名越美香、おニャン子クラブ・ニャンギラスで活躍会員番号9番

今日は、おニャン子クラブのメンバーだった名越美香さん(なごやみか、1966年4月13日~)の誕生日です。おめでとうございます。活動中はニャンギラスというグループ内ユニットでも活躍。引退後は結婚して香港に在住ですが、SNSで近況を知ることが出来ます。

名越美香とは誰だ
名越美香さんは、1985年に誕生し、2年半活躍したアイドルグループ『おニャン子クラブ』のメンバーです。
メンバーには『会員番号』がつくのですが、名越美香は9番でした。
フジサンケイグループ創業家に嫁いだ頼近美津子さん(鹿内キャサリーン美津子、1955年8月1日~2009年5月17日)に似ていたので、「頼近さん」とか、「キャサリン美香さん」などといわれていた、という話も当時はありました。
夕やけニャンニャンとおニャン子クラブ
フジテレビが、1983年に始まった土曜深夜の『オールナイトフジ』という生放送番組で、女子大生を大勢出演させてウケたので、1985年に今度は夕方の時間帯に、女子高校生を多数出演させる『夕やけニャンニャン』が放送されました。
その「高校生」たちのグループ名が、おニャン子クラブといいます。
結成時は11人で、中途加入や卒業(脱退)などを何度か繰り返し、解散時は19人が在籍していました。
彼女たちはバリエーションに富んだメンバー構成から、相互作用的にそれぞれのメンバーの個性が際立ち、その多様な個性でより多くの青少年のファンのニーズを拾い上げることに成功しました。
出すレコードすべてがチャートを賑わし、グループ内ユニットやソロデビューも相次ぎました。
おニャン子クラブはグループとソロを合わせ、当時レコード売上げ年間900万枚以上といわれています。
昨今の人海戦術グループとは違い、握手券なんてなくても、それだけの数字を叩き出したのです。
素人ですから歌がうまいわけでもなく、芸能人としての振る舞いを教育されているわけでもない。
それでも彼女たちは大ブームを巻き起こしました。
1980年代はアイドル黄金時代と言われていますが、彼女たちの活躍が突出した2年半だけを別枠として「1985年代」と称する批評もあります。
その中で名越美香さんというと、『会員番号の唄』でアドリブの振付けをしたり、ユニットのうしろゆびさされ組が『渚の『・・・・・』』を歌っている時、バックで樹原亜紀とおどけて小競り合いしたりなど、奔放なキャラクターだったように思います。
ニャンギラス
私は里歌ちゃん by ニャンギラス pic.twitter.com/XlYVcZOKvV
— 摩訶レコードbot (@jyake_ten_bot) April 10, 2020
おニャン子クラブのメンバーの中から、立見里歌、樹原亜紀、名越美香、白石麻子の4人によるユニットを構成して、歌をリリースしたり、CMに出演したりしました。
初めてのグループ内ユニットです。
色物系ということになっていて、当初白石麻子は「私は色物じゃありません」と泣いて拒絶したそうですが、それをなだめたのが名越美香といわれています。←当時のおニャン子本で読みました。
名越美香は「情に厚く、特に新人おニャン子に対しての「教育係」を自然と受け持っていた」(Wikiより)と書かれていますが、そのあたりを指しているのかもしれません。
おニャン子ザ・ムービー 危機イッパツ!
おニャン子クラブ / お先に失礼
— アイドル懐かしみ隊 (@natsukashi_idol) November 23, 2019
東宝「おニャン子ザ・ムービー 危機イッパツ!」テーマソング#1986年7月21日発売#5thシングル#オリコン最高位1位#ヒップスロード
(HIP'S ROAD)#昭和 #懐かし80年代@retoro_modehttps://t.co/byyi63gPYv pic.twitter.com/S4KKQJOAtj
おニャン子クラブを主役とした映画も封切られました。
『おニャン子ザ・ムービー 危機イッパツ!』(1986年、東宝)というタイトルです。
まあストーリーはとくにどうという話でもないので措きます(笑)
ファンにとっては、スクリーンでおニャン子たちが活躍するだけでもう大満足だったのです。
桃井かおり、関根勤、小野武彦、伊藤せいこう、宮川一朗太、そして若き日の江口洋介なども出演しています。
そして現在は……
ということで、芸能界を離れて久しい名越美香さんですが、その消息は、ツイッターを通して意外と簡単に知ることが出来ました。
田原俊彦さん40周年記念コンサートの会場にて山田美保子さんとおニャン子クラブの名越美香さんと?? pic.twitter.com/l7ppW8GEWH
— 濱田のり子 (@AD8YJgcjWDGe0PE) April 22, 2019
おにゃんこクラブの名越美香さんとディナー
— 中川翔子@YouTubeオープン?? (@shoko55mmts) April 27, 2019
香港に住んでて最高にかっこよくて大好き!
ピンクの扇子をいただいた!
おうぎのまい! pic.twitter.com/ekqDVNDCoC
あまりかわらないですね。
ますます頼近美津子さんに似てきました。
多人数のグループだけに、外からはわかりにくい人間関係の難しさもあったといわれますが、その中で緩衝材的役割を果たしていたのは、最初に脱退した中島美春と、この名越美香ではなかろうかというのが、当時のウォッチャー(笑)だった私の見解です。
おニャン子クラブとしての歌唱力自体は、あまり高い評価は受けませんが、リリースした歌の中では、たとえば中島美春が卒業する際にリリースされた『じゃあね』などは、今も全く色褪せない卒業シーズン随一の名曲 だと私は思います。
中島美春 with おニャン子クラブ 【じゃあね】 https://t.co/x7RWJCNgle
— 酒を飲んでばったり倒れ屋さん (@R_H_I_N_O) April 12, 2020
後はゆうゆがいれば
当時のファンは、30年経っても何度観てもこの動画は泣けちゃうよね。
ということで、40代後半以上の方、おニャン子クラブ、ニャンギラス、名越美香、覚えていらっしゃいますか。

おニャン子クラブ&ソロデビュー レコジャケOTAKARAファイル - 草野 直樹

おニャン子クラブ 名越美香 メンバーズカード2枚
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この記事へのコメント
確か会社の同僚の親戚がフジテレビで働いていてそのツテで行ったと記憶してます。
もう40年近く前の話で放送の内容は全然覚えていません。
この人は覚えていません。
名前だけ知っていると言う状況になります(笑)
でもニャンギラスを知らないです(;^_^A
よく覚えていますよ~。
名越さん、今香港にいらっしゃるんですね!変わらないですね~^^