池上梅園、元オーナーの謎と開花状況
池上梅園に行ってきました。「梅は咲いたか、桜はまだかいな」と江戸端唄でうたわれますが、池上本門寺に隣接する池上梅園の梅は、今月22日が見頃といわれています。が、日曜日ということで開花状況を確認するつもりで行ってみました。東京の最南端にある大田区の中央部に位置する馬込、久が原、池上などは、台地と呼ばれる少し地面が高めの所があります。馬込と池上の間にある池上本門寺も周辺施設とは高低差が激しく、そのひとつが、丘陵斜面等を利用した庭園である池上梅園です。

梅は東京都大田区の花だそうですが、区内の梅の名所といえばやはり池上梅園でしょう。

小倉誠という方の邸宅が東京都に譲渡され、その後大田区に移管。78年に梅園として開園され、約8,800平方メートルに、園内には30種、370本あまりの紅白の梅の他、ツツジ・サクラ・モモ等の植木が植えてある、と梅園の掲示板には書かれています。
が、大田区の公式サイトによると、持ち主の記述が「小倉誠氏」ではなく「伊東深水氏」になっています。
伊東深水氏といえば有名な画家で、タレントの朝丘雪路の父親ですよね。
小倉誠氏なのか、伊東深水氏なのか。いったいどちらが正しいのでしょうか。
池上梅園を紹介するサイトでは、伊東深水氏宅は戦災で焼失し、その後、同地を小倉誠氏が使ったと書かれています。
それが事実だとすると、大田区の公式サイトが誤りということになります。が、もしかしたら、名義は伊東深水氏のまま、小倉誠氏が使っていたのかもしれません。となると大田区は間違ってないことになります。
どちらが持ち主でも、池上梅園の価値に変わりはないかもしれませんが、開園の経緯を公にするのなら、そこも正確に紹介した方がいいと思います。

さて、行ったのは午後だったのですが、日曜日だけあって賑わっていました。ウイークデーはほとんど人はいないんですけどね。

丘陵斜面に梅が植え込んであるため、下から見るか、丘陵を登りきった「見晴らし台」に行くかしなければなりません。順路に沿っていくと階段を上ります。


登りきった見晴らし台では、写真撮影したり、下の景色を眺めたりしている人々がいました。



鳥が花の蜜を吸っていました。メジロでしょうか。

下りの階段はやや急でした。高齢者は気をつけた方がいいかも。

水琴窟もあります。流れる水が楽器が奏でるような音を出すという庭園の装飾ですね。

全体として見ると、やはり全面開花はもう少し先でしょうかね。開花するとここ全体がが桃色と白色になりますから。来週の日曜日でももう1度行ってみようかと思います。
ちなみに、区内には国道15号線(第一京浜)沿いに聖蹟梅屋敷公園という所もあります。ここは、梅の木のほか、私が小学校時代、級友と相撲を取っていた本格的な土俵もあっておもしろいところなのですが、今後は国道の拡幅事業で削られてしまうかもしれません。また別の機会にブログでご紹介できればと思います。
みなさんの地元の梅園の開花状況はいかがですか。
◆池上梅園
東京都大田区池上2-2-13
池上梅園事務所:03-3753-1658
都営浅草線、西馬込駅から徒歩10分

梅は東京都大田区の花だそうですが、区内の梅の名所といえばやはり池上梅園でしょう。

小倉誠という方の邸宅が東京都に譲渡され、その後大田区に移管。78年に梅園として開園され、約8,800平方メートルに、園内には30種、370本あまりの紅白の梅の他、ツツジ・サクラ・モモ等の植木が植えてある、と梅園の掲示板には書かれています。
が、大田区の公式サイトによると、持ち主の記述が「小倉誠氏」ではなく「伊東深水氏」になっています。
伊東深水氏といえば有名な画家で、タレントの朝丘雪路の父親ですよね。
小倉誠氏なのか、伊東深水氏なのか。いったいどちらが正しいのでしょうか。
池上梅園を紹介するサイトでは、伊東深水氏宅は戦災で焼失し、その後、同地を小倉誠氏が使ったと書かれています。
それが事実だとすると、大田区の公式サイトが誤りということになります。が、もしかしたら、名義は伊東深水氏のまま、小倉誠氏が使っていたのかもしれません。となると大田区は間違ってないことになります。
どちらが持ち主でも、池上梅園の価値に変わりはないかもしれませんが、開園の経緯を公にするのなら、そこも正確に紹介した方がいいと思います。

さて、行ったのは午後だったのですが、日曜日だけあって賑わっていました。ウイークデーはほとんど人はいないんですけどね。

丘陵斜面に梅が植え込んであるため、下から見るか、丘陵を登りきった「見晴らし台」に行くかしなければなりません。順路に沿っていくと階段を上ります。


登りきった見晴らし台では、写真撮影したり、下の景色を眺めたりしている人々がいました。



鳥が花の蜜を吸っていました。メジロでしょうか。

下りの階段はやや急でした。高齢者は気をつけた方がいいかも。

水琴窟もあります。流れる水が楽器が奏でるような音を出すという庭園の装飾ですね。

全体として見ると、やはり全面開花はもう少し先でしょうかね。開花するとここ全体がが桃色と白色になりますから。来週の日曜日でももう1度行ってみようかと思います。
ちなみに、区内には国道15号線(第一京浜)沿いに聖蹟梅屋敷公園という所もあります。ここは、梅の木のほか、私が小学校時代、級友と相撲を取っていた本格的な土俵もあっておもしろいところなのですが、今後は国道の拡幅事業で削られてしまうかもしれません。また別の機会にブログでご紹介できればと思います。
みなさんの地元の梅園の開花状況はいかがですか。
◆池上梅園
東京都大田区池上2-2-13
池上梅園事務所:03-3753-1658
都営浅草線、西馬込駅から徒歩10分
この記事へのコメント
そろそろ春ですね。
梅の花はちらほらと咲き始めています。
また白いのは見ていませんが、紅いのはちらほらと。
お散歩に梅探しはちょうどいい感じです。
ですが、都内、しかも、大田区に、梅林があるのですね!
梅の名所はあったかな?
今度調べてみましょう
日当たりの良い梅は部分部分咲いていますが、
全体として蕾がふくらんできたという感じです。
私も来週・・・大阪城の梅園に行こうと思ってます。^^
大阪に行くか、京都に行くか。。。
梅&メジロ・・・一度撮ってみたいです ∈^0^∋
少し早く春の訪れを告げるように咲く梅、
落ち着いた美しさと穏やかさを感じる花で大好きです♪
梅の花は香りでその存在に気付きますよね~(^_-)-☆!
花が少なくてさびしかったことを覚えています。
今の家の庭は梅の木は1本だけですが満開です。
大阪に住んでいたころ、大阪の街が暑いのは町に緑が
少なくて涼むところがないからだ、って言われていましたが
あながち間違いじゃないかもなーと思います。
”梅は咲いたか、桜はまだかいな”は江戸端唄だったのですね。
昔、すでに亡くなっている親父が梅の咲くころよく口ずさんでいたのを思いだします。
存在のようですね。
逆に行きたいです。
白梅ですね。
和を感じますね~
日本、見るところたくさんあるなぁ。
ただ、それはそれで綺麗でしたよ☆
知らなかった。。
東京に転勤になって時、西馬込駅近くの会社の寮に暫く住んでいました。
このころは、周りの地理に不慣れだったので、やむ得ませんね。
みなさんのブログにお邪魔した際にまた書かせていただきます。
kojiyanさん。
そうですね。今頃になると口ずさみますね。