オセロ・中島知子が「東京スポーツ」(2010年3月4日付)で取り上げられている。例の激太りの件とかと思いきや、日本最後の天然痘患者という話だ。まさか、今時天然痘か、と思うかもしれないが、まあ東スポだから、そのへんは気持ちを緩やかに読み進めよう。
では、具体的にどう書かれているのか。引用する。
1958年の世界保健機関(WHO)総会で世界天然痘根絶計画が可決され、80年にWH0は天然痘の世界根絶宣言を行った。つまり、この世からこの疫病は消えた。現在、天然痘ウイルスはテロに悪用されるのを防ぐため、米国とロシアで厳重に保管されているらしい。
そんな恐ろしい伝染病だが、日本で最後に感染した人物がなんと芸能界にいる。唐沢俊一氏の著書「唐沢先生の雑学授業」によると、それはオセロの中島知子(38)。幼少期に弱い毒を用いた予防接種を受けた家族から感染。軽い発疹や40度を超える高熱で死のふちをさまよった。病名は仮性天然痘(重症にはならない)。仮性と言えども天然痘には変わりがない。その時点で、国内にほとんど症例がなかったため、全国の医師から臨床の申し込みと皮膚のサンプル提供の依頼が殺到したという。今では中島は感染病より、食べすぎによる激太りが懸念されているが…。
全くだ。
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