「美容整形を否定する女はブス」という麻生泰氏発言問題を多面的に考察

「美容整形に否定的な事を言う女は例外なくブスです」という東京美容外科統括院長の麻生泰氏のSNSポストがまたしても炎上しています。先日、「献体写真騒動」で叩かれてSNS撤退を宣言したはずなのに、また性懲りもなく出てきて世間を騒がせています。
この美容整形医がなぜ炎上しているのかというと、女性の価値を外見だけで判断する「美の強制」を、正当化だけでは飽き足らず、異論を唾棄するポジショントークをやらかしたからです。
要するに、「整形で綺麗になることに批判的な女はブスに決まっている」と抜かしたわけです。
美容整形に否定的な事を言う人について。
— 麻生 泰 (@asoutoru) April 16, 2025
ただの情報弱者で時代遅れな人ってだけです。
そんな男は相手にしなくて良いし、女は例外なくブスです。(綺麗な人程してる)
別にポジショントークじゃないですよ。
「美容整形に否定的な事を言う人について。
ただの情報弱者で時代遅れな人ってだけです。
そんな男は相手にしなくて良いし、女は例外なくブスです。(綺麗な人程してる)
別にポジショントークじゃないですよ。」
いやいや、美容整形で食ってる者が、美容整形に批判的な人を否定するのですから、これをポジショントークと言わずになんと言えばいいのでしょうか。
この医師は、先日も献体の前でピースサインしている記念写真をネットに上げたことを非難されると、居直って問題なったばかりです。
献体とは、自分の死後、遺体を医学・歯学の大学における解剖学実習や研究に役立てるために、無償で提供することです。
つまり、遺体の前でピースの記念写真を撮って、SNSに投稿していたのです。
献体の「SNS発信禁止」、解剖学会などが指針 ピース写真炎上で(毎日新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/MfVGIqZqeB
— 暁火焔@休職中 (@Ryusoxx) March 16, 2025
そもそも新鮮な遺体とかする方もアホだし、一緒にニコニコ??しながら映る医者達もバカだし
そして、庇いながら高須先生に喧嘩売って最終的にsnsで炎上する麻生泰という韓国人の大バカ pic.twitter.com/5AdgrsBYTn
人間のクズが地位とお金を手にするとこうなります。
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) January 17, 2025
いや、地位とお金を手に入れてからこうなったのか。もともとの性格なのか。
いづれにせよ、東京美容外科にだけは行ってはいけない。
麻生泰氏が献体前でのピース写真炎上の理由を回顧「余裕のない人が増えた」 #ldnews https://t.co/H67u47gvUg
本記事では、この医師の放言から、現代社会が抱える「美」をめぐる複雑な問題を考察します。
医師としての倫理観の疑義
医師は患者の健康と幸福を最優先にするプロフェッショナリズムが求められます。
が、麻生氏の発言は外見で人間を評価するものであり、しかもそこに美容整形という医療行為を絡めているので、二重に医療者としての倫理観が問われます。
美容整形においては、患者が十分な情報を得た上で同意するインフォームド・コンセントが重要ですが、このような医師の価値観が、患者にプレッシャーを与える可能性があります。つまり、美容整形を「しなければならない」かのように追い込まれるということです。
美容整形業界では、過激な広告表現が問題視されており、差別的な表現は業界全体の信頼を損ねる恐れがあります。
麻生氏の発言は、女性の価値を外見だけで判断する社会問題を浮き彫りにしました。
約60%の20-30代女性が、外見に関するプレッシャーを感じているとの調査結果もあります。
また、「ブス」という表現は多様な美の形を否定し、特定の美的基準を押し付けるものであり、現代のボディポジティブ運動に逆行しています。
日本の美容医療市場は急速に成長していますが、倫理的なガイドラインが追いついていない現状があります。
過去の「献体写真」問題と今回の発言は、患者の尊厳軽視という共通点があり、国際的には整形依存を防ぐための教育プログラムが求められています。
若年層への影響やメンタルヘルスへの懸念も指摘されており、SNSでの発言が広範な影響を与えることが懸念されています。
解決策としては、美容整形業界の自主規制強化や多様な美の教育の推進、患者保護の仕組みの拡充が提案されています。これにより、外見の多様性や内面的な価値を重視する社会の実現が期待されます。
私も「美容整形」のお世話に……
誤解のないように書くと、美容整形自体は自己決定の一つとして尊重されるべきです。
以前、私が、仕事先の雑談で、美容整形を否定的に話題にした時、そこの女性が、「自分も整形手術している」とカミングアウトしました。
「どこ?」と尋ねたところ、彼女は唇裂でした。
幼少の頃、機能的な改善を目的とした唇裂修正手術をしたものの、きれいに矯正できなかったので、「美容整形」として再手術をしたとのこと。
そして私ですが、これまで顔にシミがなかったことが、内心「まだ若いぞ」と心の支えになっていたのですが、昨年、まぶたに老人性いぼ(脂漏性角化症)ができてしまいました。
まぶたですから、目を開けにくくしないための医療行為になるわけですが、開けられないわけではないので、その除去は美容か医療かの解釈が微妙です。
美容整形はそういったことも含まれるので、「美醜なんか気にするな」などといって、一概に否定はできないのです。
ただ、麻生医師のさす「美容整形」は、それとは違いますよね。
多様性が認められる社会では、外見の「標準」など存在せず、それぞれの人が自分らしい生き方や見た目を選択できる自由が保障されるべきです。
この問題をきっかけに、私たち一人一人が「真の美とは何か」を考える機会にしたいものです。外見よりも、その人らしさや人間性を尊重する社会こそが、真に豊かな社会と言えるのではないでしょうか。
とくに女性の皆さんは、この美容整形医の放言をどう思われますか。

Dr.高須幹弥が教える 美容整形の教科書 - 高須 幹弥
この記事へのコメント
したければすれば良いし、したくなければそのままで…
ただ、自分としては顔にメスを入れるのは怖いなって思っています。
この美容整形医の放言は、ちょっと頂けないですね。
美容整形に否定的な事を言う女は例外なくブスで、綺麗な人程してるって…
それって、整形して綺麗になったから元はブスだったって事じゃないのかな。
美容整形医でありながら、こんな事言ってたらお客さん減っちゃいますよね。
余りとやかく言う気はないけど
顔いじっても中身が伴わないとなぁ~と思います
芸能人なら別に良いけど
まだ、上の2行だけならよかったんだけど・・・(言いたいことはわかる)
自分がずっと飲んでいる薬には、顔に脂肪がついて丸くなる「ムーンフェイス」という副作用があります。
できることなら脂肪吸引で取りたいですが、たくさんの薬を飲んでいるのでダメだろうと諦めています。
自分はこの薬を子どもの頃から飲んでいて、ムーンフェイスが辛いからといって勝手に薬をやめてはいけない、と口を酸っぱくして言われてきました。
実際にそのようにして病状が悪化し、重篤な状態になった人がいました。
ムーンフェイスが死よりも辛い人にとって、美容整形は一筋の光でしょう。
それは、生まれながらにコンプレックスを持っている人も同じだと思います。
美容整形を一概に否定はしませんが、この人の発言はアウトです。
出てきちゃイカンし、公に発言してもイカンな。
もっと何かやらかしそうな気もする。
私も美容整形は否定しませんが 自由診療とはいえ やはり専門学として
医学を学んだのですから そして人の生命にもかかわることですし
倫理観は しっかり持ってないと違うんじゃないかなって思いますね。☆彡
まぁ他の診療科にも言えますが 特にひどすぎですよね・・・。
人間性、品性を疑う。
nice!です。
又、鼻を高くしたい等の「よりキレイに」と言う自欲によるものは経済的余裕が有るのならしても良いのでは思います。
美容整形は一度すれば終わりではなく生きている限りずっとし続けなければ維持出来ないものですから。
内容も確認する事無しに、頭から避けられる恐れが、少なくとも
相当に前には、稀には有りましたよね。(笑)
整形自体は否定しないがこーゆー事平気で言われると神経人格疑うわ。
でもそれだけじゃない。したくてもお金がないとか。
ブスでも人生幸せだったら整形なんて気にもしない。
逆に言うと、美容整形をする人は、不幸だったり、欲があったり、自分でブスをみとめているんじゃない?
二重まぶた程度のプチ整形はお化粧の延長でしょうか❓
究極的には整形は個人の自由でいいのですが、上記の医師は自分の価値観を他人に押し付けているのが問題です。
関わりたくない人物の代表例です。
美容整形はあくまで個人の問題だし、
するもしないも本人は熟考して判断してるんだと思うんですけど
外形よりも心の美しさが必要と思います。
美人も年を加えると、ただのお婆さんになる気が(^_-)-☆
親からもらった顔は、大事にしてほしいですね
自分はSNSを見ないので、
この問題は存じ上げませんでした。
そこに意見言って炎上。
ただ世の中が、全て自由気ままになり過ぎな感じを受けます。