バナナウナギ発見される、島根県出雲市

バナナウナギがトレンドワードに入っていました。島根県出雲市の汽水湖・神西湖でバナナのような見た目をしたウナギが釣り上げられ、大きな話題となっています。釣り上げたのは地元の釣り人・江角彰さん。「これはですね、バ…」と驚きを隠せない様子で語るその姿がニュースでも紹介されました。
「バナナウナギ」とは、ニホンウナギ(Anguilla japonica)の一種で、遺伝子の突然変異により体が黄色と黒のまだら模様になり、熟したバナナのような見た目を持つ非常に珍しい個体を指します。
体色が鮮やかな黄色で、形状や大きさもバナナに酷似していることから名付けられました。
ウナギ本来の黒褐色や灰色がかった体色とは大きく異なり、突然変異や色素異常による“アルビノ”や“リューシスティック”の一種と考えられます。
こうした個体は自然界では目立ちやすく、外敵に狙われやすいため、非常に珍しい存在です。
専門家によれば、このような「バナナウナギ」が釣れる確率は「10万匹に1匹」だそうです。
見れば見るほどバナナにしか見えない…「バナナウナギ」が釣れた! そんなバナナ…釣った本人も驚き「10万匹に1匹の確率だそうです」 島根県出雲市 | BSSニュース | BSS山陰放送 (1ページ) https://t.co/Ir1It98hRr
— 畠中由宇・相互フォロー100% (@hata_follow) June 5, 2025
体長は約30~55cm程度で、黄色い体に黒の斑点があり、熟したバナナに似ていることから「バナナウナギ」と呼ばれます。この特徴的な色は、先天的な色素欠乏による突然変異が原因とされています。
黄色い色から「幸福の黄色いウナギ」とも呼ばれ、幸運を呼ぶとされることがあります。
生息地と生態
色彩変異のバナナ色のニホンウナギを展示中です。??
— マリホ水族館 (@marihoaquarium) September 17, 2023
このウナギを見た来館者のお一人が「アレ」と言っていました。
縞模様ではなくマーブルカラーですが、黄色・黒・白は確かにソレっぽいかも!#バナナ#ウナギ pic.twitter.com/zzbNm6MLDs
AIアシスタントのGrokによると、バナナウナギは日本の河川や用水路でまれに発見されます。
例として、三重県津市の小学1年生が自宅近くの用水路で捕獲したケース(2022年)や、島根県出雲市での捕獲例(2025年)が報告されています。
愛知県美浜町の南知多ビーチランドや伊勢シーパラダイスで展示された例もあり、注目を集めています。
バナナウナギはニホンウナギと食性や生態はほぼ変わりません。
ただし、目立つ黄色い体色は自然界で捕食されやすいため、生存率が低いとされています。
捕獲された個体は食用にならず、水族館などで保護・展示されることが多いです。
バナナウナギの色は、食べたエビの色素が影響する可能性も指摘されていますが、主に遺伝子の突然変異によるものと考えられています。
同じく突然変異で白黒模様の「パンダウナギ」と同じ水槽で飼育される例もあり、珍しいウナギ同士の展示が人気です。
これまでに発見された珍しいうなぎたち
AIアシスタントのPerplexityによると、日本の天然ウナギには、色や模様が変わった珍しい個体が時折発見されているそうです。
白子(アルビノ)ウナギ
体全体が白く、目が赤いのが特徴。尾鰭に黒い色素が残ることもあり、天然界では極めて希少です。
パンダウナギ
白ウナギ(パンダウナギ)のゲリラ販売を開始します??
— どじょう・うなぎの大河 (@dojo_una_ookawa) January 19, 2024
御興味のある方はぜひホームページをご覧ください。
今回もウナギの餌付き!(どじょう)https://t.co/gfJDDYSAwj pic.twitter.com/nz62VMuCo1
白子同様に色素が抜けた部分と残った部分がまだらに現れる個体。これも外敵に狙われやすく、捕獲例はごくわずか。
ホシウナギ・カスリウナギ
緑がかった背中に星のような斑点が浮き出る「ホシ」や、一面に白い模様が現れる「カスリ」など、模様の変異も報告されています。これらも現在ではほとんど見られなくなっています。
サジウナギ
腹の白や黄色の部分の境目がはっきりと区切られた個体。地域によっては「クロ」と呼ばれることも。
こうした“変わりウナギ”は、ウナギ漁師や研究者の間で語り継がれるほど希少で、見つかるとニュースになることもしばしばです。
驚きの生存戦略を持つ魚
近年の研究では、ウナギの稚魚が捕食魚に食べられても、エラの隙間から自力で脱出するという驚きの生存戦略が発見されたそうです。
この現象は世界初の発見で、実験では半数以上のウナギ稚魚が脱出に成功。細長い体とぬめりがこの脱出を可能にしていると考えられています。
こうした「バナナウナギ」や、かつて話題になった「人面魚」など、見た目や生態が特異な生き物は、私たちの想像力や好奇心を大いに刺激します。
自然界の多様性や進化の不思議、そして偶然が生み出す“奇跡の一匹”に出会うことで、普段は見過ごしがちな自然の奥深さに気づかされるのです。
また、SNSやメディアの発達により、こうした珍しい生き物の発見は瞬く間に拡散され、世界中の人々がその驚きや感動を共有できるようになりました。
水のものの飼育は難しい
ウナギというと、以前、熱帯魚店で、マッチ棒ほどのものが100円で売っていたので買ったことがあります。
水槽がないので、別の魚と一緒に入れていたところ、一晩で全部ウナギに食べられてしまったことがあります。
そしてウナギ自体は、一晩で“マッチ棒”から“綿棒”に育っていました。
熱帯魚には悪いことをしました。
私には、ウナギは育てるものではなく、食べるものでした。
3年前は、サザエの飼育に失敗しましたし、なかなか水の生き物はむずかしいです。
巻貝や甲殻類は水合わせがデリケート。水を換えると、サザエは餌を食べなくなってしまう。 pic.twitter.com/8g1Lwss0n1
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) September 1, 2023
みなさんは、食用になる魚など飼育されたことありますか。

日本のウナギ 生態・文化・保全と図鑑 - 海部 健三, 脇谷 量子郎, 内山 りゅう
この記事へのコメント
食用になる魚ではないですが、水槽のお掃除のためにエビを水槽に入れていたのですが、脱皮直後に魚に全て食べられてしまいました^^;
は、どうも苦手です。
食用の魚は飼育したことはないですね。
昔ランチュウを飼育していたことがあります。
朝からビックリ仰天です、こんなウナギが現れたんですね❗
釣り上げたのだから すごいです
本当にバナナ にたいでした 食べないで 観賞用 ですね
幸運の となると あやかりたいですね
どちらも食物であるものの、あの色合いではご飯の上にのせられても食べる気がしませんね(~_~;)
主人の友人が池?で釣りにはまっていてうちの水槽にフナ?を入れていましたが、亀まで釣ってきて、フナより小さい亀なのに、一晩でフナを捕食してしまいました。
水もきれいなままで、まるでマジックでした(*_*;
アルビノの黄色バージョン?みたいな?
ともあれ、NICEです
(^^)
子供の頃川で釣ったヤマメを飼育していました。
なかなか長生きしていた記憶あります。
本物のバナナと一緒に放映されてましたが、まさに「バナナ」でした。
通常のニホンウナギの三倍くらいの大きさだそうです。
nice!です。
ほんとに!バナナのようですね。
あくる日1匹もメダカが居ません、まさか金魚が食べるとは
思ってもいませんでした(1匹20円の赤メダカが餌なるなんて)