戦後史の激動

今日は、カレールー・カレー粉の話です。以前、ねとらぼ編集部がアンケートを取った『【ハウス食品】人気No.1を決めよう！　あなたが好きなカレールウは？』の調査結果記事をご紹介したことがありました。

【ハウス食品】人気No.1を決めよう！　あなたが好きなカレールウは？　【人気投票実施中】 https://t.co/eVzZ3elEPW #ハウス食品 #ハウスのカレールウどれが好き #ねとらぼ調査隊

— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) May 6, 2021

1.ジャワカレー 45％（150票）
2.バーモントカレー 26.1％（87票）
3.こくまろカレー 12.6％（42票）
4.ザ・かりー 6.3％（21票）
5.印度カレー 5.1％（17票）
6.ザ・ホテル・カレー 1.5％（5票）
7.スープカリーの匠 6.9％（3票）
7.プライムジャワカレー 0.9％（3票）
9位は1票で、お肉を焼くだけでおいしいカレーの素、カレーうどんの素、ソテーカレーなどです。

私も独身時代はジャワカレーが好きでしたね。

千葉真一さんと野際陽子さんのCM見て（笑）

ただし、残念だったのは、「ハウス食品」に限定していたことです。

カレールーのメーカーも商品も、もっとたくさんありますよね。

ということで、全メーカーの調査はないのかと思ったら、食品POSランキングで、「カレールー・カレー粉（2023年1月～2023年6月）」というのがありました。

POSというのは、Point of Sales（販売時点）の略です。

商品が売れた時間や店舗、個数、商品名などを含む消費者の行動をデータとして把握できるものです。

要するに、マーケティングのデータです。

その中で、スーパーで売れたカレールー・カレー粉を発表しているわけです。

バーモントカレーが1、2位を占める

【食品POSランキング】カレールー・カレー粉（2023年1月～2023年6月） - 日本食糧新聞電子版 https://t.co/fnMCLxYatu

— 畠中由宇・相互フォロー100％ (@hata_follow) May 31, 2024

KSP-SPというマーケティング会社が調べた、全国食品スーパーマーケット約1040（アクティブ店舗数）店舗のPOSデータベース「KSP-POS」からPOSデータを取得した結果です。

1位：バーモントカレー 中辛 230g〈ハウス食品〉
2位：バーモントカレー 甘口 230g〈ハウス食品〉
3位：ジャワカレー 中辛 185g〈ハウス食品〉
4位：ゴールデンカレー 中辛 198g〈エスビー食品〉
5位：完熟トマトのハヤシライスソース 184g〈ハウス食品〉
6位：バーモントカレー 辛口 230g〈ハウス食品〉
7位：こくまろカレー 中辛 140g〈ハウス食品〉
8位：ジャワカレー 辛口 185g〈ハウス食品〉
9位：ゴールデンカレー 辛口 198g〈エスビー食品〉
10位：ゴールデンカレー 甘口 198g〈エスビー食品〉
11位：横浜舶来亭 直火造りカレーフレーク 180g〈エバラ食品工業〉
12位：こくまろカレー 甘口 140g〈ハウス食品〉
13位：熟成デミハッシュドビーフ 160g〈ハウス食品〉
14位：カレーＺＥＰＰＩＮ中辛 175g〈江崎グリコ〉
15位：とろけるカレー 中辛 180g〈エスビー食品〉
16位：栗原はるみ わたしのカレー中辛 107.8g〈エスビー食品〉
17位：ザ・カリー 中辛 140g〈ハウス食品〉
18位：こくまろハヤシ 150g〈ハウス食品〉
19位：プライムジャワカレー中辛 112g〈ハウス食品〉
20位：プレミアム熟カレー中辛 160g〈江崎グリコ〉

我が家は、長くコスモのカレー粉（カレー粉と小麦粉を炒めた状態のもの）を使っていましたが、



ある時、在庫切れでエスビー食品のゴールデンカレーを使ってからは、ずっとそれを続けています。



コスモよりもとろみを感じますが、なかなかのものだと思います。

スパイスに様々な健康効果を期待

さて、カレーの話題というと、いつもご紹介している『なぜ、東大生はカレーが好きなのか 脳を鍛える最強の食事術』（吉田たかよし著、祥伝社）ですが、

『なぜ、東大生はカレーが好きなのか 脳を鍛える最強の食事術』（吉田たかよし著、祥伝社）。サブタイトルには、「脳を鍛える最強の食事術」と書かれています。タイトル通り、カレーは脳にいいという話を医学の面から展開し、具体的な食事メニューの紹介も行っています。https://t.co/tvIZZnYBC9 pic.twitter.com/pTlmWsKegk

— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) May 8, 2024

カレーの主たるスパイスの中のターメリック（和名ウコン）に含まれるクルクミンが、脳の活性化や、アルツハイマーの予防につながっていることを示唆する論文があることを紹介しています。

クルクミンはそれだけでなく、炎症を止める作用によって脳の機能低下を防ぐ働きがあるため、現在はクルクミンを使った記憶力を高める薬の開発も行われているとか。

肝臓の解毒作用を高める作用もあるので、それが脳にも好影響を与えるそうです。

ダイエット・冷え性改善には「スパイス」を取り入れよう。スパイスは自然の力が凝縮された薬効の高い食材で、クミン・ターメリック（ウコン）・ナツメグ・コリアンダー（パクチー）・シナモン等があります。脂肪燃焼、抗酸化作用・消化促進・疲労回復などがあり。カレーにしてもいいですね??? pic.twitter.com/HVSvHqAGBO

— 久保和也│押上クボ鍼灸院 (@kubo_tubo) January 4, 2023

このOGPでは、脂肪燃焼、抗酸化作用・消化促進・疲労回復なども期待できそうです。

まあ、カレーは小麦粉や油も使うし、ご飯を食べすぎてしまうので、あまり頻繁に口にするのもどうかなと思ってはいるのですが、週に1度ぐらいは、いいですよね。

いかがですか。POSランキングに、みなさんの召し上がっているカレーは、ランクインしていますか。