キムタクの春ドラマは「安売り」か?「安目を売る」か?

「日刊ゲンダイ」(2009年3月26日付)が、久しぶりにキムタクに言及している。2年前に出演した「華麗なる一族」と同じスタッフによるドラマに出演するというのだが……、


そんな中、多くの編成マンが驚いたのが木村の出演料。なんと木村の意向もあって大幅にディスカウントされたとか。
「『華麗なる一族』では1本700万円だったギャラが今回は300万円以下で調整中です。木村がスタッフのやる気に動かされ、制作費を少しでも抑えて視聴率という呪縛からスタッフを解放させてやりたいという配慮だそうです」(制作関係者)
 その結果、局内に声高に「高視聴率獲得」と言いにくい雰囲気ができている。
 問題は中身だ。現段階では「警部補 古畑任三郎」と「ガリレオ」(ともにフジ)を足して2で割ったようなミステリーになるようだ。
ここのところ、ジャニーズタレントだからといって視聴率が取れないことが話題になり始めている。ことに、キムタクは「砦」であるから、絶対に傷つけてはならない。先手を打って自分から”安売り”という解釈ができる。

しかし、”安売り”ならいいが、”安目を売る”という似たような言葉になってしまうリスクもある。つまり、いったん自分から下げたギャラは2度と上げられなくなるということだ。

『サイゾー』(2009年4月号)では、「ジャニーズを脅かさんとするイケメン勢力」という記事がある。

テレビ局がコストを気にしていることは確かだが、現在のジャニーズを脅かしているのは、コストや視聴率だけでなく、商売敵の存在そのものである。彼らが現在のメディア市場のジャニーズ枠をひとたび切り崩せば、その勢いには加速度がつくことだろう。そうなったら、もう700万円を300万円にしても追いつかなくなるのだ。

これまで、ジャニーズはグループサウンズの台頭(1960年代後半)、ロックミュージシャンの台頭(1970年代中盤)など、危機を迎えたことがあった。それを克服したのは「ギャラの値下げ」ではなく、フォーリーブスやたのきんといった新スター登場による巻き返しだった。

嵐以降に、スターが育っていないことが問題なのである。「イケメンブーム」をひっくり返すようなコンセプトのスターを発掘し、芸能界に送り込むパワーは、もうジャニー喜多川翁には残っていないのだろうか。

ジャニーズタレントやフォーリーブスの歩みについては、『ジャニーズの歴史 完全保存版』(鹿砦社)に詳しく書かれている。ファンはぜひご一読いただきたい。

【同書の目次】
第1章 黎明期(1962年?1968年)
第2章 試行錯誤(1969年?1974年)
第3章 試練(1975年?1979年)
第4章 起死回生(1980年?1992年)
第5章 発展期(1993年?1999年)
第6章 近代化(2000年?2008年)

【本書に登場するジャニーズタレント(OB含む)】
中谷良、あおい輝彦、真家ひろみ、飯野おさみ、北公次、江木俊夫、青山孝、おりも政夫、小谷純、やなせかおる、行田和彦、岡典雄、郷ひろみ、豊川誕、井上純一、川崎麻世、田原俊彦、近藤真彦、野村義男、内海光司、大沢樹生、諸星和己、佐藤寛之、山本淳一、佐藤敦啓、田代秀高、赤坂晃、東山紀之、錦織一清、植草克秀、平本淳也、米花剛史、森且行、中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾、城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬哲也、堂本光一、堂本剛、坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、森田剛、三宅健、岡田准一、大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤、滝沢秀明、今井翼、亀梨和也、赤西仁、田口淳之介、田中聖、上田竜也、中丸雄一、澁谷すばる、錦戸亮、丸山隆平、安田章大、大倉忠義、村上信五、横山裕、山下智久、小山慶一郎、加藤成亮、増田貴久、手越祐也、森内貴寛、内博貴、草野博紀、中島裕翔、風間俊介、中丸雄一、有岡大貴、山田涼介ほか

【参考図書】

『ジャニーズスキャンダル調書』(鹿砦社)

『ジャニーズ恋愛相関図』(鹿砦社)

『ジャニーズイミダス』(鹿砦社)

『ジャニーズの歴史 完全保存版』(鹿砦社)

コメント

タイトルとURLをコピーしました