堀江貴文のChatGPT大全(堀江貴文、荒木賢二郎、若林杏樹、幻冬舎) Kindle版

堀江貴文のChatGPT大全(堀江貴文、荒木賢二郎、若林杏樹、幻冬舎) Kindle版

堀江貴文のChatGPT大全(堀江貴文、荒木賢二郎、若林杏樹、幻冬舎)は、ホリエモンら18名のクリエイターによるChatGPT解説書籍です。「ChatGTPはこんなふうに使える」というノウハウをそれぞれの立場から書き綴っています。

昭和の高度経済成長時代に「三種の神器」といえば、電気洗濯機、電気冷蔵庫、白黒テレビ。

平成なら、デジタルカメラ、DVDレコーダー、薄型テレビ、携帯電話、 ロボット掃除機。

それらによって、人々の生活は激変しました。

そして令和は、ChatGTP。

こちらは、なんと無料でも使える!

「使わないやつはバカ」(ホリエモン)という話です。

そこで本書は、経営者、医師、政治家、AI専門家など、ホリエモンが17名の<先駆者>たちとともにChatGPT活用法を語る書籍です。

といっても、座談会ではなく、18名が、「ChatGTPはこんなふうに使える」というノウハウをそれぞれの立場から書き綴っています。

ChatGTPが台頭しようが、あくまで自分軸



「ChatGTPが台頭したら、人間の仕事が奪われてしまうのではないか」

という懸念が巷間ささやかれています。

ホリエモンは、それを否定しません。

それを聞いて、「自分の仕事が奪われる」と、後ろ向きに考えるやつはバカ、といいます。

そうではなくて、ChatGTPが得意なことはそちらにさせておいて、自分が本当にしたいことだけに集中的に時間とエネルギーを注げば良いといいます。

そのためにChatGTPは利用するものであると。

つまり、悪いことではなく、良いことなんだと。

これはもう、100%頷ける考え方です。

我が意を得たりと、ぽんと膝を叩いて平参平になってしまいました。

つまり、いかなる価値で使うかどうかが大事であり、ChatGTPが台頭しようが、あくまで自分軸の考え方を崩さないことです。

では、どう使うか。

たとえば、イベントに呼ばれたときの挨拶文作成。

テンプレ化したものに、その人の個性を加味した文章を作ることなど、ぞうさもないことなのです。

議論の「壁打ち」相手に使うこともできます。

学会発表、会議のプレゼン、セールストーク、議論型のオプチャなど、対立言論を想定しなければならないコミュニケーションがあります。

その場合、ChatGTPに自分の意見を入れて、「どうよ?」と聞くと、微に入り細を穿つ反論をしてきます。

つまり、想定問答が作れるというわけです。

これは勉強になりますよ。

リポートとか論文を読んでもらって、講評をもらうことでさらに質を高められます。

同じことを、人を相手に行うと、お互い忖度したり、感情的になったりして、そのやりとりが必ずしも順当に行かないことがあるのですが、ChatGTPは粛々と勧めてくれます。

私が思うに、どうもネットユーザーは全般的に打たれ弱い。

異論反論されると、すぐシュンとなるか、誹謗中傷したと逆ギレする。

不用意に投稿する前に、ChatGTPで鍛えたらいいのにと思います。

「でも、ChatGTPは、デタラメをシラッと書き連ねてくる」

という意見もあります。私も経験しました。

それは、現時点では、「聞き方が悪い」ということだと思います。

ChatGTP自体、まだ成長途上です。

得意不得意もあります。その場合、こちらがそれを前提に、聞き方や聞く分野に気をつけなければなりません。

つまり、ChatGTPさえあれば無敵なのではなく、ノウハウを身につけることが必要なのです。

たとえば、固有名詞は意外と弱い。

一般人については勿論わからないし、同姓同名の有名人のプロフィールを混同することもあります。

ただし、哲学的な話とか、抽象的なテーマでは、うまくまとめられない言い分を上手にまとめてくれるので、大変助かります。

ChatGTPは友人以上の相談相手になるかも知れない



最近は、WebサービスにもAIがたくさん登場していますが、本書では、「ChatGTP」と検索していちばん上のものを使い、アカウントを取って使用すること、と指南しています。

いちげんさんではなく登録ユーザーの方が、より適切な回答が得られる可能性があるからです。

たとえば、「AIサービスは、いちげんさんではなく、ログインしたほうが、適切な回答があるのでしょうか。」とChatGTPに質問したところ、こう回答されました。

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1. 履歴や文脈の考慮
- ログインしていると、過去のやり取りを参照しながら、より的確な回答ができる場合があります。
- たとえば、あなたが特定の研究分野(仏教文学など)について頻繁に質問している場合、その関心を考慮した回答ができるようになります。
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私が過去に「仏教文学」の質問をしていることを、このChatGTPはちゃんと覚えているのです。

うわべだけの「友人」の無責任なアドバイスなんかよりも、よほど本人のためになる回答をしてくれるでしょう。

「とはいえ、やっぱり難しそう」という方には、書籍購入者だけの限定サイトで、日本一わかりやすい使い方動画のURLが公開されています。

1本60分の講義を1つ無料で視聴できます。

これを見ただけでも、かなりの使い手になれるでしょう。

ChatGTP、使われていますか。

堀江貴文のChatGPT大全 (幻冬舎単行本) - 堀江貴文, 荒木賢二郎, 若林杏樹
堀江貴文のChatGPT大全 (幻冬舎単行本) - 堀江貴文, 荒木賢二郎, 若林杏樹

この記事へのコメント

2025年02月27日 14:42
こんにちは!
さすが・・・新しいことにはついて行けなく
なっています・・・(>_<)
2025年02月28日 00:35
大丈夫です。私も必死に食らいついていま手から。