元ジャニーズJrはなぜ転落するのか - 芸能資料館

元ジャニーズJrはなぜ転落するのか



ジャニーズJr.元メンバーが、千代田区などのネットカフェで仮眠中の客の現金を盗み窃盗容疑で再逮捕と報じられた。「再逮捕」というのは、もちろん前に1度逮捕されているということだ。「前」というのは、11月に東京都東村山市内のネットカフェで、盗まれた他人のパスモを所持していたとして窃盗容疑で逮捕されていたことをさす。

ネットカフェで同じことを繰り返していたわけだ。

元メンバーは「首都圏に住む17歳と18歳の無職少年2人」と発表されていたが、日テレが「亀井拓」「カミューケイド」と実名報道したために、Web掲示板などではその名前が飛び交っている。

2人は「遊ぶ金欲しさに、10月以降、約20店のネットカフェで現金など約50万円を盗んだ」と容疑を認めているという。

ジャニーズJr.元メンバー逮捕といえば、6月に榎本雄太が詐欺などの疑いで逮捕され、やはり元メンバーら男4人が、勤務先のパチンコ店で玉を不正に抜き取ったとして窃盗容疑で埼玉県警に逮捕されたことも報じられた。

何も分からない子どものうちにスカウトされて合宿所入り。いったん華やかなスポットライトを目指し、またジュニアでも多少なりとも担当(専門のファン)がつく夢のような日々を過ごし、足を洗った後も地道な生活ができないのだろうか。

とすれば、改めて問われるのは、スカウトされた彼らは、いったいジャニーズ事務所で何を教わっているのか、ということである。

2007年3月、鹿砦社から『KATーTUNへ?赤西仁がやめた本当の理由』が出版された。元・光GENJIのメンバー・木山将吾が合宿所の様子を語っている。

メンバーの表現を借りれば、合宿所は「美少年の花園」である。セントラルヒーティング完備で、少年たちがいつもパンツ一丁でウロウロしているという。

たとえば、部屋には盗聴器が設置され、少年たちの悪口もすべてキャッチされるという話も書かれている。ジャニーというのは、いかに猜疑心の強い人間であるかがわかる。

たが、それほど厳しい監視の割には、肝心なことが取り締まられていない。この事務所は表向き、飲酒や喫煙に厳しいことになっているが、「タバコはマネージャーが常備していて、アイドルたちに渡している」という記述も出てくる。「なにしろ、ジャニー本人がいつでもくれたし、合宿所には灰皿はどこにでもある」というのだから深刻である。詳しく見ていこう。

「合宿所では何でも自由にさせてもらえた。ゲームは大画面でし放題。飲酒、喫煙、乱交はもちろん女性とはできないが、ジャニー本人が毎晩、乱交している。毎晩が乱交パーティーみたいなもので、いつでも精液の苦いような匂いで充満していた。そして、ドラッグも......。
 たぶん、自分が少年たちに強制的な性行為をしていることで嫌われないように、逃げられないように、その他の非行を思う存分やらせて、少年たちの気持ちをひきつけておこうという魂胆だろう。
 こんな教育が少年たちにされているのだから、ジャニーズのタレントたちの常識が歪み、おかしくなっていくのは当然のことである
当時15歳だった木山自身も、「今だから言うが、僕も例外ではなかった」と正直に述懐している。

そうしてみると、元NEWSの森内貴寛や内博貴や草野博紀、『FRIDY』(1999年1月29日号)ですっぱ抜かれたジャニーズJr.4人の「乱痴気パーティー」なども含めて、彼らに対する見方も変わってこよう。

もちろん、行為の主体たる本人の責任は免れるものではない。また、「そんな本は一方的な証言で信用できない」という頑ななファンもいるかもしれない。

しかし、いずれにしても、ジャニーズ事務所が、未成年を預かる事務所としての監督・教育をきちんと行っているのか、ということが改めて問われるべきなのは間違いない。

バレたから体面上処分した、辞めた奴だから関係ない、というだけでは何の解決にもならないのである。

ジャニーズタレントの不祥事は『ジャニーズスキャンダル調書』(鹿砦社)に詳しく紹介されている。ファンはぜひご一読いただきたい。

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