ジャニーズタレントの中で、もっとも勢いがあるのが嵐といわれてはいたが、まさかここまでとは思わなかった。
嵐がデビュー10周年を記念し、日本テレビと1週間のコラボレーションを行うことが報じられている。
『ズームイン!!SUPER』や『行列のできる法律相談所』などのレギュラー番組にメンバーが毎日出演。さまざまなチャレンジを行うもので、1週間で嵐の出演時間は延べ50時間にも及ぶ。
それほどの人気者だから、写真集も注目されるわけだ。
『世界は嵐を待っている』(鹿砦社)は、アマゾンのページを見ると、在庫がないようだ。
しかし、まだ楽天がある。こちらは送料無料だ。
さっそく本を手にとってページを開いてみた。
4都市で約17万人を動員したアジアツアーの上海上演(2008年11月)、そして、2009年前半の秘蔵写真を収めている。
日本の嵐ファンの全てが、この公演に行ったわけではないし、また行ったとしても、資料的価値としてその写真集は貴重である。
章立ては、
・上海大舞台
・昨年の24時間テレビ
・国立霞ヶ丘競技場
・嵐の365日
で構成されている。
中身は彼らひとりひとりの熱唱姿のほか、嵐メンバーの仲が良いラブラブショット、マツジュンがタオルをかぶったり、メンバーがいたずらしたりといった舞台裏のほのぼの姿などが収録されている。1ページを使った大きな写真がたくさんあるが、ページに何点か載せたものなど、大きさも様々だ。
何しろ、ブランクのページで紙数稼ぎをしていない111ページたっぷりカラー写真だから、見応え十分だ。値段分だけ必ず楽しめる。もちろん、隠し撮りの持ち込みではなくプロのカメラマンが撮っているので、写真の質も高い。
同書の「はじめに」にはこう書かれている。
思い起こせばグループ結成1周年の記者会見。
櫻井翔は「まだ小嵐です」とコメントした。
それが、日本の人気はもとより、外国公演で17万人集めるまでに成長したのだ。
嵐は売れっ子だから、嵐の写真集自体は今後も出るかもしれない。しかし、今回の写真が全て今後の写真集に収録されるとは限らない。
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