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「メーンパーソナリティーが15人もいるなんて前代未聞ですよ。あまりに多すぎてテレビ画面に全員が映るのは難しいでしょうね」総合司会は、徳光和夫&西尾由佳理の両アナウンサーがつとめるという。
こう明かすのは事情に詳しいテレビ関係者だ。
「TOKIO」の5人に、メンバー全員が平成生まれなことから命名された10人組アイドルグループが加わり、計15人が番組の顔となる。
「当初は現在大活躍中の嵐が最有力候補に挙がっていましたが、2年前に務めたことと、多忙のためスケジュール調整が難しいという理由で暗礁に乗り上げた。もっともすでに大ブレークしていることで、ジャニーズサイドがメリットを感じなかったのかもしれません。24時間テレビにパーソナリティーとして出演すれば、その後のブレークにつながっていくケースが多いですからね」(テレビ関係者)。そこで浮上したのが「いまひとつ伸び悩んでいるHey!Sey!JUMP」だった。
ただ、軽妙なトークが展開できるかどうか未知数だったため、場慣れしているTOKIOとの"W出演"で決着がついたようだ。
嵐は先日、国土交通省・観光庁が観光立国推進に向けて起用する「観光立国ナビゲーター」にボランティアとして就任した。
観光庁はこれからの地域経済の活性化に大きな効果が見込めるとし、新たなキャッチフレーズ「Japan. Endless Discovery.」のもと、当面の最重要市場である中国をはじめとした東アジア諸国などで海外プロモーション活動を行う。東アジアでの人気・実績を考えれば、嵐の起用は人選としても妥当である。
ボランティアといいながらも、嵐のイメージアップと露出の戦略として考えれば「いい話」である。そりゃ、『24時間テレビ』なんかやっていられないかもしれない。
ただ、嵐がダメなら、本来ならもっと使うべきグループはあった。そう、赤西仁を渡米させず、ここはKAT-TUNでいくべきところだったろう。
初動の勢いが止まって、今やお荷物扱いされている同グループにとって、格好のテコ入れ仕事だったのではないだろうか。
Hey!Sey!JUMPやTOKIOの起用は、はからずもKAT-TUNの窓際ぶりを際立たせるものとなってしまった。
