セブンゴールド 金の食パン、低カロリーと独特の甘さをどう見るか
セブンゴールド 金の食パン。半年ほど前から発売されているセブンイレブンブランドの食パンです。いまだに評判がツイートされたり、web掲示板でスレが立ったりしています。食パンは最近、近所の格安マーケットからばかり利用していた私も、それならばと思い今更ですが買ってみました。セブンゴールド 金の食パンについて、最近のメディアではこう報じています。
そんなにすごい食パンなのか、公式サイトには材料がこう書かれています。
・セブン&アイグループ限定仕様のスペシャルブレンド小麦粉
・北海道産生クリーム
・北海道産甜菜糖
・カナダ産はちみつ
・赤穂の天日塩
強力粉とバターだけではなく、いろいろ入っているようです。
メディアで取り上げられたり、ネットで書き込まれたりするのはステマかもしれません。ふっくらパンならベーカリー(その場で焼いて売る)にかなわないのではないか、という気もします。
が、いずれにしても、自分で食べてみなければ評価すべきではありません。
いつも行くセブンイレブンで買ってきました、セブンゴールド 金の食パン。

買ってきて妻に渡すと、こう言いました。
いつも買う食パンよりも重い
包装の外から見ると、金粉のようなものが見えるのですが、中のパンを取り出すと

見かけは極普通の食パンです
公式サイトには食べ方が書かれていますが、何もせずそのまま食べてみました。
妻「しっとりしている。そして、モチっとしている。他の食パンより重かったのはそれだけ水分が多いからではないか」
私は正直なところ、食べたときは他の食パンと違いがよくわかりませんでした。ただ、食べた後、ほんのりと甘さが残るような気がしました。
おそらく原材料である「北海道産生クリーム」「北海道産甜菜糖」「カナダ産はちみつ」の影響でしょうね。
我が家でよく食べている食パンは、Pascoの「超熟(5枚スライス)」

そして、最近はこちらにもハマッています。
「白い食卓ロール」

これらとの違いはどうでしょうか。
「セブンゴールド 金の食パン」と「超熟」は同じ「食パン」で競合しますが、数字が少し違います。

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表は、「セブンゴールド 金の食パン」のほか、ヤマザキの「芳醇」、フジパンの「本仕込」、第一パンの「ホテルの朝」、そしてPascoの「超熟(5枚スライス)」と、競合商品を数字で比べてみました。
カロリーがもっとも高いのが「ホテルの朝」。持ったときは“重い”「セブンゴールド 金の食パン」は、実はいちばん低カロリーでした。
炭水化物がいちばん低かったのも「セブンゴールド 金の食パン」。食塩も一番下でした。
低カロリー、低塩、低炭水化物と、食パンの健康志向三冠王……。
これは競合他社製品をあからさまに意識しましたね。
ただ、私のような“ちょい食いしん坊”は、6枚スライスでは物足りなくて5枚スライスを購入してますから、逆に低カロリーにすることで物足りなさを感じてしまうかもしれません。
しかも、価格が他社の約2倍というのもちょっと気になります。
それと、私が感じた甘さが消費にどう影響するか。
妻曰く、「『白い食卓ロール』ならクリームシチューと一緒に食べられるが、『セブンゴールド 金の食パン』ではむずかしい」
案外、私のように何もつけずにそのまま食べるのが、実はいちばんいいのかもしれません。
気になる方、まずは2枚120円で試されてはいかがでしょうか。
「食パンの概念を変えた」、「流通の常識を変えた」。その猛烈な売れ行きで製パン、流通業界を驚かせているのが、セブン&アイホールディングス(HD)が4月に発売した「セブンゴールド 金の食パン」だ。一斤250円と同100円強の製パン大手の普及品に比べて約2倍の価格ながら、セブン&アイの店舗ではそれらをはるかに上回る販売量を誇る。「セブンゴールド 金の食パン」で検索してみると、個人ブログ、企業サイトなど、すでにいろいろなところがとりあげていますね。
金の食パンの売れ行きは好調だ。主戦場のコンビニエンスストア「セブンーイレブン」では大手メーカーの売れ筋首位の主力商品の2倍以上と、圧倒的な強さ。イトーヨーカ堂などグループの各スーパーでも、従来の売れ筋商品の販売金額、数量をともに上回る。(2013.10.19産経msn)
そんなにすごい食パンなのか、公式サイトには材料がこう書かれています。
・セブン&アイグループ限定仕様のスペシャルブレンド小麦粉
・北海道産生クリーム
・北海道産甜菜糖
・カナダ産はちみつ
・赤穂の天日塩
強力粉とバターだけではなく、いろいろ入っているようです。
メディアで取り上げられたり、ネットで書き込まれたりするのはステマかもしれません。ふっくらパンならベーカリー(その場で焼いて売る)にかなわないのではないか、という気もします。
が、いずれにしても、自分で食べてみなければ評価すべきではありません。
いつも行くセブンイレブンで買ってきました、セブンゴールド 金の食パン。

買ってきて妻に渡すと、こう言いました。
いつも買う食パンよりも重い
包装の外から見ると、金粉のようなものが見えるのですが、中のパンを取り出すと

見かけは極普通の食パンです
公式サイトには食べ方が書かれていますが、何もせずそのまま食べてみました。
妻「しっとりしている。そして、モチっとしている。他の食パンより重かったのはそれだけ水分が多いからではないか」
私は正直なところ、食べたときは他の食パンと違いがよくわかりませんでした。ただ、食べた後、ほんのりと甘さが残るような気がしました。
おそらく原材料である「北海道産生クリーム」「北海道産甜菜糖」「カナダ産はちみつ」の影響でしょうね。
我が家でよく食べている食パンは、Pascoの「超熟(5枚スライス)」

そして、最近はこちらにもハマッています。
「白い食卓ロール」

これらとの違いはどうでしょうか。
「セブンゴールド 金の食パン」と「超熟」は同じ「食パン」で競合しますが、数字が少し違います。

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表は、「セブンゴールド 金の食パン」のほか、ヤマザキの「芳醇」、フジパンの「本仕込」、第一パンの「ホテルの朝」、そしてPascoの「超熟(5枚スライス)」と、競合商品を数字で比べてみました。
カロリーがもっとも高いのが「ホテルの朝」。持ったときは“重い”「セブンゴールド 金の食パン」は、実はいちばん低カロリーでした。
炭水化物がいちばん低かったのも「セブンゴールド 金の食パン」。食塩も一番下でした。
低カロリー、低塩、低炭水化物と、食パンの健康志向三冠王……。
これは競合他社製品をあからさまに意識しましたね。
ただ、私のような“ちょい食いしん坊”は、6枚スライスでは物足りなくて5枚スライスを購入してますから、逆に低カロリーにすることで物足りなさを感じてしまうかもしれません。
しかも、価格が他社の約2倍というのもちょっと気になります。
それと、私が感じた甘さが消費にどう影響するか。
妻曰く、「『白い食卓ロール』ならクリームシチューと一緒に食べられるが、『セブンゴールド 金の食パン』ではむずかしい」
案外、私のように何もつけずにそのまま食べるのが、実はいちばんいいのかもしれません。
気になる方、まずは2枚120円で試されてはいかがでしょうか。