マルチメディアデイジー教科書、読み書き障害の児童生徒向け教材

マルチメディアデイジー教科書をご存知ですか。通常の教科書と同様のテキスト、画像を使用したコンテンツによって、テキストに音声をシンクロ(同期)させて読む教材ソフトです。ユーザーは音声を聞きながらハイライトされたテキストを読み、同じ画面上で絵をみることもできます。(上の画像はイメージ画像です)

デイジーコラージュ 5
2008年9月17日に、「教科用特定図書普及促進法(教科書バリアフリー法) 」と、「著作権法第33条の2」が改正されました。
「著作権法第33条の2」です。
第三十三条の二 教科用図書に掲載された著作物は、視覚障害、発達障害その他 の障害により教科用図書に掲載された著作物を使用することが困難な児童又は生徒の学習の用に供するため、当該教科用図書に用いられている文字、図形等の拡大その他の当該児童又は生徒が当該著作物を使用するために必要な方式により複製することができる。
これにより、障碍のある児童・生徒のための、「拡大」教科書や、もとの作品から「複製」されたデジタル教科書等が、製作できるようになりました。
そこで登場したデジタル教科書が、「マルチメディアデイジー教科書」です。

マルチメディアデイジー教科書『ごんぎつね』より
「マルチメディアデイジー教科書」というのは、文字通り「マルチメディア」と「デイジー」の教科書コンテンツです。
マルチメディア(multimedia)とは、映像や音楽など複数の情報を含む動的コンテンツ。
デイジー(DAISY=Digital Accessible Information SYstem)とは、 直訳すると「アクセシブルな情報システム」。
つまり、再生すると、教科書の画像表示と、テキストの音声読み上げと、並行して読み上げ該当箇所をハイライトする動的なコンテンツです。
それによって、「読む」ことと「字を追う」ことを同時並行的に行うことができ、かつ文字の学習もできます。
「マルチメディアデイジー教科書」のデータは、PCやタブレット、iPhoneなどにダウンロードして専用アプリで再生します。
マルチメディアDAISYコンテンツ『ごん狐』(新美南吉)を、専用ソフトAMISで再生しているところがYoutubeの動画としてまとめられています。
「マルチメディアデイジー教科書」の対象は、弱視等の視覚障害や聴覚障害がある人はもちろん、視覚や聴覚には問題がないのに、読み書きが困難なディスレクシア(学習障害)等の発達障害、知的障害、高次脳機能障害で視覚異常が残る人などです。
マルチメディアデイジー教科書の資料にわかりやすい文字の見え方の資料を発見。
— Yuki Makino (@fuwafuwatrain) 2016年7月8日
私は、文字がにじんで、かすんで、時々鏡混じり。
数年前まで、その見え方が当たり前だと思っていた。でも違うらしいと知った時の衝撃が今も忘れられない。 pic.twitter.com/B00bibIL0e
マルチメディアデイジー教科書の公式サイトを開設しているのは、(公財)日本障害者リハビリテーション協会です
http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/book/daisytext.html
2012年度から、同協会を中心にボランティア21団体と協力してコンテンツを提供しているそうです。
障碍者の教材として役立てるということですが、現在再生に対応しているのは、Windows、およびiPad、iPod touch、iPhoneなどの携帯端末で、Chromium OSとMAC OSには未対応です。
マルチメディアの教材なら、教育用に普及が進むChromium OSや、マルチメディア向きのMAC OSなどはぜひ対応していただきたいですね。
我が家では、自宅学習に使えるかどうかを妻が確認している段階です。
関心のある方は、公式サイトから申請とダウンロードをされてみてはいかがでしょうか。
国産減塩ブランドだし
話は変わりますが、ここのところ、『国産海藻のおみそ汁』(神州一味噌)にハマっています。
商品は、わかめ汁3食、めかぶ汁3食、海苔汁2食の合計8食入りですが、いずれも
1.国産の海藻を具材にしたみそ汁
2.やさしい味わいの減塩タイプ(30%塩分カット)
3.だしの産地にもこだわり(焼津産鰹節、北海道産昆布)
だそうです。
「有明産」の海苔汁は香りが芳しい
インスタント味噌汁は、以前は粉末味噌で化学調味料に頼った作り方が口に合わなかったのですが、今や生味噌が主流で、味も格段に良くなり、忙しいときはこの商品のお世話になります。
インスタント味噌汁は召し上がりますか。

ひかり味噌 カップみそ汁 あさり 1食×6個
この記事へのコメント
これからの時代、誰もが使える、当たり前の教科書になるといいですね。
ボヤッとしていて、授業が教科書のどこを
読んでいるかわからなくなったことって
ありません?
「言葉」とひところで言っても、「読む」「聴く」「書く」「喋る」など多様な運用法があり、それぞれ連動していながらも、まったく異なった効果をもたらす場合も多いものです。そしてそれぞれの運用法が人間の精神に異なった刺激を与えるものでして、だから「言葉」に関してはできる限り多くの運用法を毎日続けることで非常に大きな効果が出てくるものだと思います。この教材は「音声」があることがとても意味があり、さらにハイライトによって、「心の中に刻まれる」可能性もグッと上がりそうです。
国産減塩ブランドだし・・・わたしもインスタント味噌汁、よく利用しておりますよ。この商品も食べたことありますし、いろんな味噌汁、あるいはスープを試しています。例えば、持ち帰りのお寿司などが食事のときにインスタント味噌汁、最適なんですよね。そして確かに美味しいものがおおくなってます。
中曽根元首相と宮本顕治のエピソードなどを拝読していると、今の政治家たちと人間のスケールがあまりに違うと言いますか、しかしこれってほとんどの分野に共通する傾向のような感が強いですね。
政治家に目を向ければ、右も左もお互い重箱の隅を楊枝でほじくるだけで、「敵ながら天晴れ」なんていう関係はまず見当たらないですね。福島瑞穂が安倍首相を実は(なかなかやるのう・・・)とか思っていたらおもしろいですが、ギャグでしかありえない話ですし(笑)。そもそも自民党内でも傷口のなめ合いはあっても、互いにリスペクトなんていう関係はそうそうなさそうです。なにせつい最近まで稲田朋美が総理大臣の有力候補だったという体たらくのトンデモ政界ですものね。あの「魔の2期生」なんていうのは、政治家としての資質以前に、人間としての品性が愚劣な人間がほとんどで(一応「全員」とまでは言いませんが 笑)、今後の政界もさらに酷いことになると予想する方が無難です。
それにしてもいっぷく様のお話を拝読させていただいていると、また昭和史をじっくり読んでみたくなります。さきほどのお話に戻りますと、政治家だけでなく、ほとんどの分野で、映画監督、小説家、俳優、そしてプロレスラーもそうですが、スケールが小さくなっておりますよね。もちろん錦織圭など、昭和の時代では考えられなかったメジャースポーツで世界の一流になるような人もいますから、一概には言えませんが、やはり平成の時代は何とも言えない停滞感、すっきりしない感、そしてスケールダウンしていることの「つまらなさ」は強く感じます。そうした流れに関係あるかどうかはさて置いて、今現在の映画興行を見ても、『名探偵コナン』が数週間前からぶっちぎりで独走してるんですが、(これでいいのか?)とどうしても憂いてしまいます。
4月からの『孤独のグルメ』、高知ではまだ一切放送しておりません(笑)。山田華さんがお好きということを知り、観る気満々だったのですが、またもや「高知時間」に泣かされております。おそらく放送は、数か月~半年後ではと空しく予想しております(笑)。
>地上波のテレビ見るよりネットの方が面白くなってしまったようです。
確かに今の地上波のテレビ番組よりはネットがずっとおもしろいですね。YouTubeだけでも何が飛び出るか分からないほどの動画がありますし。オールドファッションのアメリカンプロレスの映像もごまんとありますが、ハリウッドやフランス俳優たちの何十年も前のインタヴューなんかもあって、(こんなものまで観られるのか・・・)と吃驚します。かつては高いお金を払ってバレエのDVDなども買っていたのですが、そういう芸術方面もいくらでもあるんですよね。対して地上波のテレビはスカスカの番組ばかり。スポーツ中継はテレビの有利な役割だと思うのですが、これもずっと前から、「スポーツ以外の気色悪い要素」が入り過ぎてまったく観る気がしません。 RUKO
このような技術の応用。そしてそれを認める法改正。いいですねー!
マルチメディアデイジー教科書、体験してみたいですね(^^)
永谷園の「あさげ」を常備しています。
法律も改正されてたのですね!
とても良いことだと思います。
一緒に勉強でき、障がいによる差を埋めれるなんて
なんて素敵なことでしょう!!!
インスタントのお味噌汁を飲む機会がホントにないんですよね。
でも、海苔汁とか作った事がないので飲んでみたいです。
カップみそ汁手軽でおいしいですよね。
色んな方達に利用価値があると思いますね~
私は画像編集「デイジーコラージュ 10」を
利用してますが「デイジーコラージュ5」なんですね・・