ソチ冬季オリンピック“不条理なウラ情報”の真相は……
ソチ冬季オリンピックが2月7日に開幕したことで話題になっています。『週刊実話』(2月13日号)では、過去の名場面や選手を写真で振り返るカラーページと、今回のオリンピックの裏話や見どころなどをまとめた記事を掲載しています。かつてのメダル独占を思い出したり、今回の女子フィギアスケートについて理解を助けてもらったりする内容です。
トップページは、やはり72年札幌オリンピックの70メートル級ジャンプ、日本選手の金・銀・銅独占が最初に出ています。
1972年2月というのは、大きな出来事が短期間に続いた時期なのでよく覚えています。この金銀銅独占をはさんで、2月2日には横井庄一さんが満57歳で日本に帰還、2月19日から2月28日は浅間山荘事件がありました。
いまだにテーマソングの『虹と雪のバラード』(トワ・エ・モア)が記憶に残っています。

その下は、98年長野オリンピックで女子初の冬季五輪金メダルに輝いた里谷多英選手。競技以外のところでいろいろある人でしたが、キャプションではその点もさり気なく触れています。
次の見開きには、「冬季五輪史上最大のスキャンダル」といわれた、94年リレハンメルオリンピックの「ケリガン暴行事件」が出ています。
女子フィギアスケートのトーニャ・ハーディングが、ライバルのナンシー・ケリガンを襲ったものの、ケリガンは銀メダル、ハーディングは演技中に靴紐がほどけて泣きながらやり直しを懇願。“天網恢々、疎にして失わず”と報じたマスコミもあったし、ルックスからハーディングに優しいマスコミもありました。
活躍した選手、惜しかった選手なども取り上げているので、ああ、こういうこともあったね、と思い出せるよくまとまったコーナーだと思います。
記事の方は、『テレビ、新聞は伝えないソチ五輪「不条理」直前ウラ情報』というタイトル。

どんなウラか。詳しくは同誌をご覧いただくとして、ひとつだけご紹介すると、今回のオリンピックでもっとも注目されている女子フィギアスケート。浅田真央選手が大変だ、という内容です。
団体戦で失敗すると、そのショックを個人戦に引きずるのではないかという懸念と、韓国の女性審判がいるという話です。
まあ、それらはこれまでにもずいぶん取り沙汰されたことで、とくに目新しいことではないと思うんですけどね。
「日本中がこの3A成功での“リベンジ”を期待している以上、今さらやめるわけにはいかない」と記事は結んでいます。浅田選手も大変だなあと思いますね。
その団体戦は男子はもう始まっていて、女子ショートは9日1時からですが、さて、どうなることでしょうか。

トップページは、やはり72年札幌オリンピックの70メートル級ジャンプ、日本選手の金・銀・銅独占が最初に出ています。
1972年2月というのは、大きな出来事が短期間に続いた時期なのでよく覚えています。この金銀銅独占をはさんで、2月2日には横井庄一さんが満57歳で日本に帰還、2月19日から2月28日は浅間山荘事件がありました。
いまだにテーマソングの『虹と雪のバラード』(トワ・エ・モア)が記憶に残っています。

その下は、98年長野オリンピックで女子初の冬季五輪金メダルに輝いた里谷多英選手。競技以外のところでいろいろある人でしたが、キャプションではその点もさり気なく触れています。
次の見開きには、「冬季五輪史上最大のスキャンダル」といわれた、94年リレハンメルオリンピックの「ケリガン暴行事件」が出ています。
女子フィギアスケートのトーニャ・ハーディングが、ライバルのナンシー・ケリガンを襲ったものの、ケリガンは銀メダル、ハーディングは演技中に靴紐がほどけて泣きながらやり直しを懇願。“天網恢々、疎にして失わず”と報じたマスコミもあったし、ルックスからハーディングに優しいマスコミもありました。
活躍した選手、惜しかった選手なども取り上げているので、ああ、こういうこともあったね、と思い出せるよくまとまったコーナーだと思います。
3A成功での“リベンジ”できるか?
記事の方は、『テレビ、新聞は伝えないソチ五輪「不条理」直前ウラ情報』というタイトル。

どんなウラか。詳しくは同誌をご覧いただくとして、ひとつだけご紹介すると、今回のオリンピックでもっとも注目されている女子フィギアスケート。浅田真央選手が大変だ、という内容です。
団体戦で失敗すると、そのショックを個人戦に引きずるのではないかという懸念と、韓国の女性審判がいるという話です。
まあ、それらはこれまでにもずいぶん取り沙汰されたことで、とくに目新しいことではないと思うんですけどね。
ソチ大会に韓国の女性審判員、コ・ソンフィが入った。彼女は「浅田はヨナと違い、技術に問題アリ」など、キム・ヨナを露骨に応援する発言をしたこともある。しかも昨今では「フィギュアはバレエ」なる認識が深まっており、難易度の高い3Aで得点を稼ごうとする浅田の演技に疑問を呈する向きも強まっている。表情、指先までの演技などが加点対象にされるのもフィギュアの特徴であり“浅田不利”の空気は否めない。(中略)高難度の技だけでは高得点につながらない審査基準や、寄付活動の印象が懸念されるのは、このブログの1月18日の記事「浅田真央VSキム・ヨナ、その意味を考える」で書いたとおり、人間の好みで点をつける競技だからです。
「キム・ヨナは東日本大震災やフィリピンの台風被災地に多額な寄付をしています。次回の地元韓国・平昌大会の招致活動中は広報大使も務め、国内の貧困や難病の子どもたちへの寄付活動にも熱心です。そういう情報は審判員にも刷り込まれているはず」(スポーツライター・飯山満氏)
「日本中がこの3A成功での“リベンジ”を期待している以上、今さらやめるわけにはいかない」と記事は結んでいます。浅田選手も大変だなあと思いますね。
その団体戦は男子はもう始まっていて、女子ショートは9日1時からですが、さて、どうなることでしょうか。