勇吉丸の丸子峠大鯛焼き屋大森店は日本でニ番目に大きい鯛焼き
勇吉丸が販売している丸子峠大鯛焼き。東京大田区大森の名物たい焼きといわれています。何が名物かというと、「日本で二番目に大きい」全長26センチの鯛焼きなのです。マグロ船のような名前のお店には、お食い初め、結婚式、誕生日、卒業祝いや結婚式の引出物として注文があるそうです。甘くてお子さんでも食べられる“鯛の尾頭付き”といったところでしょうか。
鯛焼きが縁起物になるんですね。
考えてみると、本物の鯛は骨がありますし、人によって魚の好き嫌いもあります。
たんなる飾りではもったいない。どうせならみんなで楽しく食べられるものがいい、と考えると、大きな鯛焼きを“鯛の尾頭付き”に使うという発想もなるほどと思います。
販売している勇吉丸は、どうして日本一を名乗らないのでしょうか。
静岡に本店がある丸子峠大鯛焼き屋が、さらに大きい60センチの鯛焼きを売り物にしているからです。
東京大森店の勇吉丸は、それにつぐ26センチから扱っているので、日本で二番目というわけです。
勇吉丸も60センチを焼けばいいのに、と単純に思いますが、重くてひっくり返すのが大変だし、1枚を焼くのに時間がかかるそうです。
そう、大きいからといって機械を使うのではなく、人間の手作業で焼いているのです。
勇吉丸は、大田区の蒲田と大森を結ぶ東邦医大通り環七近くの四つ角を、京急より(東側)に進むと住宅街の中にあります。
また今日も暗くなってしまいました。暗くなるのがどんどんはやくなっていますね。

お店の前にある「日本で二番目に大きい鯛焼き」という看板が目につきます。
勇吉丸は事前に電話で注文すると焼いておいてくれます。たくさん買うと、個数や値段の端数をおまけしてくれるようです。
まるで結婚式の引出物のような包み方。

中は、発泡スチロールですが、尾頭をのせるようなお皿の形をしています。

実際に、お食い初めなど、おめでたいことのお使いに需要があるので、すでにここから“鯛の尾頭付き”なのです。
まあ主役の赤ちゃんには無理ですが、鯛のおカシラよりも安いしいいでしょうね。
せっかくなので大・中・小と買い揃えました。

大は23センチ×17センチ。宣伝には26センチと書いてありますが、冷めて縮んだのかな。まあそれでも大きいですね。

テッシュの長辺とほぼ同じ長さです。

中は16センチ×11センチ。これでも他店のより大きいです。

小は13センチ×9センチ。これが他店並みのサイズです。

ただしこちらは(大も中もそうですが)、羽付き餃子ならぬ羽根つき鯛焼きです。
中はこんな感じです。

皮もある程度厚みはありますが、焼きたての時は皮が柔らかいのでアンコが盛り溢れます。
勇吉丸のある大田区大森西は、最寄りの駅が京急線大森町、もしくは平和島です。
大森町は、往年の名脇役、立原博の出身であることを以前書きました。
『喜劇怪談旅行』立原博も加わった大田区出身トリオが好演!

立原博がこよなく愛した大森町の駅前商店街
平和島駅の住所は大田区大森北6丁目ですが、同駅を最寄り駅とする東京湾の人工島の名前から、1961年に学校裏駅を改称しました。
平和島というのは、戦時中に埋め立てられ、連合国側の捕虜を収容する場所(東京捕虜収容所)に、戦後の一時期は東條英機ら戦犯の収容所にもなっていました。
そこで、平和への祈りを込めて「平和島」と呼ばれるようになったそうです。
現在は私営、区営のプール、フィールドアスレチックの平和島公園、野鳥公園、大森ふるさとの浜辺公園、京浜島つばさ公園、大森海苔のふるさと館といった施設・公園などのほか、企業の倉庫があります。
平和島界隈にある公園は、たとえば「(昔海だったから)大森ふるさとの浜辺公園」「(飛行機が見えるから)京浜島つばさ公園」など、名称はたんなる地名ではなく、そこに公園の存在意義を加えるのが特徴です。
大森西のとなり町は、これまで何度かご紹介した梅屋敷です。

梅屋敷駅前商店街(ぷらもーる梅屋敷)
梅屋敷商店街には、以前、「たい焼きのあんこ論争、32の熱論から新たな真実!」という記事で、神戸発幸せの黄金鯛焼きを食べに行ったことを書きました。

かつてあった神戸発幸せの黄金鯛焼き梅屋敷店
が、残念ながら同店はその後まもなく閉店してしまいました。
今や大森地区唯一と言っていい名物店として、孤塁を守っている勇吉丸にこれからも頑張ってほしいと思います。

鯛焼きが縁起物になるんですね。
考えてみると、本物の鯛は骨がありますし、人によって魚の好き嫌いもあります。
たんなる飾りではもったいない。どうせならみんなで楽しく食べられるものがいい、と考えると、大きな鯛焼きを“鯛の尾頭付き”に使うという発想もなるほどと思います。
販売している勇吉丸は、どうして日本一を名乗らないのでしょうか。
静岡に本店がある丸子峠大鯛焼き屋が、さらに大きい60センチの鯛焼きを売り物にしているからです。
東京大森店の勇吉丸は、それにつぐ26センチから扱っているので、日本で二番目というわけです。
勇吉丸も60センチを焼けばいいのに、と単純に思いますが、重くてひっくり返すのが大変だし、1枚を焼くのに時間がかかるそうです。
そう、大きいからといって機械を使うのではなく、人間の手作業で焼いているのです。
テッシュの箱と同じサイズ
勇吉丸は、大田区の蒲田と大森を結ぶ東邦医大通り環七近くの四つ角を、京急より(東側)に進むと住宅街の中にあります。
また今日も暗くなってしまいました。暗くなるのがどんどんはやくなっていますね。

お店の前にある「日本で二番目に大きい鯛焼き」という看板が目につきます。
勇吉丸は事前に電話で注文すると焼いておいてくれます。たくさん買うと、個数や値段の端数をおまけしてくれるようです。
まるで結婚式の引出物のような包み方。

中は、発泡スチロールですが、尾頭をのせるようなお皿の形をしています。

実際に、お食い初めなど、おめでたいことのお使いに需要があるので、すでにここから“鯛の尾頭付き”なのです。
まあ主役の赤ちゃんには無理ですが、鯛のおカシラよりも安いしいいでしょうね。
せっかくなので大・中・小と買い揃えました。

大は23センチ×17センチ。宣伝には26センチと書いてありますが、冷めて縮んだのかな。まあそれでも大きいですね。

テッシュの長辺とほぼ同じ長さです。

中は16センチ×11センチ。これでも他店のより大きいです。

小は13センチ×9センチ。これが他店並みのサイズです。

ただしこちらは(大も中もそうですが)、羽付き餃子ならぬ羽根つき鯛焼きです。
中はこんな感じです。

皮もある程度厚みはありますが、焼きたての時は皮が柔らかいのでアンコが盛り溢れます。
勇吉丸のある大田区大森西とは
勇吉丸のある大田区大森西は、最寄りの駅が京急線大森町、もしくは平和島です。
大森町は、往年の名脇役、立原博の出身であることを以前書きました。
『喜劇怪談旅行』立原博も加わった大田区出身トリオが好演!

立原博がこよなく愛した大森町の駅前商店街
平和島駅の住所は大田区大森北6丁目ですが、同駅を最寄り駅とする東京湾の人工島の名前から、1961年に学校裏駅を改称しました。
平和島というのは、戦時中に埋め立てられ、連合国側の捕虜を収容する場所(東京捕虜収容所)に、戦後の一時期は東條英機ら戦犯の収容所にもなっていました。
そこで、平和への祈りを込めて「平和島」と呼ばれるようになったそうです。
現在は私営、区営のプール、フィールドアスレチックの平和島公園、野鳥公園、大森ふるさとの浜辺公園、京浜島つばさ公園、大森海苔のふるさと館といった施設・公園などのほか、企業の倉庫があります。
平和島界隈にある公園は、たとえば「(昔海だったから)大森ふるさとの浜辺公園」「(飛行機が見えるから)京浜島つばさ公園」など、名称はたんなる地名ではなく、そこに公園の存在意義を加えるのが特徴です。
大森西のとなり町は、これまで何度かご紹介した梅屋敷です。

梅屋敷駅前商店街(ぷらもーる梅屋敷)
梅屋敷商店街には、以前、「たい焼きのあんこ論争、32の熱論から新たな真実!」という記事で、神戸発幸せの黄金鯛焼きを食べに行ったことを書きました。

かつてあった神戸発幸せの黄金鯛焼き梅屋敷店
が、残念ながら同店はその後まもなく閉店してしまいました。
今や大森地区唯一と言っていい名物店として、孤塁を守っている勇吉丸にこれからも頑張ってほしいと思います。