公人としての食事マナー - 石破総理の事例から考える

石破茂総理の食事マナーがSNS上で頻繁に話題となっています。政策や外交手腕よりも、その立ち居振る舞いや食事マナーが注目される場面が多く見られます。特に過去の動画が掘り起こされ、「総理大臣としてふさわしくない」との批判が相次いでいます。
石破総理の食事マナーとして、SNS上で特に批判の対象となったのは主に以下の点です。
1. 茶碗と箸の持ち方
2020年10月にジャーナリストのYouTube動画に出演した際の食事シーンが、就任後に拡散されました。特に注目されたのは以下の点です:
・人差し指をお茶碗のふちに引っ掛けて持ち上げる様子
・箸をクロスさせてご飯を食べる独特の持ち方
・両手で一本ずつ箸を持ち、食べ物をほぐす「ちぎり箸」と呼ばれる行為
嘘でしょ??シンプルに石破さんの食事マナーが酷すぎて絶句。これが自国の代表って…恥ずかしすぎて泣ける。 https://t.co/cU5Uzg1QwU
— なだれ (@nadareeen) February 13, 2025
これらの映像がSNSで拡散されると、「我が子がこのような持ち方してたら全力で矯正するレベル」など厳しい批判が相次ぎました。
2. おにぎりの食べ方
総裁選前に茨城の農家を視察訪問した際、生産者から勧められたおにぎりを一口で頬張る場面が話題になりました。
石破おにぎり https://t.co/2JimEh7YVh pic.twitter.com/hUZ4SobEUP
— RiN (@RiN_UBI) April 9, 2025
口からおにぎりがこぼれかけ、口の中が見える状態で食べる様子にSNSでは、
・「石破さんのおにぎりの食べ方 もはやセンシティブ」
・「品性も何もない汚さ。もう見たくもありません」
・「石破さん、こんなにだらしないとは思いませんでした」
などの厳しい意見が寄せられました。
ただし、実際の動画では石破氏が「(おにぎり)5つめ」「一口で食べるのが良くない?」と生産者を喜ばせようとする姿勢も見られたとの指摘もあります。
3. 海鮮丼の食べ方
2025年2月、地元・鳥取県の食材をアピールするイベントで、海鮮丼をスプーンいっぱいに盛って口に運ぶ際にこぼしたり、口から食べ物がはみ出ていたりする様子が報道されました。
おにぎりの次は海鮮丼、石破首相の“だらしない食べ方”再び「見るに耐えない」視聴者食欲なくす(動画)https://t.co/BAZWxvJmw3
— トータルニュースワールド (@TotalWorld1) March 22, 2025
これには
・「この人の食べてるとこホント見たくない」
・「石破さんの食べ方が見るに堪えない」
・「食べ方汚すぎて、まずそうに見える」
・「食欲無くなる」
といった反応が相次ぎました。
このイベントでは、司会者から感想を求められた際に、鳥取県知事が「上品に食べていただいた方がいいと思います。あんまり急かさないで」とフォローする場面もあったようです(笑)
公人の食事マナーとは何か
食べ方、箸の持ち方 箸をトントンすな 食べ物落とす 下手くそ鼻くそ! 迎え舌👅やめろ!
— 裕子 (@kkkfff1234k) April 17, 2025
優柔不断男 誰に育てられてん 言う者おらんのか⁉︎ 🇯🇵の恥 pic.twitter.com/4dGEdZhyRN
公人、特に国のトップである総理大臣の食事マナーは、なぜこれほど注目されるのでしょうか。
それは以下の理由が考えられます。
1. 国の代表としての象徴性
総理大臣は日本を代表する存在であり、その振る舞いは日本の文化や品格を体現するものとして国内外から注目されます。特に国際舞台では、食事マナーを含む礼儀作法は国のイメージに直結します。小さな所作が外交の成否を左右することもあるのです。
2. 自制心と配慮の表れ
食事マナーは個人の自制心や周囲への配慮の現れとも言えます。乱雑な食べ方は、自己管理能力や他者への配慮に欠けるという印象を与えかねません。国政を担う立場として、こうした細部にも気を配れるかどうかは、国民の信頼に関わる問題です。
3. 教育的役割
総理大臣を含む公人は、特に若い世代に対して教育的な影響力を持ちます。子どもたちの模範となるべき存在として、基本的な食事マナーを守ることは重要な責務と言えるでしょう。
一方で、「公人だからこそのマナー」というものがあります:
・TPOに応じた振る舞いの使い分け(公式行事と私的な場の区別)
・各国・地域の文化的背景を尊重した食事作法の習得
・食材や料理人への敬意を示す態度
・カメラの存在を意識した適切な振る舞い
これらは単なる「マナー本」に書かれたルールを超えた、公人としての洗練された教養と感性が求められる部分です。
現代社会における食事マナーの役割
現代社会において食事マナーは、単なる形式ではなく「食事を共にする人への配慮」という本質的な意味を持ちます。
他者が不快に感じない食べ方、周囲の空間や雰囲気を乱さない振る舞いが重要です。
特にSNS時代においては、一瞬の映像が切り取られて拡散されることも考慮する必要があります。
石破総理の食事マナーを批判する声がある一方で、次のような擁護の意見もあります:
「美味しいおにぎりで何個でも食べられちゃうって感じを石破さんは表現したかったように感じました」
「『一口で食べたほうがおいしいよ』ってサービス精神でやってるんですし。そういう人間味ある部分も悪くない」
「おにぎりぐらい好きなように食え…おいしいかったらええ…」
これらの意見が示すように、一部には「人間らしさ」や「素直な美味しさの表現」も公人の魅力として評価される場合があるようです。
結論 - 公人に求められる振る舞い
石破総理の食事マナーを巡る議論から、公人に求められる食事マナーについて以下のようにまとめることができます。
公人の食事マナーの理想形
・TPOに応じた適切な振る舞い - 公式な場と私的な場で使い分けができること
・文化的背景への理解 - 国内外の多様な食文化に対する敬意と適応力
・基本的マナーの遵守 - 特に他者に不快感を与えない配慮ある食べ方
・自然な親しみやすさとの両立 - 形式に囚われすぎない人間味のある振る舞い
・自己管理能力の表現 - 細部にまで気を配れる自律性の証明
最終的に、公人の食事マナーに求められるのは、「形式的な完璧さ」よりも「周囲への配慮と自己管理能力」ではないでしょうか。
石破総理の事例は、政治家を含む公人が常に振る舞いを意識すべきという教訓を改めて示しています。
同時に、我々一般市民も公人の行動を評価する際、単なる形式的なマナーだけでなく、その本質的な意味や文脈を考慮した上で判断することの重要性を教えてくれているのではないでしょうか。
みなさんは、公人中の公人である石破総理のマナーについて、いかが思われますか。

世界一美しい食べ方のマナー - 小倉 朋子
この記事へのコメント
箸の持ち方や迎え舌などは特に…
これも幼少期の育ち方なのかな!?
せめて、他人に不快感を与えない食べ方とかして欲しいですよね。
政治に関しては、ここではノーコメントです。
ナイスです。
達したら。どんな方も絶対に、あの方の食べ方の、真似はしてはいけません。
多少の品性はありますが、最低限のルールを守っていれば良いんじゃないの?と思う私です。それを切り取って、人の事をやいのやいのいうのはどうでしょうか?
もう少しカメラを意識して!お付きの人が言い添えるとか、食べ方=生き方として、批判するの私は好きじゃないなぁ~
よく箸の上げ下げまでといわれますが公人は大変だなと思います。
一国の総理としてどうなんだろう。。。
昨日は富士方面に約300kmを10時間かけて走って来ました!
家内の実家の墓参でした。 もう墓参するのは私だけに
なってしまいました・・(>_<)
マナーと言ってる方はインド・パキスタンの店でカレーをいただくとき手でいただくんですかね(^^)
TVの食レポなんかでも、これってどうよってのがたまにありますよね。
前で一緒にいただいていたら まずそうに感じる前に
口いっぱいに含んでいる表情を見たら
おかしくて こちらが失礼なことに吹きだしちゃいそうです。。。
^^;こまったもんですね。
美味しいものは美味しいように食べるのが一番です。
日頃も意識不足? かなりスマートさに欠けていると感じます。
会社と言う小さな世界に例えるなら仕事さえ出来れば多少のお痛は許させると思っているのだろうか…彼の場合、その仕事さえキッチリと出来ていないように思えますが…
訪問ありがとうございました
テレビで時々見る眼付きの悪さがとても気になります。
マナーや立ち振る舞いは、高位にいる人ほど大事になるとは思います。沢山の人に会うわけで、不快にさせるのであれば、注意したほうが良いとは思いますね。
こんな事 いちいち言われるのだから
「人の振り見て我が振り直せ」ではないですが
私も 気を付けなければならないと思いました。