100年生きる!眼科チャンネル

100年生きる!眼科チャンネル

今日もYouTubeの登録チャンネルからご紹介します。『100年生きる!眼科チャンネル』(チャンネル登録者数32.2万人、1010本の動画)という梶原一人医師(眼科かじわら アイ・ケア・クリニック)のチャンネルです。眼科医ですが、生活習慣病情報に詳しい内容です。

白内障や緑内障を扱った眼科医の動画チャンネルはいくつかありますが、梶原一人医師の『100年生きる!眼科チャンネル』はタイトル通り、目だけでなく、健康寿命を伸ばすこともテーマとしたチャンネルです。

なぜなら、体が不健康なのに目だけ健康に、ということはありえないからです。

目の検査に、眼底検査というのがありますが、それによって静脈や動脈を確認することができます。

実は、人間の体で、メスを入れずに、直接血管を診ることができるのは目(眼底)だけなのです。

血管は血液の通り道。

全身の健康は、血管の状態が重要です。

そこが細かったり硬かったりしたら、動脈硬化が起こります。

心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。

目も見えなくなります。

糖尿病によっても、動脈硬化のリスク高まります。

動脈が細くなって血液が行かなくなれば、心臓から遠い部分、つまり足からから弱ってきます。

ですから、動脈硬化を予防すること、すでに病気が進行している方は治療することが肝要です。

血液検査をめやすに



動脈硬化は、血管を診る検査があります。

検査

いきなりこうした検査は抵抗があるという方は、健康診断の血液検査をめやすにするといいといわれています。

※あくまでめやすで、血液検査だけで確定診断はできません。

ChatGTPに、動脈硬化のリスクを評価するために、血液検査で測定される主な数値をまとめてもらいました。

1. 脂質(コレステロール)関連
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
基準値:70~139 mg/dL(一般的には120 mg/dL以下が望ましい)
数値が高いと、血管内にプラークが蓄積し、動脈硬化を進行させます。
プラーク(動脈硬化性プラーク) とは、血管の内壁(動脈の内膜)に蓄積する脂質やカルシウム、炎症細胞などが混ざった塊 のことです。これが動脈硬化の主な原因となります。

HDLコレステロール(善玉コレステロール)
基準値:40 mg/dL以上(できれば60 mg/dL以上が理想)
数値が高いほど、血管内の余分なコレステロールを除去し、動脈硬化を防ぎます。

総コレステロール
基準値:140~199 mg/dL
高すぎると動脈硬化のリスクが上がります。

中性脂肪(トリグリセリド, TG)
基準値:30~149 mg/dL**
高いと脂質異常症を引き起こし、動脈硬化を進める原因になります。

2. 炎症・血管の健康状態を示す指標
hs-CRP(高感度C反応性タンパク)
基準値:0.03 mg/dL以下
慢性的な炎症があると高くなり、動脈硬化の進行を示唆します。

ホモシステイン
基準値:15 μmol/L以下
高いと血管を傷つけ、動脈硬化のリスクが上がります。

Lp(a)(リポタンパク(a))
基準値:30 mg/dL以下
遺伝的に高値になりやすく、高いと動脈硬化のリスクが増します。

3. 糖尿病関連(血糖値・インスリン抵抗性)
空腹時血糖
基準値:70~99 mg/dL
高いと糖尿病のリスクが増し、動脈硬化が進行しやすくなります。

HbA1c(ヘモグロビンA1c)
基準値:4.6~6.2%
高いと慢性的に血糖が高く、血管がダメージを受けやすくなります。

4. 血圧(動脈の状態を示す)
収縮期血圧(上の血圧)
基準値:120 mmHg以下が望ましい
高血圧は血管に負担をかけ、動脈硬化を悪化させます。

拡張期血圧(下の血圧)
基準値:80 mmHg以下が望ましい
高いと血管が常に緊張し、動脈硬化のリスクが増します。

これらの数値が正常値でなければ、食事・運動・生活習慣の改善が重要とのことです。

自分でできる検査法と予防食


動画では、自分でできる検査法として、足の動脈の拍動確認というのがあるそうです。

足の動脈の拍動確認
動画から

これで拍動を確認できない、または非常に弱いと、医師に相談することを勧めています。詳しくは動画をご覧ください。

また、予防食は、他の医師や管理栄養士などもいわれていますが、以下のものがあります。これもChatGTPから。

1. 青魚(EPA・DHAが豊富)
サバ、イワシ、サンマ、マグロ、カツオ など

2. ナッツ類(良質な脂質・抗酸化作用)
アーモンド、クルミ、カシューナッツ、ピスタチオ など
オメガ3脂肪酸やビタミンEを多く含み、コレステロールを下げ、血管を健康に保ちます。

3. 野菜・果物(抗酸化作用・食物繊維)
緑黄色野菜(ほうれん草、ブロッコリー、にんじん)
果物(りんご、柑橘類、ブルーベリー)
ビタミンCやポリフェノールが動脈の酸化を防ぎ、動脈硬化を抑えます。

4. 大豆製品(イソフラボン・たんぱく質)
豆腐、納豆、味噌、豆乳
大豆イソフラボンはコレステロールを抑え、動脈硬化を予防します。

5. オリーブオイル(良質な脂肪酸)
オレイン酸が多く含まれ、悪玉コレステロール(LDL)を減らし、血管を守ります。

6. 発酵食品(腸内環境を整える)
ヨーグルト、キムチ、ぬか漬け
腸内環境を改善し、炎症を抑える効果があります。

7. 緑茶(ポリフェノールが豊富)
カテキンが抗酸化作用を持ち、血管の老化を防ぎます。

8. 玄米・全粒粉(食物繊維が豊富)
食物繊維が多く、血糖値の急上昇を防ぎ、動脈硬化のリスクを下げます。

私は、脂肪酸のところは、炒め物は米油にして、それ以外は亜麻仁油を使っています。

あと、炊き方が面倒なので、玄米ではなく発芽玄米にしています。

いかがですか。この8項目、実践されていますか。

ハーバード × スタンフォードの眼科医が教える 放っておくと怖い目の症状25 - 梶原一人
ハーバード × スタンフォードの眼科医が教える 放っておくと怖い目の症状25 - 梶原一人

この記事へのコメント

2025年02月25日 00:58
足の動脈の拍動を見つけられてよかった。
2025年02月25日 13:05
Take-zeeです、こんにちは!
100年は生きたくないですね!
母は昨年97歳で逝きましたが、友達がみんな
いなくなって、とても寂しがっていました (´;ω;`)ウッ…