具体的には、嵐のメンバーがそれぞれ日本各地の人物やグループを訪ねて取材するものだ。
大野智は、宮城県牡鹿郡女川町を訪れ、東日本大震災後も地元の子ども向けにヒーローショーを続けるローカルヒーロー「イーガー」や、その活動を支える商工会青年部の人々を訪ねた。
二宮和也は、和歌山県有田郡湯浅町にある170年以上続く手作りのしょうゆ蔵を取材し、一家4代の思いを聞いた。
松本潤は、埼玉県川口市。世界のセレブにも愛される今話題のカバンや小物を製作する精密板金加工工場に赴いた。
櫻井翔は、富山県富山市に赴き、大学卒業後故郷に戻り、両親の農場で働く25歳の女性に話を聞いた。
相葉雅紀は佐賀県鹿島市にて、有明海の干潟に生息するムツゴロウを独特の方法で釣る「むつかけ漁」にチャレンジ。30年ぶりに現れた後継者の青年を訪ねている。
二宮和也は、「この番組で、日本の人、技、伝統、そしてきずなを学ぶことができた。その素晴らしさをぜひ皆さんにも感じていただきたい」とコメントした。
これは、国民的存在としての嵐を決定付ける総仕上げの仕事であった。そして、『紅白』の司会につながっていく。 つまり、嵐は昨年来、たんに歌をヒットさせるとか、レギュラー番組をふやすとか目先のビジネスではなく、「観光立国ナビゲータ」就任をテコに、「国民的スターになる」という戦略に沿った仕事を一貫して行ってきたのだ。

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