近藤真彦が、ジャニーズ事務所のKAT-TUNを離脱することになった赤西仁に、ジャニーズ事務所の先輩としてエールを送ったと話題になっている。
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「ルールを守って、人を裏切るようなことをしていなければ、温かく見守ってあげたいね」。1980年に歌手デビューし30周年記念全国ツアーを展開中。鹿児島市民文化ホールでのコンサート開催前に赤西について問われると、穏やかな表情でキッパリと語った。全盛時はやんちゃだった近藤真彦も、事務所の先輩として、ジャニー喜多川翁にかわって赤西仁を激励するようになった。「オレだって人のこと言えないくらい好き勝手なこと、ずっとやってきたから…」。人気絶頂だった80年代半ばからレースを始め、一時は芸能活動をほぼ休止するほど重点を置いていた。米国での成功を夢見る後輩の姿が、自身の若かりしころにダブったかのようだ。
「米国で歌うって、そんなに甘いものじゃないって自分でも分かっているでしょう。先輩の歌手たちも米国に行ってみんな打ちのめされて帰ってきたんだから。でもそのチャレンジ精神はすごく買っているんだ」(中略)
一方で、1人抜ける事態を迎えるKAT?TUNへの思いやりも忘れない。「SMAPだって成功しているじゃない」。
96年にSMAPを脱退してオートレースの道に転身した森且行(36)を引き合いに出し、「彼も好きな世界に行って成功して、SMAPもどんどん飛躍していった。そういうケースもある。5人が今まで以上に力を合わせて、パワー出してほしいね」。(サンケイスポーツ)
しかし、「エール」ではあるが、「米国で歌うって、そんなに甘いものじゃないって自分でも分かっているでしょう。先輩の歌手たちも米国に行ってみんな打ちのめされて帰ってきたんだから」という言い方からすると、全米進出に関してはかなりシビアな見方をしていることもうかがえる。
それを見返すことが出来るかどうかは赤西仁次第だろう。
ジャニーズタレントの歩みについては、『ジャニーズの歴史 完全保存版』(鹿砦社)に詳しく書かれている。ファンはぜひご一読いただきたい。
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