木村拓哉主演の”月9ドラマ”は混迷しているらしい。報じているのは「日刊ゲンダイ」(2月19日付)である。
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木村拓哉にとって”月9″は「CHANGE」以来2年ぶり。本人としては周囲がドン引きするほど気合が入っているそうだが、それが混乱のもとらしい。
「いまだに脚本の第1稿が上がってこない。一時は企画見送りの話も浮上したほど。木村とスタッフの間でドラマのコンセプトに関して意見が合わないのです」(事情通)本人が張り切るのは本来いいことのはずだが、唯我独尊の”木村拓哉”が張り切ることで、制作側がやりにくくなっている、ということのようだ。
肝心のドラマの中身だが、一時はビクトル・ユゴーの名作「レ・ミゼラブル」が原案の時代劇という情報もあった。念頭にあるのは好調な大河ドラマ「龍馬伝」で、木村は口にはしないが、主演の福山雅治に相当のライバル心を持っているともっばら。「今回脚本が進まないのも、福山を意識して時代劇にこだわったため」(フジ関係者)といわれている。
結局、時代劇はポシャり、現実味を帯びているのは過去の名作のリメークで、唐沢寿明が「白い巨塔」で主役を演じたようなパターンとか。まさに二転三転である。
また、ヒロインでも揉めている。有力候補として急浮上しているのが佐々木希。「木村は綾瀬はるかを指名したが、TBSがドラマ『仁』の特番を制作するのでスケジュールが取れない」(制作関係者)ようだ。
以上の結果、局内で飛び交っているのが4月ではなく5月スタート、4月は「SMAPxSMAP」の2時間SPを放送して急場をしのぐというもの。総集編、山ほどあるお蔵になったコーナー収録VTRを編集すれば、4週くらいのオンエアはわけもないという。
しかしねえ、企画がひっくり返ってドタバタしてもろくなことはないのは、昨年の中居正広の『婚カツ!』が証明しているではないか。
“木村”は過去にも、出演したドラマや映画でいろいろなトラブルを起こしている。
現場ではそのへんはみなわかっているのか、「大河女優がキムタクとの共演を拒否か!?」(年2月12日:リアルライブ)などと報じられもしている。
木村は、役者は素材であり、制作する側にそれをどう磨いてもらうか、という立場がわかっていないのではないか。
磨く人がどのような考え方であれ、輝けるようにするのが役者としての実力ではないのか。
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