バナナ、ケーキとダイエットの真実
バナナをどうやって食べるか、というのが、目下のところ私のテーマです。歯ごたえもあり、甘みもあり、消化・吸収が良く、ビタミンB6、ビタミンC、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富。食物繊維も含まれています。にもかかわらず、かつては高級品だったのに、最近はずいぶん安くなりました。包丁を使わず、手軽に摂れる携行性の栄養源だとも思います。学者によっては、熟したバナナに抗腫瘍性を発見したりもしています。
しかも、こぶりの台湾ものにかわって肉厚のフィリピンものが主流になり、食べ応えがあります。
これは単に輸入国が変わっただけでなく、スウィーティオ、完熟王、もっちりっちなどは、日本向けに品種改良したもので、一口にいうと、バナナでありながら中をモチモチさせているんですね。
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一方で、我が家はケーキ類をよく食べます。しかし、ケーキを専門店で買うと高いです。直径15センチの5号サイズでも2000円以上、18センチの6号サイズでは3000円をゆうに超えます。日々のおやつとしては買えません。食べ過ぎることで乳脂肪やショートニング、糖分など摂り過ぎてしまうかもしれません。
そこで、バナナを使って自家製ケーキを作ったらいいのではないか、ということを考えました。そうすれば市販品のケーキより安く、クリームの量もコントロールできるのではないかというわけです。
ネットでいろいろ調べて、まず買ったのは森永製菓の「モントン」(プレーン)1箱。タカナシ乳業の「特選北海道純生クリーム47」200cc、バナナ、キウイ。
スポンジは、シロウトでも作れるスポンジケーキミックスの力を借りることにしました。キウイは緑です。黄色だと糖度が高いので、甘いケーキとの相性としてどうなのかな、と勝手に懸念しました。
卵と牛乳、モントンはそのまま混ぜて、ハンドミキサーであわ立てて付属の型に流し込みました。この作業だけで10分。160℃のオーブンで40分焼くと、直径17センチのスポンジが焼き上がりました。
そして、冷めたところで、半分にカット。下半分のスポンジの上に泡立てた生クリームをのせて、バナナの輪切りをのせてまた生クリーム。上半分のスポンジで挟んだら、残りの生クリームを塗り、上にはキウイとバナナを飾ってみました。

クリームのコントロールといいながら、結局ゴテゴテしてしまいました。
さて、問題の費用ですが、バナナはそんなに使わないので、ブランドではなく特売で一房78円のものにしました。バナナやキウイの代わりに苺をのせたとしても、市販品の約1/3の値段で作れると思います。
ま、見栄えに拘らなければこんなものでいいかな、と自画自賛で納得しています。
ところで、今回材料をネットでいろいろ調べたのですが、バナナは、いまだにダイエットの材料としてもてはやされていることを知りました。
朝バナナダイエットは医学的には論破されたはずですが、市場的にはまだ生きていたのですね。
冒頭に書いたように、バナナはいろいろな栄養成分に恵まれた食材です。だからといって、その使い方を間違えてはいけないと思うのです。
文部科学省が発表している「五訂増補日本食品標準成分表」によると、生バナナはモサモサしているようで、可食部100g中75.4gが水分。いくら食べても栄養分は4分の1しかない。あとは水。そりゃ、痩せます…。
バナナ自体に痩せる成分があるわけではなく、(水分の多い)バナナを食べることで、他の食材を食べなくなるから痩せる、だけの話です。
つまり、いつもどおりごはんを食べていたらバナナをいくら食べても痩せないし、かといって食事を摂らずにバナナばかり食べていると、今度は他の食材から摂るべき栄養が摂れなくなってしまいます。
たとえば当時、医師・作家の米山公啓氏はこう指摘しています。
さらに、バナナ含まれる食物繊維は不溶性で、水溶性はその10分の1といわれています。水溶性は海藻類や果物に多いのですが、同じ果物のなつめは水溶・不溶合わせて12.5g、はっさくでも1.5gあり、バナナの1.1gを上回っています。
ちなみに、はっさくはビタミンB群が合計0.09mgで、これはバナナと同じ。つまり、バナナにいわれる「ダイエット効果」が本当なら、はっさくでとっくに実現できていなければおかしいのです。
納豆、白インゲン、ココア、キャベツ……これまで、食材単品にスポットをあてたダイエット法はいろいろ取り沙汰されたましたが、実はみな同じようなものです。
本当はどれも食材としての意義はあるはずなのに、根拠がないダイエット法に利用され、ダイエットにならなかったとその価値まで低く見られてしまう。
バナナは美味しくて栄養成分のバランスが良いもの。それ以外の邪心は抜きにしてありがたくいただきましょう。
しかも、こぶりの台湾ものにかわって肉厚のフィリピンものが主流になり、食べ応えがあります。
これは単に輸入国が変わっただけでなく、スウィーティオ、完熟王、もっちりっちなどは、日本向けに品種改良したもので、一口にいうと、バナナでありながら中をモチモチさせているんですね。
一方で、我が家はケーキ類をよく食べます。しかし、ケーキを専門店で買うと高いです。直径15センチの5号サイズでも2000円以上、18センチの6号サイズでは3000円をゆうに超えます。日々のおやつとしては買えません。食べ過ぎることで乳脂肪やショートニング、糖分など摂り過ぎてしまうかもしれません。
そこで、バナナを使って自家製ケーキを作ったらいいのではないか、ということを考えました。そうすれば市販品のケーキより安く、クリームの量もコントロールできるのではないかというわけです。
ネットでいろいろ調べて、まず買ったのは森永製菓の「モントン」(プレーン)1箱。タカナシ乳業の「特選北海道純生クリーム47」200cc、バナナ、キウイ。
スポンジは、シロウトでも作れるスポンジケーキミックスの力を借りることにしました。キウイは緑です。黄色だと糖度が高いので、甘いケーキとの相性としてどうなのかな、と勝手に懸念しました。
卵と牛乳、モントンはそのまま混ぜて、ハンドミキサーであわ立てて付属の型に流し込みました。この作業だけで10分。160℃のオーブンで40分焼くと、直径17センチのスポンジが焼き上がりました。
そして、冷めたところで、半分にカット。下半分のスポンジの上に泡立てた生クリームをのせて、バナナの輪切りをのせてまた生クリーム。上半分のスポンジで挟んだら、残りの生クリームを塗り、上にはキウイとバナナを飾ってみました。

クリームのコントロールといいながら、結局ゴテゴテしてしまいました。
さて、問題の費用ですが、バナナはそんなに使わないので、ブランドではなく特売で一房78円のものにしました。バナナやキウイの代わりに苺をのせたとしても、市販品の約1/3の値段で作れると思います。
ま、見栄えに拘らなければこんなものでいいかな、と自画自賛で納得しています。
ところで、今回材料をネットでいろいろ調べたのですが、バナナは、いまだにダイエットの材料としてもてはやされていることを知りました。
朝バナナダイエットは医学的には論破されたはずですが、市場的にはまだ生きていたのですね。
冒頭に書いたように、バナナはいろいろな栄養成分に恵まれた食材です。だからといって、その使い方を間違えてはいけないと思うのです。
文部科学省が発表している「五訂増補日本食品標準成分表」によると、生バナナはモサモサしているようで、可食部100g中75.4gが水分。いくら食べても栄養分は4分の1しかない。あとは水。そりゃ、痩せます…。
バナナ自体に痩せる成分があるわけではなく、(水分の多い)バナナを食べることで、他の食材を食べなくなるから痩せる、だけの話です。
つまり、いつもどおりごはんを食べていたらバナナをいくら食べても痩せないし、かといって食事を摂らずにバナナばかり食べていると、今度は他の食材から摂るべき栄養が摂れなくなってしまいます。
たとえば当時、医師・作家の米山公啓氏はこう指摘しています。
朝食をカロリーの低いバナナにすれば痩せるのは当たり前の話。絶食と同じ理論で、ありがたがることはないんです。だいたい、ご飯と味噌汁が好きな日本人が365日、バナナで我慢できるはずがありません。最初の1、2カ月は続くでしょうが、やがてご飯を食べ始め、リバウンド太りするのがおち。1年間、バナナダイエットを続ける人がいたら、会ってみたいものです。この方法を妄信している人には“早く目を覚ましなさい”と言いたい。(「日刊ゲンダイ」2008年9月29日付)ビタミンB群が脂質や糖質の代謝を促すともいわれていますが、実は同じ果物なら、パイナップルの缶詰やなつめやしの方がビタミンBは多いのです。
さらに、バナナ含まれる食物繊維は不溶性で、水溶性はその10分の1といわれています。水溶性は海藻類や果物に多いのですが、同じ果物のなつめは水溶・不溶合わせて12.5g、はっさくでも1.5gあり、バナナの1.1gを上回っています。
ちなみに、はっさくはビタミンB群が合計0.09mgで、これはバナナと同じ。つまり、バナナにいわれる「ダイエット効果」が本当なら、はっさくでとっくに実現できていなければおかしいのです。
納豆、白インゲン、ココア、キャベツ……これまで、食材単品にスポットをあてたダイエット法はいろいろ取り沙汰されたましたが、実はみな同じようなものです。
本当はどれも食材としての意義はあるはずなのに、根拠がないダイエット法に利用され、ダイエットにならなかったとその価値まで低く見られてしまう。
バナナは美味しくて栄養成分のバランスが良いもの。それ以外の邪心は抜きにしてありがたくいただきましょう。
この記事へのコメント
カラーの感じも 白、バナナ色、キウィのグリーンと 爽やかな感じがしますね!^^
うちはなかなか ケーキのスポンジを焼けないので 作ることはないんですが たまには やってみようかな!^^
焼く前の生地に つぶしバナナを 混ぜ込むと しっとりするんですよね!あ~食べたくなってしまった。。。^^☆
私には飾り付けのセンスもないので、
こんな風に綺麗にできて羨ましいです。
ゆうのすけさんもおっしゃってますが、
パウンドケーキの素に潰して混ぜても美味しいです♪
あとはクレープの具にするのも好きです(*´∇`*)
お菓子作りにもいいですね〜
ケーキおいしそう〜
なかなか買ってくることができません。
この手作りのケーキは、キウイとバナナが美しくトッピングしてありとても美味しそうですね。
このケーキが盛り付けられているお皿は、我が家にもあります♪
沢山食べてもヘルシーな感じで美味しそうです。
爺もバナナ大好き爺さんなんです。
ケーキのイチゴはそのまま食べるいちごよりも酸味が強いのは、それで甘いケーキが引き立つ・・・んでしたっけ?
なのでキウイの酸味、良さそうですね。
バナナダイエットって食事の代わりにバナナで満腹・・・ってことと、その繊維でその他の摂取したものを包み込んでしまう、とか聞いたことあります。それなら海草のワカメでも良いんじゃないかと思って、食事の前にワカメを結構な量食べてたら痩せましたよ(笑)。。
私には、バナナは甘いから飽きるけど、ワカメは大丈夫って感じです。
バナナ+リンゴ、野菜などのミックスジュースは雑誌で見たことはあります。今度試してみます。
豪華なバナナケーキですね〜 美味しそう!!
うちも毎朝ヨーグルトにバナナをトッピングして食べます。
今では、安すぎて、驚いております。
栃木のガッツ石松氏は、バナナの愛好者のようですけど。
子どもの頃、遠足と言えばデザートがバナナでした^^
手軽で持ち運びにも便利だったからでしょうか^^
そういえば、母と兄がバナナダイエットやってました。
1~2ヶ月した頃すっぱりとやめ、最初は良かったけどその後減らないって・・・
私は、到底バナナだけではお腹が空いて無理なので全くやりませんでした^^
バナナは生地に混ぜて焼いても甘味や香りがステキなので、私はホットケーキに加えることもあります。
ケーキ美味しそうに出来てますね♪
バナナ好きです!カリウムも多いので高血圧にも良いと思います。
モリクミさん、リバウンドしてましたけど(笑)
量も調節できるので・・・体には良いので
はないですか?つい口当たりが良いと食
べすぎってこともあるので~~。
それをずっと続けていますが、確かにダイエットの効果が
あるかどうかと言われると・・・
中国が意地悪して輸入ストップしたので、日本に過剰に流れてきてますね。
バナナ、子供の時は高級品でした。
当時は、台湾バナナ
病気しないと、バナナは食べられなかった。(笑)
これホントですよ。。
その分、今食べてますけどね。。(笑)
今まで、余分なカロリーを摂り過ぎていたようです^^;)
私もお菓子に使うならつぶして生地に混ぜてしまう方だったので、
たまには飾ってあげようかなと思いました~
バナナは太ると思っていたんですが、そうでもないんですね。
もう少し食べようかな
以前はなまるマーケットで放送していました。
私はそれを続けています
ご参考まで↓↓
http://www.tbs.co.jp/hanamaru/tokumaru/20120427.html
みなさんのブログにお邪魔した際にまた書かせていただきます。
モントンはホント、便利です。
ステマではなく実際使ってみた上での率直な感想です。
今、早速教えたら…
「バナナでダイエットしようとは思ってないもん!」
と小憎たらしいことを言っております…( ̄□ ̄;)!!
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I have read this post and if I could I want to suggest you some interesting things or suggestions.
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