【都市伝説?】ペヤングのコラボはサジェスト対策?

実話ナックルズ(2025年4月号)Kindle版に、「ペヤングゴキブリ事件の真相」なる見開きの記事があります。「ああそんなこともあったなあ」と思い、xで確認したところ、コラボ商品開発ははサジェスト対策?というポストがたくさん出てきたのでびっくりしました。

昨日、発売から50周年を迎えた、まるか食品の『ペヤング』といいますと、様々なコラボ商品でお馴染みです。
中には、作る前から失敗とわかるようなコラボもあり、「なぜこんなものを」と思われるものもありました。
Xのポストの数々によると、最近話題になっているコラボ商品は、この事件に関する検索サジェスト(予測候補)を押し下げるための施策ではないか、という憶測がSNS上で広まっています。
皆さんは、この都市伝説を知っているだろうか?
— 自由音源-JIYU ONGEN- (@JiyuOngen) November 30, 2023
ペヤングの話題になる新商品が沢山出てくるのは、ペヤング ゴキブリが検索上位から消す為であることを。#ペヤング pic.twitter.com/fmPn02SI3c
ポストがいわんとしていることは、GoogleやYahoo!の検索窓で、「ペヤング ゴキブリ」と検索され、関連ページが出てしまうことを恐れたまるか食品が、コラボ商品をサジェストキーワードで出すようにして、「ゴキブリ」という検索候補を押し下げようとしているというのです。
これは、企業が過去のネガティブな検索結果を薄めるために、新しいポジティブなキーワードを意図的に流通させる「サジェスト対策」の一環と考えられます。
実際に、企業が不祥事の検索結果を埋もれさせるために新たな話題を作ることは珍しくなく、SEO(検索エンジン最適化)やデジタルマーケティングの手法として活用されることがあります。
ただし、まるか食品が実際にこのような意図を持ってコラボ商品を展開しているかどうかは公式には明らかにされていません。
初動を誤ったまるか食品
ゴキブリが混入していたため「ペヤング」全商品販売停止、工場も生産停止&一部ペヤングは自主回収(2014)https://t.co/lNu4KcoZs2
— GIGAZINE(ギガジン) (@gigazine) December 11, 2024
記事によると、本書pp.62-63で、事件のあらましが書かれています。
2014年12月3日、ペヤングの中にゴキブリが入っていたという写真が、大学生によってTwitterにて公開されました。
まるか食品は最初、「異物混入は考えられない」と強気の姿勢でしたが、直後に製造工場とされる写真がネットで流出。
油で汚れた機械、真っ黒な床などは、本書によると「とても食品工場とは思えず、」「保健所や外部機関による調査の結果、虫の死骸に加熱の形跡が見られたことから、製造過程で異物が混入した可能性も否定できなくなった。」
まるか食品の公式サイトからは商品などへのリンクが消え、「異物混入に関する調査結果と商品販売休止のご案内」だけとなり、全商品販売停止・工場生産停止・自主回収が告知されるに至りました。
まるか食品は、初動がまずかったですね。
私が小学校の頃、学校の近くにフタバ製菓というお菓子会社の工場がありまして、いつもホットケーキを焼いたようないいにおいがしてくるんですよ。
虫も、おいしいものはわかるんですよ。
稀に出てくるトラブル
実は、私はペヤングは、たぶん食べたことがないと思います。
カップ焼きそば自体、一平ちゃんとか、数えるほどしか経験がないうえに、ペヤングは「ビーフエキス」を使っており、私としてはBSE騒動以来、ビーフエキスはNG食品なのです。
ですから、これまで、どんなコラボ商品がリリースされたのか、興味がなかったのですが、そんなにコラボ商品は多かったのでしょうか。
しかし、食品工場は、気をつけていても完全ということはなかなかむずかしいですね。
以前書きましたが、私も大阪王将の冷凍餃子の皮部分に毛髪が混入していたことがあり、メーカーに報告したところ、調査報告書と今後の対策の書類、おわびに同社の冷凍食品を4袋送ってくれました。
クレームのむずかしさと「直言力」 https://t.co/zv5l52Ii66
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) March 13, 2025
まあ、私はそんなに気にせず、その4袋を大変美味しくいただきましたし、今も業務用の大阪王将肉餃子を、オーケーストアから買ってますけどね。
かつての、牛丼のカエル混入事件などにみられるように、あまりカサにかかって責め立てると、向こうも開き直ったり身構えたりしますから、たとえ向こうが悪くても、解決までにエネルギーを使いますし、できることなら穏便に進めたほうがいいでしょうね。
衛生には気を使っている工場でもこうですから、外食の厨房なんて、もっとひどいでしょうしね。
基本、自分の作らないものは全部こういうリスクは有る、と思っていたほうがいいですよ。
みなさんは、こうした食品や食材のトラブルの経験はありますか。
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実話ナックルズ2025年4月号 [雑誌] 実話ナックルズ[通常版] - 実話ナックルズ編集部
この記事へのコメント
こんな事件知りませんでした・・
食品会社にとっては大変なことですよね (゚Д゚)!