみられる跡が見つかった。木嶋ひく子は「ケンカ別れした後に自殺したのだろう」と、供述しているが、単に同乗したことや駐車場にいたことは認めているだけに注目だ。なぜなら、一緒にいたのに指紋が無いのは極めて不自然で、ふき取った人物も木嶋容疑者以外に考えにくいからだ。

同紙では、「これまでにもかなりの状況証拠が出ているだけに、新たに押収された物品から科技研が重要な何かを見つけ出せれば『殺人容疑』で即逮捕となるだろう」としている。

Web掲示板の書き込みや一部マスコミの報道を見ていると、「あんなブスに騙された男がバカ」という意見があるが、それはどうだろうか。

そう思っているあなた方の女房や恋人は、ではそんなに美人なのか。

あなたは過去に、異性関係をめぐって、思い出すだけでも恥ずかしい格好悪い修羅場を経験したり、今思うと何でこんな人に、というような相手に熱中したりしたことはないだろうか。

あるくせに、木嶋の相手をバカ扱いするのはいかがなものだろうか。

異性に対する人間の価値観なんて、まことに不可思議なものである。もとより、人間とは間違いうるものである。

あなた方が今回の犠牲者にならなかったのは、「たまたま」ではないのだろうか。

それはともかく、おそらくほとんどの人が、「木嶋はクロ」という前提で見ているから、殺人容疑による逮捕を今か今かと待っている。Xデーに向かって、視聴率と週刊誌の売り上げ部数はうなぎのぼり……といくだろうか。

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