山尾志桜里氏・国民民主党公認取り消しの経緯と論点

2025年夏の参議院選挙を目前に、「山尾志桜里 国民民主党公認取り消し」が大きな話題となっています。不倫疑惑を巡る会見、党内外の反発、そして急転直下の公認取り消し――その一連の流れと、世論・党内の評価、さらには今回の対応の妥当性について詳しくまとめます。
山尾志桜里氏は元衆院議員で、2021年に政界を引退していましたが、2025年5月に国民民主党から夏の参院選比例代表候補として公認内定を受けました。
しかし、過去の不倫疑惑やガソリン代不正計上、議員パスの私的利用など、議員時代の不祥事が再び注目されることとなります。
出馬報道後、党支持率は「山尾ショック」と呼ばれるほど急落。全国の都道府県連や自治体議員からも、公認見送りを求める意見が相次いだと報じられました。
6月10日、山尾氏は国会内で約2時間半に及ぶ記者会見を実施。
「8年前の自分の行動や、その時に指摘を受けた際の対応について、未熟だったと深く反省しています」と、対応についての謝罪はありましたが、不倫の事実関係については「今、その件についてお話しすることはご勘弁いただきたい」と繰り返し、核心には触れませんでした。
会見翌日の6月11日、国民民主党は両院議員総会で山尾氏の公認取り消しを正式決定しました。
公認取り消しの妥当性とタイミング
【決定】国民民主党、山尾志桜里氏を公認見送りに ガソリン代不正計上や不倫疑惑など陳謝https://t.co/Ve5hfIvpUv
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 11, 2025
山尾氏は会見で、衆院議員だった時のガソリン代の不正計上や議員パスの私的な使用、そして既婚男性との不倫疑惑について陳謝。党の支持率が低迷する事態となり、見送りとなった。 pic.twitter.com/thrV9TRWDk
「遅すぎた」論
党内外からは「最初から山尾氏を擁立すべきではなかった」「あいまいな対応がお互いの悲劇だった」との指摘があり、公認内定から取り消しまでの迷走が党のダメージを拡大させたとの見方が強い。
党支持率の急落や地方組織の反発が明確になってからの取り消しであり、危機管理として後手に回った印象は否めません。
「当然」論
不倫疑惑や説明責任の不履行、党勢への悪影響などを総合すれば、公認取り消しはやむを得ない、むしろ当然との声が大勢です。
「党が一丸となって戦う環境を整えるためには見送りが必要だった」との党幹部の説明もありました。
会見の運営に関して
会見は山尾氏単独で行われました。
山尾氏の問題点は、すでに公認決定前からわかっていたことですから、会見には党幹部も同席して批判を受けるべきという意見もあります。
これでは、候補者個人に説明責任を押し付けた形といわざるを得ません。
会見への批判と擁護
記者「質問から逃げない自信あるか」
— あーぁ (@sxzBST) June 11, 2025
山尾「 はい!逃げずにやっていこうと思っています」
記者「山尾さんが選挙に通ったら6年間遺族のお子さんは山尾さんをテレビで見て苦しむんですよ」
山尾「回答控えます」
記者「それ答弁拒否ですよ!」
ほんと最低最悪。必ず山尾しおりを落選させよう pic.twitter.com/oxsj0iNPap
引用元はいちいち挙げませんが、メディアやsnsでは、様々な意見がありました。
批判的論点
・「形だけの会見」「説明責任を果たしていない」
・ 記者からの核心的な質問(不倫疑惑、相手方の妻の自死報道など)に「事情を存じ上げない」「ご容赦いただきたい」とゼロ回答を繰り返したことで、「逃げている」「覚悟も共感も示せない」との烙印
・ 2017年当時から「何も変わっていない」「成長が見られない」との失望感
・「党の支持率を急落させた」「党の結束を乱した」として、党内からも「最初から擁立すべきでなかった」との責任論。
擁護的論点
・「政策面での能力は高い」
・ 会見前には「安全保障と人権保障の両立」など政策チラシを配布し、街頭活動の準備も進めていたことから、本人の再起への意欲や実務能力を評価する声も
私は、そもそも下半身の問題はハニトラにつながりかねないこともあり、政治家は男女問わずNG。
とくに今回は不倫で相手の元配偶者が亡くなったのに、不倫そのものを認めなかった(説明を拒否した)。
その他、ガソリンやコーヒー代なども、意味のある回答ではなかった。
と、何一つ傾聴できるものがなかった会見であり、「まだ擁護するの?」という思いですが、皆さんのご見解はいかがですか。

勝海舟の名言「政治家の秘訣は何もない、ただ誠心誠意の四文字ばかりだ」手書き書道色紙額/受注後の毛筆直筆(政治家 誠心誠意 信頼 リーダーシップ 倫理 政治 コミュニケーション 透明性 責任 公正 勝海舟 名言 格言 座右の銘 プレゼント 贈り~ - 直筆書道の名言色紙ショップ千言堂
この記事へのコメント
他の党同様ですが、国民民主党も迷走してる感じが否めないです。
そもそも彼女は、一部がかいかぶるような「政策通」ではないと思います。そう見せているだけ。
その点も書くと長くなるので、今回は書きませんでしたが、みなさんのコメントを拝見したうえで、「続編(政策の問題)」を書くかどうか判断させていただきたいと思います。
山尾志桜里氏は元検事だっただけに疑惑や不祥事が残念ですよね。
分かっているハズなのに。
凝りもせずに参議院選挙に立候補するとは、
何を考えているのか、国民民主党の足をひっぱるだけ、
と思っていたら、出馬会見の翌日に公認取り消しになり、
尻尾を切られた形で引っ込むのは、恥をさらしただけ
と思います。
現状を見て思う。
国民民主も目の前のことしか考えてないですね。
nice!です。
清廉潔白は死語なのかもしれませんが、政治家には特に無縁なのでしょうね。
評価していたのですが残念な問題であっさりと
政界を去りましたよね。
その後相手の奥様の自氏に衝撃を受けました。
やはり女性の一人としてまた政界に戻るのは
受け入れがたいです。
この党に限らず国会議員への失望感が強くて・・・
この件でいえば、党首の責任ですね、最大は。ご当人も同じことなさっているから、庶民と感覚が違うのでしょう。
今朝もこちら雨で、耕したいし、ジャガイモやニンニクも掘りたいのですが、ままなりません。
国民民主党の選対は当選できると考えていたんでしょうか。
マスコミに取り上げられるのは分かってたと思うし、
有権者だってそれほどバカじゃないですよね。
そろそろ、ほとぼりも冷めたからOKと思ってるんでしょう。
不倫は代表さんもお仲間です❗
しかし、与党.野党共に信じられない事が多すぎて
ニュースを見るのすら減ってます。
こんな事で良いのかしら...すみません。
不倫するのでしょうか?
不倫すればダメージを受けることは
わかっているはずなのに
永野芽郁は田中圭との不倫疑惑で
次から次へとCMを放送中止にされ
経済的なダメージは大きい
更には大河ドラマの出演辞退
不倫すればこうなることは
わかっているはずなのに‥‥
公に顔を出し恥の上塗りをされた感じ