鯛らぁめん狐狸丸(大田区西蒲田)創作『鮮魚系ラーメン』の店

鯛らぁめん狐狸丸(こりまる、大田区西蒲田)というお店に行きました。比較的近くに鯛ラーメンの店ができたという情報が3軒あったのですが、ふたつは新しくできた店で、狐狸丸はそのうちの一軒です。JR京浜東北線(東海道線)蒲田駅を西口下車して徒歩約6分の工学院通り商店会にあります。

鯛ラーメンは新しい店だけでなく、最近は豚骨ラーメンでおなじみの横浜家系ラーメン希家までが、鯛塩ラーメンも始めました。
今、鯛は流行しているのか
ネットを調べると、『ズームイン!!サタデー』(2014年12月27日)でラーメン評論家、石神秀幸氏が来年流行するラーメンとして、『鮮魚系ラーメン』を紹介していたという話がでてきます。
昆布や煮干しなどの乾物ではなく、乾燥していない状態の魚介類を使ってだしをとるものです。
そこで、Googleで「鯛ラーメン」(約12,800,000件)「鯛だしラーメン」(約3,590,000件)と検索すると、かなり出てきました。
鯛らぁめん狐狸丸

狐狸丸は白い壁と提灯が目印です
狐狸丸のスープは、宇和海産の真鯛を使用した魚介スープと、鳥取県の大山鶏をふんだんに使用したWスープです。

ラーメン本体とチャーシューが別々にでてきます
2つの個性を最大限に活かすため、別々に毎日スープを取り、一晩寝かせて旨みを凝縮させているそうです。
麺は三河屋製麺製のストレート中細タイプ。
さらに「返し」(ラーメンのタレのようなもの)として、スープで使用した真鯛のアラを骨まで砕いて味を抽出しているそうです。

スープは清湯系
チャーシューは、脂身はさらりとした甘さが特色のスペイン産イベリコ豚肩ロースを使用。

食べるときに、しゃぶしゃぶのようにスープにくぐらせて食べるそうです。
純白な高台型の丼の6分目ぐらいに盛り付けるのは、創作ラーメンタイプの店でよく見かけます。


ずいぶん手間を掛けた上品な味です。
ただ手間を掛けているので、量産はできないでしょうね。
鯛らぁめん狐狸丸の、現在の店主だけが作れる創作ラーメン。
Googleのレビューを見ると、接客に難ありという辛い評価もありますが、作ることで精一杯なのかもしれません。
味の評価は悪くないので、ぜひ長く続けていただきたいですね。
鯛ラーメンはお好きですか?
人生の自己決定権とは
今日話題になっていたのはこのニュースです。
人工透析を中止して亡くなった妻が、中止撤回の意思を示していたことがうかがえるので、夫が「もっとはやく確認していたら」と後悔している話です。
透析治療をやめる意思確認書を提出した女性が死亡…死亡前日に透析中止を撤回したいと夫婦で申し出るも無視され死亡https://t.co/tiBqNK8MqA
— sakamobi.com (@sakamobi) 2019年3月7日
ネット界隈では「医師は悪くない」「患者の自業自得」って意見が多いけど、これの何が問題って患者本人が「撤回したい」と言ってるのに無視されたことやぞ。
例によって、数行の報道だけですべてがわかるわけではありません。
ただ、ネット掲示板では、患者が亡くなったのは、「透析中止意思確認書を提出した患者が土壇場で心変わりするのが悪い、自業自得」論があります。
が、この件は、本人が「意思」の撤回を表明しても通らなかった、つまり「自己決定がゆがめられなかったか」ということが問題になっているので、その限りにおいてもネット民の書き込みはズレているとおもいます。
いずれにしても、私が何度も書いてきたように
ピンピンコロリがいいといっても、いざその場になったら心境の変化はあり得る
人間なんて、弱くていい加減なものなんです。
でも、人間は無謬でも万能でもないのだから、「そうなってみないとわからない」ことは多々あります。
ですから私は、今なんでもない人が、もし重篤な病気になっても無駄な治療はしない、などと言いきっているのを額面どおりは受け取りません。
そもそも「無駄な治療」ってなんでしょう。
治らない治療が無駄という理屈なら、緑内障は黙って失明しろというのでしょうか。
糖尿病は放置して合併症になりなさいということでしょうか。
軽々しく治療を無駄扱いはしないでほしいですね。
こういう場合、もちろん自己決定権の尊重は大事ですが、それには特定の死生観にのせられてもいけないし、そもそもそれが「トレンド」になるのはおかしいとおもいます。
自分の人生観と事情を勘案して、後悔しないようにすること。
そして人間の心境はいつかわるかもしれず、当然それは尊重されるべきです。

鯛塩ラーメン 10個セット
この記事へのコメント
いいかもしれませんね。
このように手間暇をかけてじっくり作られたラーメンを食べたことは、ひょっとしたら一度もないかもしれません。だいたい足を運ぶラーメン店はチェーン店ばかりです。それにしても、いかにも上品そうな見た目のラーメンです。鯛の薫りが画面のこちら側まで漂ってきそうです。麺が白くて細いので、一瞬ソーメンのようにも見えますね。
>接客に難あり
接客に関しては評価が難しい場合もありますね。まあ人間同士、許容できる範囲か否かというところが根本になるとは思います。少々の無愛想と「不遜」の違いなどはしっかり判別したいところです。
人生の自己決定権とは・・・医療機関側は常に、患者側から「意思」の撤回があり得ることを想定しておくべきですよね。余程理不尽な要求なら別ですが、患者側にとったら、生きるか死ぬかの瀬戸際での選択です。そうそう明確な線引きができるわけもありません。
>治らない治療が無駄
この考えの人たちって、まったくの無知、思考能力ゼロ、それ以上に、人間性において最悪の部類に入りますね。人間って、最終的には皆死にます。つまり人間全員、「死病」を患っていて、「治らない病気」なんですよね。この「無駄」という考えを突き詰めれば、「すべての医療は無駄」→「生きているのも無駄」→「生まれるのも無駄」ということになります。この程度の思考もできない人たちがきっと毎日ネットへ馬鹿なこと書き込んでいるのでしょうね。病んだ世の中です。
>そういう脚本が求められている時代になっているのだとおもいます。
まったくおっしゃる通りだと思います。なんだかんだ言って、制作サイドは才能も知識もある人が今でも多く集まっており、過去の傑作映画などもよく知っている人が大部分だと思うのです。問題は鑑賞者のレベルですよね。ただ、昭和から平成にかけての日本って、映画だけでなくいろんな分野で、「良質な鑑賞者(ファン)の育成」に失敗していると思うのです。この件については今後もじっくり考えていきたいと思っております。
>50人巡回する時間が2年前より10分ぐらい余計にかかっています。
そうなのですか!毎日やってらっしゃるとなると、累積時間は大きいですね。由々しき問題です。
>So-netブログの利用が、この2年でさらに低下の一途
詳しいことはチェックしておりませんが、それはまあ想像がつきます。このサービス内容では(笑)。わたしの場合はどうしてSo-netブログをメインブログのしたのかはっきりと覚えてませんが(笑)、その前に2~3のブログサービスを試してみて、何となくSo-netブログがやりやすかった記憶はあります。でもわたしはサービスのいろんな機能を試すことはあまりしませんので、「やりやすかった」という印象自体間違っていたのかもしれません(笑)。この件についても長くなりそうですので、また後日書かせていただこうと思います。 RUKO
行ってみよう。
撤回をなぜ受け付けなかったのかによってはこれって殺人って事にならないの?
命の危険があるのになぜ医師は患者の希望を聞き入れなかったのでしょう?自分の意志を伝えられなかったのでしょうか?最期まで自分の意志を反映出来るようなシステムにしてもらいたいものです。
細麺も好みです^m^
想像以上に苦しかったのかもしれません。
ボクの父は事故でしたが、事故の2日後に亡くなりました。
2日間あったとはいえ、もっとあんなことをしておけば良かった…という後悔は今でもありますね。事故で悲しかったとかいうのは全く別にしても。事故も病気も変わらない想いだと思います。
我が家では、意識が戻らない状態になったら延命治療はしないでほしいということを全員で確認しています。
知り合いで人工透析をし若くして亡くなった人が居ましたが、終末期は苦しそうでした。こちらとしては早く解放してあげたいと思っていましたが、本人は最後まで透析に拘っていたので、難しい問題ですね・・・。
見るからに上品そうな出来栄え。
純白の器に白いスープ、麺、お味は
どうなんでしょうね("^ω^)・・・
鯛めしも鯛ソーメンも。
香りも良いし、上品なラーメンになるのでしょうね。
器も素敵だし、高級感のあるラーメンですね。
わからないと思います。