天地真理、現在は会費収入でシニアマンション暮らし
天地真理の「恋する夏の日」を「夏の歌の戦後史」として記事にしようと思っていたら、タイムリーな記事が更新された。週刊新潮が天地真理の“衝撃の現在”を取り上げ、Jキャストニュースがその後追いで「天地真理 食費1日500円のシニアマンション一人暮らし」というタイトルどおりの記事を更新している。
70年代、というよりも「アイドルの戦後史」としてその最初に名前をあげるとすれば、やはり私は天地真理を選ぶだろう。
天地真理は、71年に放送された人気ドラマ『時間ですよ』の「隣のまりちゃん」役で一躍脚光を浴びた。同番組の従業員役を選ぶオーディションで合格できなかったが、主演の森光子の提案で、急遽役を作ってもらって出演。合格した西真澄がその後さっぱりで、逆に天地真理の人気が出たという珍しいケースだった。
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森光子の慧眼というより、当時の選考委員はいったいどこに目をつけていたのかという気がする。

「恋する夏の日」は天地真理7枚目のシングルである。天地真理にとっては最後のオリコン1位曲である。つまり、天地真理のピークはこの歌までといえるかもしれない。
歌手としては南沙織、小柳ルミ子らと『三人娘』といわれたが、天地真理が世に出るキッカケとなったTBSで、72年~75年に冠番組の『真理ちゃんシリーズ』が放送されたり、73年にはブロマイド年間売上枚数が女性部門でトップになったりと、アイドル性は天地真理が際立っていた。
70年代後半に、甲状腺の病気で休養したため、歌手として第一線から名前は消えたが、復帰後は『オレたちひょうきん族』に出演して、今でいうバラドルのような仕事をしたり、ヌード写真集を発表したり、にっかつポルノ映画に出演したりした。
そして現在は、冒頭の記事に書かれているが、横浜市内の家賃7万円のシニアマンションで一人暮らし。離婚後は再婚せず。おそらくは病気が原因と思うが、一人娘との同居も解消していた。
「気分が悪くなったら、ボタンを押せば救急車が来るんですよ。だからここでね、余生をゆっくり過ごそうと思って…。1日500円でお弁当もつくのよ。お肉とか、お魚とか。夕方の4時半になると、フロントへ取りに行くの」と語る天地真理。
家賃はファンクラブの会費でまかなわれているという。当時のファンが今も天地真理を支えているのだ。
それ自体はいい話なのだろうが、やはりかつての華やかな時代を考えると哀しい。当時を知っている者からすると、天地真理の口から「余生」なんて言葉は聞きたくなかった。

70年代、というよりも「アイドルの戦後史」としてその最初に名前をあげるとすれば、やはり私は天地真理を選ぶだろう。
天地真理は、71年に放送された人気ドラマ『時間ですよ』の「隣のまりちゃん」役で一躍脚光を浴びた。同番組の従業員役を選ぶオーディションで合格できなかったが、主演の森光子の提案で、急遽役を作ってもらって出演。合格した西真澄がその後さっぱりで、逆に天地真理の人気が出たという珍しいケースだった。
森光子の慧眼というより、当時の選考委員はいったいどこに目をつけていたのかという気がする。

「恋する夏の日」は天地真理7枚目のシングルである。天地真理にとっては最後のオリコン1位曲である。つまり、天地真理のピークはこの歌までといえるかもしれない。
歌手としては南沙織、小柳ルミ子らと『三人娘』といわれたが、天地真理が世に出るキッカケとなったTBSで、72年~75年に冠番組の『真理ちゃんシリーズ』が放送されたり、73年にはブロマイド年間売上枚数が女性部門でトップになったりと、アイドル性は天地真理が際立っていた。
70年代後半に、甲状腺の病気で休養したため、歌手として第一線から名前は消えたが、復帰後は『オレたちひょうきん族』に出演して、今でいうバラドルのような仕事をしたり、ヌード写真集を発表したり、にっかつポルノ映画に出演したりした。
そして現在は、冒頭の記事に書かれているが、横浜市内の家賃7万円のシニアマンションで一人暮らし。離婚後は再婚せず。おそらくは病気が原因と思うが、一人娘との同居も解消していた。
「気分が悪くなったら、ボタンを押せば救急車が来るんですよ。だからここでね、余生をゆっくり過ごそうと思って…。1日500円でお弁当もつくのよ。お肉とか、お魚とか。夕方の4時半になると、フロントへ取りに行くの」と語る天地真理。
家賃はファンクラブの会費でまかなわれているという。当時のファンが今も天地真理を支えているのだ。
それ自体はいい話なのだろうが、やはりかつての華やかな時代を考えると哀しい。当時を知っている者からすると、天地真理の口から「余生」なんて言葉は聞きたくなかった。

GOLDEN☆BEST/天地真理 コンプリート・シングル・コレクション・アンド・モア
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックハウス
- 発売日: 2002/11/20
- メディア: CD
この記事へのコメント
数年前にテレビの特番で 拝見しましたが また話題から遠のいていました。でも お元気でいらっしゃると聞いて安心しました。
「恋する夏の日」が発売されたのは 私が小学校一年生の時(確か 1973 07/01) 大好きで 良く真似しましたね!ファルセットで!^^というか 私も 声変わり前の ボーイ・ソプラノでしたから 地声で歌えましたっけ。^^;
・・・私の中では 時間のとまった 永遠の白雪姫でいてくれることでしょう。。。そう思うことに!☆
ただただビックリ( ・_・;)しました・・・
ファンクラブには、入ってなかったけど。
ご訪問&nice!ありがとうございました。
真理ちゃんは好きで、良く歌も歌っていました。今でも夏になると、自然と何かしらの曲を口ずさんでいます。
可愛かったですよね~。
今でもファンの方が支えていらっしゃるんですね^^
幸せを願わずにはいられません・・・。
これから宜しく御願い致します♪
YouTubeでその後の真里ちゃんを見た時は
ショックを受けまいした。あまりにも変わっていました、顔もスタイルも、でも何かふっきれていて幸せそうにも見えました。
「気分が悪くなったら、ボタンを押せば救急車が来るんですよ。だからここでね、余生をゆっくり過ごそうと思って…。1日500円でお弁当もつくのよ。お肉とか、お魚とか。夕方の4時半になると、フロントへ取りに行くの」そんな言葉に過去の華やかな生活にこだわらず前を向いてる真里ちゃんが見えるようです。
(jyoji-san)
あまりにも現実的なことで…タレントは夢や華やかさが
私たちをワクワクさせるのであって、
こうした現実的なことは正直あまり知りたくないかな。
天地さん頑張ってくださいね。
私も、彼女は小学生のときのスターでした。
南田洋子さんもそうでしたが、これからの芸能人は
老いも見せていかなければならないので大変ですね
そうですね、私もびっくりしました。
でもスターだった人でも、スターでなくなれば
違う暮らしになるのは当たり前で、加齢なども
ありますから、当時と今とをいきなり直結させて
見るとびっくりするのかもしれませんが
経過を追えばその人なりの必然性はあるんでしょうね
彼女もいろいろな番組に出ていましたが
私はやはり「時間ですよ」で歌っていた
「まりちゃん」がいちばんいいですね。
そうですね。500円で肉も魚も……という彼女のコメントは
昔映画やドラマになった「21歳の父」のシーン、
盲目の花嫁がわずかな収入でも「十分お金持ちです」と
言ってるせりふと重なるところがあって
薄幸感が伝わり切なくなりました。
ファンはありがたいですね。
今回のニュースで、ファンクラブに
入りたいという人が新たに出てくるかもしれませんね。
たとえばAKB48の40年後に、ファンは
彼女たちの生活を支えているでしょうかね。
こちらこそよろしくお願いします。
なるほど、そうですよね。
こういうニュースだと、どうしても、がっかり
哀しい、さびしい、といった負の感想になってしまいますが
別に彼女は悪いことをしているわけでもないし
前を向いてる感想こそふさわしいかもしれませんね
週刊誌はそれほど近影をセンセーショナルに
扱っていないので、気を使っているのかもしれません。
「あのスターは今どうしているか」というのは
よくある企画で、こちらもつい知りたくなりますが、
いきなり今と結びつけて
勝手にがっかりしてしまうのは、
失礼なことかもしれませんね。
ファンクラブで、そのお歳まで生計を見てもらえるなんて、アイドル系では、この方くらいの「最高ランク」のような気も致しましたので。
妄言多謝。
全盛時に「いくら稼いだか」は
そのときの格を判断するものに
なるのかもしれませんが、
引退後「いつまで稼げるか」というのも、
その芸能人の価値を示すものといえるかもしれません。
これからも 自信を 持って 生きて下さい。
いつも あなたは 美しいと 思います。
自暴自棄になっても本当のファンの為に自殺せず生きてきたのだと思う。
ツラい事も常に笑顔。壮絶な人生を送ってきたのだろう。
この当時の芸能界はヤクザ界だったからね。