コカ・コーラの『I feel Coke』CM、あなたはどちら派?

コカ・コーラの『I feel Coke』CM、あなたはどちら派?

コカ・コーラの新しいCM、2023年版綾瀬はるか主演『I feel Coke』が3月からオンエアされたことで、1986年バージョンが再評価されています。1986年版は、多くの若手人気タレントによる群像劇で、歌も佐藤竹善さん、上田正樹さん、山本潤子さんの「競作」でした。コカ・コーラの新しいCM『I feel Coke』が話題になっています。

このCMは、1987年からコカ・コーラのCMソングとして親しまれてきた『I feel Coke』を、水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミがアレンジ。

詩羽さんが歌唱したものです。

綾瀬はるかさんが出演し、コカ・コーラ編と、コカ・コーラ ゼロ編があります。


もちろん、1986年~1987年版の『I feel Coke』のCM自体を意識して、多くの出演者が登場しています。

ただ、やはりコンセプトは、「綾瀬はるかさんのCM」ですね。

ケン・ブレニスさん、タミーさん、井原剛志さん、道田真一さん、松本真美さん、松井綾さん、深町真喜子さんら、大勢の出演者が顔を揃えながら、その人のCMではなく群像劇とした1986年~1987年版の『I feel Coke』とは、趣が違うように思いました。

ここで、改めて思い出され再評価されているのが、1986年~1987年版の『I feel Coke』です。

みんなの笑顔が主役の群像劇


コカ・コーラのCMは、世界中で有名であり、多くの人々に愛されています。

コカ・コーラは、1886年にアメリカで誕生し、その後、世界中に広がりました。

日本でも、1960年代からCMを放送しており、多くの人々に親しまれています。

中でも1986年~1987年に放送されたコカ・コーラのCM『I feel Coke』は、当時の若者文化を反映したCMで、音楽に合わせて踊る若者たちが登場し、その後、世界中で人気となった秀逸CMです。

佐藤竹善さん、上田正樹さん、山本潤子さんらが歌い、若者たちがスポーツをしたり、昼休みのくつろぎのひとときで軽くおふざけをしたり、市井の人々のちょっとした表情をとらえたりしています。

竹善さんも、ご自身のバージョンをツイートされていますが、


背広姿のままケンブレニスがキャッチボールで暴投したり、伊原剛志が後ろ向きでローラースケートしてひっくり返ったりして、最後は松本孝美の笑顔で締める若者のスポーツ編は、もう金字塔ですね。

そして、その途中やエンディングに、個々の出演者の笑顔が入ります。

つまり、個々のプロットは全く奇をてらったものではないのに、インパクトを残している点が素晴らしい。

松本真美さん、松井綾さん、深町真喜子さん、ちはるさん、松本孝美さん、ケン・ブレニスさん、道田真一さん、伊原剛志さんらが出演していますが、大事なことは決してその人が主役のコンテンツにはなっておらず、あくまでも群像劇 なのです。

CMは数本作られていますが、総じて言えるのはとにかく笑顔笑顔の映像です。


私は、この山本潤子バージョンもお気に入りです。

我々現代人には笑顔がない。

だから、笑顔のあるコカ・コーラのCM『I feel Coke』に魅力を感じるのではないでしょうか。

「あの時代は良かった」

という感想が多いですよね。

私は、道田真一さん、伊原剛志さんらの世代なので、大いにうなずけます。

もちろん、リアルに「あの時代」にいたときは、笑ってばかりではなく悩みもあったと思いますが、バブルの頃で社会に活気もあり、それがCMに表現されているんですよね。

このCMはもう、YouTubeでは度々再生され。Facebookでは昭和関連グループで繰り返し投稿されてきました。

まあ、公式チャンネルでない限り、これだけ動画がアップされれば、普通は著作権者からクレームがくるものですが、おそらくコカ・コーラ社とすれば、ネット上の拡散も広告のうちと思っているのでしょうね。

何度でようが、何本でようが、黙認状態です。

後に韓国バージョンも出ましたが、論外なのでここでは触れません。

綾瀬はるか単独か、群像劇か


2023年3月27日から全国でテレビ放映されている『I feel Coke』のリメイク版CMには、綾瀬はるかさんが出演し、音楽を水曜日のカンパネラさんがリメイクしています。


が、私は1986年版の出演者と同世代なので、やはり両CMの評価は全く違いますね。

まず、今回は、あくまでも綾瀬はるかさんの人気・知名度やキャラクターで作ったCMで、群像劇ではありません。

代々コカ・コーラのCMは、単独の主役ではなく、多くの人で担ってきました。


もちろん、群像劇でなければダメだ、ということではなく、あくまでも私が1986年版の群像劇CMがよかったと思っていると言うだけです。

みなさんは、いかが思われますか。

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この記事へのコメント

2023年07月07日 01:14
韓国のは・・・ねえ
2023年07月07日 04:34
タイムリーですね。
コカ・コーラ0はカロリー無いんで今までは飲んでましたが
飲み過ぎなんで経済的な理由で止めました。
盛岡の隣の花巻市に工場あるんで馴染みが深いんです。
だから飲む機会多いんですよ。
2023年07月07日 06:22
テレビ見てないからCM界もすっかり分からなくなっているので綾瀬版見てから改めてコメ入れに来ます(^^;;
2023年07月07日 06:36
おはようございます!
炭酸飲料はあまり飲みませんがコーラは好き。
でも、私たちの時代は瓶コーラ。
スカッと冷えて味もピリッとしていました。
今のは甘すぎる気がします!
2023年07月07日 09:08
最近、「COLA WORS コカ・コーラvsペプシ」というドキュメントを見たところでした。面白かったですよ。これまで圧倒的なシェアを誇っていたコークがペプシに追い上げられて世界規模でイメチェンを図る様子が伺えます。コークの世界戦略も見れます。ぜひ一度ご覧ください。
2023年07月07日 11:50
コーラーのCMというとやはり加山雄三さんを思い出します。
好きだった「旅人よ」をCMに使っていたのを
その頃は若かったので残念に思ったりしました。
2023年07月08日 07:37
私も山本潤子さんの歌う『I feel Coke』が一番好きです。
本題からはズレてしまいますが、2014年から表舞台から消えてしまった潤子さんの歌声をもう一度聴きたいものです。
2023年07月08日 19:35
そうですね。
山本潤子さんは、事実上引退なのかもしれませんが、
いったん引退と言って、もし復帰できたら嘘になってしまうので、
引退という言葉は使わないようにしているのかもしれませんね。