昨年の2月24日(『日刊ゲンダイ』)、25日(『東京スポーツ』)に、二大夕刊紙がジャニーズタレントのキャスター就任を取り沙汰した。
東スポでは、「春の改編 ジャニーズ勢キャスター大進出の怪」というタイトルで、TOKIOの山口達也が日テレの朝放送される帯番組のキャスターが内定していると報じている。
『ズームイン!!朝!』『ズームイン!!SUPPER』など朝の人気帯番組を放送してきた枠に、4月編成で社運を懸ける『ZOOM IN PEOPLE!(ZIP!)』のキャスターというのだ。
要するに、この報道は大筋で当たっている。
「社内ではトップシークレット扱いです。山口の起用発表が4月編成の番組PRの最後を飾るという位置づけです。なにせ番組はズームインからの歴史がある。視聴率4冠王を奪回する礎と考えられているために予算もスタッフも他番組の5倍の規模。山口のMC起用はテレビ界に衝撃を与えるはずですよ」(『東京スポーツ』)
両紙とも共通しているのは、山口達也のZIP!起用がジャニーズ事務所の“ごり押し”によるということである。たしかに、あまた存在するタレントの中で抜擢されるには所属事務所のプッシュが不可欠だろう。
だが、全く根拠なく誰かを押しても、いくらジャニーズ事務所のお願いだろうが局の編成はオーケーを出さないだろうし、ジャニーズ事務所だって根拠のあるタレントでなければ推しようがない。
では山口達也のZIP!出演はどうなのか。彼は同局の『おネエ★MANS』『魔女たちの22時』(日本テレビ)などに出演している。
同番組は、驚きのギャップを持つ“魔女”や“魔王”をスタジオに迎え話を聞く構成だ。ネットなどでは「『実は凄いアタシ』を楽しめるような余裕ある空気には世間はまだ戻ってない」などと、番組の成功に懐疑的な意見もあった
。しかし、実際にはその時間帯としては高視聴率を記録して1年半以上続いている。そこで朝の帯番組も引き上げてもらいたい、ということでZIP!で山口達也に白羽の矢が立ったわけだ。
山口達也 ZIP!、には必然性があるということだ。
>>山口達也、非売品の貴重ショット 楽天市場

タグキーワード