SNSで話題の「友情結婚」、価値観の多様化が生んだ?

友情結婚が今話題になっています。背景には、現代社会の価値観やライフスタイルの多様化、個人の自己実現や経済的安定へのニーズの高まりがあるとされます。さらに、SNSやメディアで当事者が積極的に発信を始めたことも、話題化の大きな要因です。
従来の「恋愛感情ありき」の結婚とは一線を画すこのスタイルは、恋愛や性的関係を前提とせず、精神的な結びつきや価値観の共有を基盤にした新しいパートナーシップの形として、若い世代を中心に広がりを見せているそうです。
結婚=恋愛という固定観念からの脱却
【性行為ない友情結婚 子育てる2人】https://t.co/4Eo3ccFHns
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 2, 2025
これまで「結婚」と言えば、恋愛を経て性的な関係を持ち、子どもを育てていくという、一つの理想像が社会に共有されていました。しかし、すべての人がこの枠組みに収まるわけではありません。
アロマンティック(恋愛感情を持たない)、アセクシュアル(性的欲求を持たない)といったセクシュアリティの人々をはじめ、LGBTQ+コミュニティの一部や、「恋愛はしたくないけれど誰かと人生をともに歩みたい」と考える人々にとって、友情結婚は自然な選択肢となりつつあります。
また、恋愛に重きを置かない人々に限らず、キャリアや趣味を優先したい、老後を一緒に支え合えるパートナーが欲しい、という現実的なニーズから友情結婚を選ぶ人も少なくありません。
友情結婚とは何か?
友情結婚と恋愛結婚ってわざわざ名前つけて区別したがるのなんなん pic.twitter.com/JF5vZQGFDa
— イケ照る君 (@ike_tell_) June 2, 2025
友情結婚とは、恋愛感情や性的関係を伴わない結婚形態のことです。お互いの価値観や生活スタイルが一致し、信頼と友情を基盤にしたパートナーシップを築くという点が特徴です。
たとえば、「老後の生活を支え合いたい」「税制上の優遇を受けたい」「親の介護を協力して行いたい」など、恋愛感情とは別の現実的な目的から結婚するケースもあります。
ここで注意したいのは、友情結婚は「偽装結婚(ビザや金銭目的)」とは異なり、あくまで当事者同士の合意と相互理解に基づいているという点です。
SNSと当事者の発信が生んだ広がり
友情結婚が注目を集める背景には、SNSやメディアを通じた当事者の積極的な発信もあります。
AIアシスタントのGensparkによると、たとえば、YouTubeやX(旧Twitter)などで、自らの友情結婚の体験や生活の工夫、課題を率直に共有する人々が増えており、それを見た人が「こんな生き方もあるのか」と考えるきっかけになっています。
また、日本だけでなく中国や韓国などでも似た動きがあり、共働きや個人主義の浸透した都市部を中心に、友情結婚は静かな広がりを見せています。
これまで結婚をあきらめていた人や、周囲の結婚観に違和感を持っていた人々が、自分らしい家族の形を模索する中で、友情結婚が現実的な選択肢として受け入れられつつあります。
まず、従来の結婚は恋愛や性愛を前提とするものでしたが、友情結婚は「恋愛感情や性愛を必須とせず、精神的な結びつきや共通の価値観・目標を重視する」新しい結婚の形です。
このため、恋愛や性的関係に重きを置かない人々、たとえばアロマンティックやアセクシュアルといったセクシュアリティの人々や、LGBTQコミュニティの一部にとって、安心して人生を共にできるパートナーシップとして注目されています。
また、仕事や趣味、個人の時間を大切にしたいという人が増え、結婚に対する期待や目的も多様化しています。経済的な安定や将来的な介護、子育ての協力者が欲しいといった現実的な理由から友情結婚を選ぶケースも増えています。
友情結婚の今後
友情結婚とかするなら友達のままで籍入れる必要なくない?なんか結婚に関して事実婚とか色々出てきたよねwこれも時代か🥺あなたはどれが幸せ? pic.twitter.com/vluV9Si4Si
— ウワサの図書館 (@BurdenJenn98233) June 2, 2025
「友情結婚は、従来の「恋愛結婚」や「お見合い結婚」と並ぶ新しい結婚の形として、今後さらに注目されていくと考えられます。家族観の多様化や個人の生き方の尊重が進む中で、「結婚=恋愛・性愛」という固定観念を問い直す動きは、今後も広がっていくでしょう。」(AIアシスタント、Gensparkの見解)
人々は、いろいろ事情や考え方がありますからね。
ただ、私自身は、「アロマンティック(恋愛感情を持たない)、アセクシュアル(性的欲求を持たない)といったセクシュアリティの人」でもないし、純然たる友情と婚姻を融合させる価値観はありません。
そもそも、なんでそこまでして「婚姻」にこだわるのか、という反問を禁じえないのです。
その人との「友情」がそんなに大事なら、「友達」のまんまの方が良いのではないでしょうか。
一緒に生活することで、嫌なところも見えてきますし、それは不毛なストレスでしかないと思います。
たとえ、一緒に暮らしたとしても、籍を入れることにこだわらなくてもいいのでは?
たとえば、AとBが「友情結婚」したとして、Bに異性の肉体関係を伴う別の相手がいたら、その場合どうなるのでしょう。
友情関係だから、Aは相手が何をしようと関係ない?
いや、だったら、偽装結婚の温床になりませんか。
老後が心配?
いや、グループホームというのもありますし、ひとによっては、大きな家を買うか借りるかして、複数の人達で共同生活を営むこともあるでしょう。
孤独死したら困る?
いや、そんなの家族がいたってどうなるかわからないですよ。家族が旅行で留守中、自分が突然死したら、家族が帰ってくるまでそのまんまですから。
葬儀が?相続が?
いや、そんなのあなたがシンだあとのことだから、誰かが何とか解決して、何事もなかったかのように世の中はまた進みます
ことほどさように、“一人でない状態”を過大に期待しすぎ。
言い方をかえれば、一人であることを恐れ過ぎなんじゃないでしょうか。
人は、生まれいずる時も滅するときも自分一人なのに。
みなさんは、いかが思われますか。「友情結婚」。

友情結婚という選択 幸せな家庭を築くための4つのステップ - 小川祐樹
この記事へのコメント
婚姻は両性の合意のみ基づいて成立すると法律にはありますが、これすら差別と言われそうですね。
友情と言うなら友達のままでも良いのではないでしょうか?
無理に婚姻に結び付けなくても…
それだけ、この時代に不安な人が多いって事なのかなって考えます。
通常の婚姻関係であっても、難解なテーマなのに 笑
現実と理想のはざまで
どうにかこうにか
無理無理折り合いつけて、生きていかなきゃいけないし
分かり合えなくとも、分かって欲しいし 笑
だから良き伴侶っていうのかも
知れませんね 笑
因みに私は、反アセクシュアルです。
尊重はするけど、昭和生まれの私はついていけなくなりそう。
では苦しいです。息子&娘、孫が複数居る、後家の親を看て、私
はつくづく、そう思います。
ただ 人間一人よりは 良きパートナーと 共に
一人は 一人での考えしかありません
いや~、価値観多様化でついていけませんね。
昭和真っ只中の人間には難しすぎます 😂
恋愛や性愛を前提としない・・・ちょっと理解できません。
いやな面も色々見えてくるでしょうね。
いっぷくさんの言うように友達のままがいいような気がします。
でも、この形態を否定するつもりはありません。
「多様性」が重視されるように世の中も変化してますからね。
いつも身に余るコメントをいただき感謝した居ます。
友情結婚が新しいライフスタイルに加わりましたか。
恋愛と結婚は別って意見を聞いた事が在ります。
恋愛は夢、結婚は安定。
でも、どうなんでしょうか?
恋愛の延長で結婚って多くないですか?
また、出来ちゃった婚とか。
此れって決められないのではないでしょうか。
色々な形態が在って当然だと思います。
その一つに友情結婚ありき。
そう思います。
当時者同士の合意があれば友情結婚もありと思います。
この記事私も見ました。驚きましたけど...
この方達には、性行為なしでお子様が...ずっと友情結婚でも上手く行って欲しいです。が
子供も欲しくないなら、婚姻しないで友達でいいのにと思います。
特に宣言する必要もないかも。
熱烈な恋愛結婚しても、年月を重ねていく中で共に生きるパートナー=戦友のような場所に落ち着くカップルも多い気がします。
人それぞれですから。
人それぞれってことですね。
本人同士が良ければ有りと思います。
僕には理解できないな~
否定はしませんけどね^^;
大きな違いが有りますね、時代遅れになったのでしょうか
nice!です。
友情結婚するよりは独身でいいと思います。
独り=不幸ではない生き方が現世のような気が
(私の適齢期・昭和中ば)親が世間体を気にし結婚を望んだ。