Chromeリモートデスクトップ、作業マシンをブラウザで遠隔操作

Chromeリモートデスクトップ機能は使われていますか。WindowsパソコンやMacからWebブラウザのChromeを使い、タブレットやスマホを通して簡単にインターネットを介した遠隔操作環境が構築できます。速度や画面表示も非常に使いやすくなっています。

先日、Chrome OS(Chromium OS)をご紹介した記事で、Chromeリモートデスクトップという機能を使うと書きました。
⇒パソコンCPU放熱部分リフレッシュ、グリスとエアーダスター使用
米Googleは2019年6月4日に同機能を発表しましたが、Youtubersはさっそく解説動画をアップしています。
ただ、今更ですがずっと閲覧しているところ、その機能が使えるようになるまでの手続き(ダウンロードやインストール、設定など)解説が多く、では具体的にどうなるのかということを端末ごとに比較している構成の動画は見当たらなかったので、わずかな画像ですが、この記事では同じ画面を比較することにします。
Chromeリモートデスクトップとは、GoogleのChromeというブラウザを通じて、パソコンを共有できる機能です。
メインマシンのWindows、Mac、Linuxなどのデスクトップを、GoogleChromeを通じて手持ちのタブレットやスマホに表示して、デスクトップ内のアプリを遠隔操作できます。
まあ、リモートアクセスといいますと、画面が表示されてもその動きはカクカクとして実用に耐えなさそうなイメージがありますが、今回のChromeリモートデスクトップは大丈夫です。
携帯端末が非力であったとしても、メインマシンのマシンパワーで操作します。
では具体的に、画面にどのように映るのかについては、画像でご紹介します。
VivoBook 15 X542UN-8250GO(ASUS)
私はWindows10のパソコンを使っています。
CPUは、Core i5 8250U(Kaby Lake Refresh)1.6GHz/4コア、要するに第8世代です。
メモリは8GBあるので、何とかアドビのPhotoshopが使えます。
それで、作業をするときはこんな感じです。

Chromeリモートデスクトップ機能を使うと、別のパソコンでもこのように表示されます。
そこから、フォトレタッチ作業が可能です。
では、パソコンとタブレットの中間に位置すると言われているChromebookならどうか。
AcerCB3-111-H14M
ChromebookのAcerCB3-111-H14Mでは、GoogleChromeのひとつのタブ中に表示されています。

もともとChromebookは画面が据え置き型ノートよりも小さめですが、表示はやや小さく感じるかもしれませんね。
しかし、スクロールしなくても全画面が把握できるので、作業にはむしろいいかもしれません。
私は、エディタや、前回もご紹介した文書用不定型データベースの『知子の情報』などはこのサイズの表示で使えます。
本来Chrombookは、WindowsやMacのアプリをインストール出来ないところが残念な点でしたが、このリモートデスクトップ機能で使えるようになるのです。
LGT02(LG)
LGT02(LG)は、厚さ7.9mm、重量325gのコンパクトサイズタブレット。
ディスプレイは8.0WXGA IPS液晶 (1,280×800)です。
こんな感じで、画面いっぱいに表示されました。

もちろん、8インチですから、このサイズの表示では、パソコンのようにいっぺんに全部は見えません。
簡単なデータの確認などはいいと思いますが、右や、下は、スクロールしなければならないので、データを作成するのはちょっと手間がかかるかもしれません。
HUAWEI novalite3
このブログでも書きましたが、半年前から使い始めたスマホが、HUAWEI novalite3です。
HUAWEI novalite3のディスプレイは約6.21インチ、19.5:9 TFT、2340×1080ピクセルです。

今回の端末では一番小さいですが、ちゃんと大事なところが入っていますね。
なお、このようなマウスカーソルの動き(赤で囲った所)は、


スマホ側から指による画面タッチで行えます。
静止画像でお伝えできませんが、スムーズに動きます。
移動先でデータの確認や簡単な修正ができる
さて、この機能を使えば、どんな端末でもメインマシンとアプリを共有できることになります。
しかし、アプリによってはライセンスの問題で、同時に2台使えないこともあることにお気づきの方もおられるかもしれません。
そのとおりで、たとえばChromebookでこの機能を使っている時に、スマホで割り込もうとすると、Chromebookは機能を自動的に解除します。
Chromebookを復活させると、今度はスマホの方が落ちます。
まあ、それぞれの端末には役割があり、パソコンで行うことのすべてがスマホでも同じようにできるわけではありません。
しかし、作業マシンを持ち出さなくても、移動先でデータの確認や簡単な修正ができるなら、それだけでも作業効率はかなり向上するのではないでしょうか。
なお、機能の設定方法については、Youtubersがわかりやすい解説動画を何本もあげているので、そちらでご確認ください。

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この記事へのコメント
いっぷくさんに刺激を受けて、自分も2号機のCPU放熱対策を試してみました。何となくファンの動作が少なくなったような感じです。
自分でも考えてもいないのに2台が勝手に連動している部分があって、それはそれで都合の良い部分がありますね。
ただ、顧客情報等の極秘がかなり入るPCなので、情報共有したくないのが現状なんです。
きっとやりようはあるのでしょうが、ボクに使いこなせなかったら困るので、踏み込めません(^^;
とある事情から今現在はAMD製アスロン200geで組んだ
それで急場をしのいでいます。ところがこのスペックでも画像処理程度であるなら十分実用に耐えられるのです。
しかもそればかりかストレスフリーって感じなのです。
その時当初はChromeの利用だったのです。が、
多少の不安を覚えFirefoxへと変えたのです。すると
最近行われた最新アップデートで唯一無二?のブラウザ
へと上り詰めた??のではなかろうかと
一人、嬉々としています。と言うのはここに来て日本語化
がさらに進化したのに加えセキュリティ上の問題解決も図られたのではなかろうかと思っている次第です。長文になり誠に申し訳ございません。と言った訳でではまた、
ありがとうございました。
「Chromeリモートデスクトップ」何となく理解?出来ましたが、移動先で作業が出来れば便利です。ライセンスの問題ありますね。スマホで作業する事はないですが、タブレットで簡単な作業が出来ると便利かな。理想は、PCのハード・ソフト機能をそのままクラウド上においてアクセス作業が出来るのが理想です。
PS.「新卒の初任給程度のお金」を落としたらショックですね。当分立ち直れない感じですが、お金は無くなると入ってくる類のモノと感じます。番号を控えてないと思いますが・・・もしかしたら?落としたお金が手元に戻っている可能性ありますよ!?(=^・ェ・^=)
主に友人知人のPCの操作アドバイスに使っているのですが先日、商用利用の嫌疑が掛けられ操作時間の制約を受けることになり英文で商用利用していない旨を伝えてようやく嫌疑が晴れました。chromeだとこんな心配はいらないのかなぁ~
デスクトップとノートPCとスマホが連動できると楽ちんですね。