まともな恋愛経験なしでマッチングアプリに挑戦したら事件だらけでした(チカポン)

『まともな恋愛経験なしでマッチングアプリに挑戦したら事件だらけでした』は、チカポンのマッチングアプリによる出会い体験記です。吉本興業所属のよしもと新潟県住みます芸人・チカポン(チカコホンマ)原作、やたなつめ作画です。

『まともな恋愛経験なしでマッチングアプリに挑戦したら事件だらけでした』は、 よしもと芸人で、恋愛偏差値底辺の非モテぽっちゃり・チカポン(チカコホンマ)さんが、マッチングアプリを使って実際に会った男たちの観察と出来事を公開。
やたなつめさんの作画で、KADOKAWAから上梓されています。
LScomicというシリーズ名がついています。
私は世代的に、マッチングアプリというのがわからないのですが、吉本興業のチカポン(チカコホンマ)さんがマッチングアプリを使って、出会った男たちとのことを漫画にしています。
放屁の処理を誤った!
チカポンは体重112kg。
NSC(吉本総合芸能学院)大阪時代、アルバイト先の居酒屋のまかないが、揚げ物のオンパレード。
先輩芸人からも飲みに連れて行ってもらい、「ぽっちゃりアラサー女子」になってしまったそうです。
【YouTube更新しました】
— チカコホンマ(チカポン) (@chikako_honma) October 4, 2023
推しに認知されてたエグぅwwwwwwhttps://t.co/fjGzwn2SbW pic.twitter.com/74KQmNMt7J
第2章『クリスマスの夢はほのかな匂いで覚める』の後半からご紹介しましょう。
マッチングアプリでマッチした男性は、チャラそうなウェ◯バー系男子?
住んでる場所近いし、話ののりも合うし、メッセージリードしてくれる。
まさに、今の私が求めていた人材!!
というわけで、早めに会おうということに。
いや、還暦過ぎたから、こういうのはよくわかりませんが、会っちゃって大丈夫なんですかねえ。
会うといきなり
「チカコさん、おつかれ~」
初対面なのに友達のようなノリで、チカコさんはその気になりました。
さっそく居酒屋に。
「すごい話盛り上がるな~。てか盛り上げてくれる。普段の私は緊張して、余計なこと喋っちゃうのに、そんなことしちゃう前に話振ってくれる。楽しー」
うーん、なんかますます怪しいようなきがするんですけど。
だって、話を振って盛り上げるというのは、結局誰に対してもそうだと思うので、いくら楽しくても、人間的に合うのか、結婚相手としてどうなのか、ということとはまた別のことのようなきがするんですけどね。
「ぶっちゃけ私のことさー。写真よりも大きいって思ったでしょ?」
「……」
「あ、しまった。酔った勢いで、困らせるような発言を…」
「全然そんなことないねんな。」
「ほんとー、よかった」
「まあぶっちゃけ、ちーちゃんの首から上と付き合いたい」
「下は?ボディ余っちゃったけど」
いや、それって体を否定されているわけだから、だめだと思うんですけど(笑)
2人はカラオケへ。
「俺さ。面白い女。好きやねんな」
「(やねんな?)出身は関西なんですか?」
「ううん、さいたま」
やっぱり変なやつだと思うけど(笑)
後日、LINEで、「クリスマス、よかったおれんちでケーキ食べよ」と入ってきました。
喜ぶチカポン。
「こ、これはお泊まりあるか。『やねんな』さんとなら、将来を思い描ける気がする」
1回居酒屋とカラオケ言っただけで、そこまでいうか。
クリスマス当日。
やねんなさん宅を訪問したチカポン。
「俺さあ、クリスマスっていい思い出なくて…だから今年は…。ちーちゃんと過ごせて、嬉しいやねんな」
「な、なに。その特別な女感」
しかし、その時チカポンは忘れていました。
宅飲みのときは、いつもよりはやく酔ってしまうということをー。
深夜。
すでに眠ってしまっているチカポン。
ところが、「ボォン!」という音で目がさめます。
「えっ、なんの音?」
鼻先には、ぷ~んと、馴染みのある臭い。
「あっ、私の屁だ」
チカポンは、やねんなさん宅で勝手に寝てしまった上に、放屁までしてしまったのです。
そこで、対策を考えたチカポン。
「臭いを外に漏らしちゃいけない」
緊急手当として、人様の毛布で、屁を封じ込めながらの寝たふり作戦です。
ということは、毛布をテントのようにして四辺を塞いで、自分は頭も布団の中に行けなければなりません。
ずっと、密閉された状態で、自分の屁をかぎ続けなければならないですね。
そりや、「緊急」でしか使えない手ですよ。
ですから、次の対応を考えなければなりません。
「やねんなさんは、私の屁に気がついたか。一か八かに賭けるか」
チカポンは、やねんなさんに声をかけます。
「あー、ごめーん。寝ちゃった」
残念ながら、やねんなさんは、起きていました。
チカポンを見て、しばらく間をおいて…
「おやすみ」
完全にアウトであることを知った、チカポンでした。
「首から上と付き合いたい」が、こんな形で伏線回収されるなんて…やねんなさんとは、その後、気まずくなって会っていないそうです。
こんな感じで、なかなかうまくいかない婚活の日々が綴られています。
YouTubeも登録者急増
それにしても、芸人という仕事は大変ですね。
若い女性が、放屁をネタにするんですから。
チカポンさんは、YouTubeチャンネルも開設。
チャンネル登録者数26.6万人ですからすごいですね。
https://t.co/GrbcgR7HHW チカポンおもしろい。ギャハハ
— 倉持 薫 (@l4ikwgs8) January 28, 2023
たしかに、首から上と声、それと下半身がミスマッチですね。
このチャンネルの動画と、並行して読んでみるとさらに面白さが増すと思います。
本書によると、芸人になる前は親子関係で苦労されたようで、それがあって今の活躍に繋がっているようです。
今後のますますの隆盛を期待しましょう。
ところで、マッチングアプリってご存知ですか?

まともな恋愛経験なしでマッチングアプリに挑戦したら事件だらけでした (LScomic) - チカポン(チカコホンマ), やたなつめ
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この記事へのコメント
戦後第一世代のわたくしにはついて行けないです(ー。ー
恋愛の仲介役でさえ今はコンピュータ!!!
もし、一緒だったら間違いなく会えない気が(笑)。