四方晴美、チャコちゃんとして『子供ドラマ』シリーズの基礎作り

四方晴美、チャコちゃんとして『子供ドラマ』シリーズの基礎作り

四方晴美さん(1957年5月19日~)の誕生日です。おめでとうございます。四方晴美さんは、私の世代では「チャコちゃん」としておなじみの元子役です。

四方晴美さんは、「チャコちゃん」という女の子を主役にした、毎週木曜日、19時30分~20時までTBSで放送されていた1話30分の連続ドラマに出演していました。(画像は http://gensun.org/pid/790606 より)

四方晴美さん(1957年5月19日~)の誕生日です。おめでとうございます。四方晴美さんは、私の世代では「チャコちゃん」としておなじみの元子役です。

四方晴美さんは、「チャコちゃん」という女の子を主役にした、毎週木曜日、19時30分~20時までTBSで放送されていた1話30分の連続ドラマに出演していた元子役です。

『パパの育児手帳』(1962年10月15日~1963年5月24日)
『チャコちゃん社長』(1964年7月17日~10月2日)
『チャコちゃんハーイ!』(1965年2月4日~1966年1月27日)
『チャコちゃん』(1966年2月3日~1967年3月30日)

昭和の時代は、30分で1話完結する、特撮・アニメ・ケンちゃんシリーズなどの『子供ドラマ』がゴールデンタイムで放送されていました。

四方晴美さんの両親は、安井昌二、小田切みきという俳優夫妻。

四方晴美さんの両親は、安井昌二、小田切みきという俳優夫妻

上記4作は、このご夫婦に、子供として実娘の四方晴美が配役された、つまり本当の家族が、家庭・家族を舞台にしたストーリーを演じました。

ドラマでは、子どもの成長や、親子の葛藤など日常の出来事をベースに、高度経済成長期の明朗で健康な家庭のあり方が描かれていました。

でも、本当の両親ではやりにくかったか、途中から、両親役は佐藤英夫と高田敏江に代わりました。

そして、チャコちゃんには、ケンちゃん(宮脇康之⇒宮脇健)という弟ができ、

『チャコねえちゃん』(1967年4月6日~1968年3月28日)
『チャコとケンちゃん』(1968年4月4日~1969年3月27日)


という2作を撮った後、チャコちゃんは勇退して、「ケンちゃんシリーズ」が始まります。

すし屋のケンちゃん、ケーキ屋ケンちゃん、おもちゃ屋ケンちゃん、おそば屋ケンちゃんなど、昭和世代の方は記憶にありませんか。


そのチャコちゃんとケンちゃんが、同窓会的対談を行ったということで、過日話題になりました。


内容は、宮脇健が「全盛時の年収は1億円くらい。今なら6億円」だったのに、舞い上がって全部使うどころか借金までしてしまったという、何年も前からすでにネタとしているエピソードが語られているだけですが、チャコちゃんが久しぶりに表舞台に出てくれたのはよかったですね。

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チャコねえちゃん


チャコねえちゃん・タイトル
『チャコねえちゃん』第1巻より

『チャコねえちゃん』の記念すべき1話『シンデレラの靴』は、DVD化されています。

子供用長靴の片方を、ケンちゃんが道で拾い、綺麗に磨いて落とし主を探します。

シンデレラの靴
『チャコねえちゃん』第1巻より

チャコちゃんの協力もあって、落とし主を見つけたのですが、その親は、「そんなのもういらない」「本当はあんたが盗んだんじゃないの?」とケンちゃんの心を踏みつける言い方をしてしまいます。

しかし、ケンちゃんの両親らはケンちゃんをいたわり、落とし主の女の子も、ケンちゃんに素直に感謝して2人は友だちになるという話です。

ドラマの作り方が、いつも子どもの味方で、決して子どもを裏切らない、きれいなストーリーでした。

シリーズは、昭和が終わるよりもひと足早く1982年に終了しましたが、2010年にCSのホームドラマチャンネルで久しぶりに放送されました。

今や、子供も忙しくて、『子供ドラマ』など時代遅れになってしまったのかもしれません。

が、おとなになった時、何十年も前のドラマでも、「ああ、あのドラマはいつも楽しみにしてみてた。またみたいなあ」と懐かしめるような番組は今はあるのでしょうか。

(本日の画像は http://gensun.org/pid/790606 より)

チャコちゃん [VHS]
チャコちゃん [VHS]

チャコねえちゃん DVDコレクション
チャコねえちゃん DVDコレクション

この記事へのコメント

2019年05月19日 02:09
かなり苦労されたんですね、ケンちゃん。
2019年05月19日 03:06
四方晴美、チャコちゃんとして『子供ドラマ』シリーズの基礎作り・・・チャコちゃんはもちろん知っておりましたが、主役の時期のものは観てないような。『パイゲンC』という飲料も初めて見ました。それにしても、『パパの育児手帳』っていうタイトルはすごいですね(笑)。「パイゲン」というネーミングもなかなかのものですが。そう言えば今は子供向け番組がメインの時間帯ではないのですね。
「ケンちゃんシリーズ」の中では『ケーキ屋ケンちゃん』のテーマ曲、今でも歌えます(笑)。例によって具体的内容はよく覚えてないのですが。多分漠然と観ていたのだと思います。
しかし年収1億円(現在なら6億円)というのは本当なのでしょうか。今売れている芸能人で年収6億行っている人がどのくらいいるのか。しかも子役ですからね。まあ当時は現在と比較してもテレビの注目度は圧倒的に大きかったからなのかもしれませんが、「ケンちゃん」で6億はちともらい過ぎのような気が。
米国では毎年各界の高額所得者が発表されますよね。日本でもスポーツ界は発表されますが(このところずっと錦織圭が全アスリートの中でトップでしたが、大坂なおみに抜かれる可能性大です)、芸能界については正式な年収がほとんど報道されません。年収を発表したら、「好感度」がた落ちのタレントが続出しておもしろいと思うのですが、だからこそ曖昧にしているというのはあるのでしょうね。

>懐かしめるような番組

今の子供たちにとっては実写よりもアニメなのかもしれませんね。と言いますか、多くの日本人が大人になってもアニメを卒業しないですね。いかにアニメのクオリティが高いといっても、この状況は歓迎できません。映画版『コナン』とか、毎回莫大な興行収入です。日本は『アベンジャーズ』よりも国内産アニメの方が興行収入がずっと高いという、世界的にも極めて珍しい国となっております。

・・・

>それでも私の面会が一番多いと、他の患者さんに必ず言われました。

わたしも現在はほとんど病院の職員並にしょっちゅう出入りしております。間違いなくA病院にとって空前絶後の「患者の家族」だと思います。患者さんによっては滅多に面会者が来ない場合も少なくないですものね。そうした患者さんの姿を見かけると胸が痛みます。

イケダハヤトは移住してきた当初は『高知新聞』で取り上げられたりされておりましたが、その後は高知のメディアではとんと見かけません。高知の一般的生活者にはほとんど知られてないと思います。安藤桃子はもともとのメジャー度が番いますから比較になりませんが、全国放送のバラエティ番組にも普通に出演してますし、最近では釣瓶とももクロの番組に数週間に渡って出演し、なかなかの高知ヨイショを展開しておりました。結局移住者は高知の批判ができませんので仕方ない部分はあるのでしょうが、高知の負の側面を多く知っている人間にとって「手放しの絶賛」なんていうのは、(ちょっと違うんじゃない?)どころか、時に馬鹿にされているような気さえします。もちろん安藤桃子に悪気はないでしょうし、本気で(高知、素晴らしい!)と感じている部分が大半なのだろうと思うのですが、「自分にとって高知はいいところ」というのと「一般的に高知はいいところ」というのはまったく違うことはもっと意識してほしいのです。 RUKO
2019年05月19日 06:03
わたしもよく見ていました。
子供向けのホームドラマを作る余裕があったのだなと私は感じます。
テレビ局からは、現在、「小さな大人(消費者)としての子供」と見られているように思ってしまいます。
2019年05月19日 06:30
マジっすか?!チャコちゃんは妹のイメージしかなかった、またしても記憶違いか(^_^;)
にしても今の子の心にはいったい何が残っているんだろう?
2019年05月19日 12:16
パイゲンCとはずいぶんとなつかしい響きですね。ケーキけんちゃんとか次のシリーズは何だろうとか話題でしたね。
2019年05月19日 14:13
チャコちゃん懐かしいです。良く観てました。
けんちゃんはたまにテレビで特集してましたが、以来ご苦労されていたんですね。
2019年05月19日 15:44
こんにちは!
子役で当たった人は大人への変身ができないまま
終わってしまいますね!
2019年05月19日 18:45
チャコちゃんとは同い年なのでチャコちゃんのシリーズはぜんぶ見ていたと思います。ケンちゃんシリーズに変わってからは最初だけであまり見なかったと記憶しています。ケンちゃん、名前が変わったんですね。全盛時代の収入が1億円とは驚きですw(゚o゚)w
2019年05月19日 20:34
こんにちは。
パイゲンCが、懐かしいです。
2019年05月19日 20:59
懐かしいですね。
よく見ていました。
2019年05月19日 21:59
すし屋のケンちゃんから観てました
懐かしいです
2019年05月20日 01:35
当時の1億を稼いでいても、借金を…怖いです(汗)
2019年05月20日 07:47
ケンちゃんシリーズは覚えています!それ以前にちゃこちゃんシリーズがあったんですねー。
昭和の懐かしい感じを思い出します^^