淡路恵子の四男自殺で思い出す「告訴事件」 - 芸能資料館

淡路恵子の四男自殺で思い出す「告訴事件」


萬屋吉之亮という俳優だった淡路恵子の四男が、自殺していたという。16日午後10時ごろ、東京・新宿区の自宅アパートで首をつって死んでいるのが見つかった。37歳だった。その原因や自殺に至る心理を推理する時、6年前の不祥事を思い出さずにはいられない。

淡路恵子を母親に、そして時代劇の大御所だった萬屋錦之介を父親にして産まれた四男が、淡路の留守宅で金品を物色中に逮捕された。

母親の物を盗んでも親族相盗例(家庭内の窃盗事件は家庭で解決してもらう)の原則から処分保留とされるのが普通だが、淡路は厳罰を求めて自ら四男を告訴したため、実刑判決を受けた事件だ。

四男はその3ヶ月前にも、淡路の後援者の寺の仏具4点を盗んで質に入れ、現金7万円を手にした窃盗で懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けていた。

その併合罪も適用されたため、執行猶予が取り消され、計2年の懲役に服することになったわけだ。

淡路恵子は、仕事もなく荒れた息子について、自分の存在が甘えの原因と気づき、その前年には弁護士立ち会いで親子の縁を切る念書も書かせていたという。

さんざん甘えさせて、急に厳しくしても、などという考え方もあるかもしれないが、四男は当時もう31歳だ。いくら淡路の育て方が甘かったとしても、自分で自分の人生に責任を持たねばならない年齢である。

淡路は会見で、「親子だからと簡単に済むと思われては本人のためにならない。私が警察に何としても逮捕してくださいと、お願いしました」「他人に迷惑をかけるのが大嫌い。刑に服するのが立ち直るきっかけになれば。面会には行きません。刑を終えても1人で生きてほしい。本当に真人間になるまでは絶対に会うつもりはない」と語っていた。

親子のあり方についての考えはいろいろあるだろう。だから、淡路のやり方が模範解答とはいわないが、少なくとも芸能界の二世トラブルは、親の溺愛が原因で起こり、またその対応も甘すぎると思われることが多い。その点で、淡路の対応はこれまでにはないものだった。

それと180度異なる態度をとったのが、次男に対する三田佳子の対応だろう。

覚せい剤取締法違反で懲役1年6月の実刑判決を言い渡された次男が最初に逮捕された時、三田は「母が女優ということで未成年である息子の事件が報道されてかわいそう」と会見で述べ、「(当時高校生の)次男のこづかいは月50万円」と明らかにして世間を呆れさせた。

さすがに3度も逮捕されれば本気で反省せざるを得なくなったが、それでも彼女なら自分から息子を告訴するようなことはなかっただろう。

淡路恵子と三田佳子では両極端だが、自分と子どもとの距離を測る時、この2人の親子関係は某かの参考になるのではないだろうか。

あなたは、どちらのパターンですか。

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