認知症予防の鍵は日々の習慣にあり!5つの視点から始める健康な脳づくり

超高齢社会を迎える日本において、認知症は私たちにとって身近な課題となっています。しかし、認知症は決して避けられないものではありません。認知症の前段階、もしくはそれ以前からでも日々の生活習慣を見直すことで、そのリスクを低減し、健康な脳を維持することが可能です。
以前、「緑茶を1日5杯飲むことが健康に良い」という動画をご紹介したことがあります。
YouTubeチャンネル『緩和ケアちゃんねる・YouTube医療学校・かんわいんちょー』は、緩和医療専門医・大津秀一医師の解説動画です。
疫学調査に基づいた、食べ物と健康の関係を内科医の視点で解説しています。ヤフコメの関連ニュースで回答している専門家の一人です。
緩和ケアちゃんねる・YouTube医療学校・かんわいんちょー https://t.co/1oeSXcl2WV #緑茶
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) March 20, 2025
今日は、このチャンネルで、認知症を予防する5つの習慣を配信していたので、それをシェアします。
認知症は、がんと同じで、20年ぐらいかけて発病に至るので、なってからよりも、その前段階である軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)、さらには、それ以前からの生活習慣が大切だといいます。
たとえば、60代から認知症になる場合もありますから、40代以上の人は該当する予防法ということになります。
5つの予防法
かんわいんちょーは、動画で次の5点を解説しています。
30回噛んで食べること
よく噛んで食べることは、脳の健康に重要な役割を果たします。
動画では、具体的に30回噛むことを勧めています。
咀嚼によって脳への血流が増加し、特に記憶や学習に関与する海馬や前頭前野が活性化されることが研究で示されています。
また、十分に噛めない人は認知症のリスクが高まることも報告されています。
日常生活では、一口あたりの咀嚼回数を増やし、歯の健康を保つこと、噛み応えのある食材を取り入れることが推奨されます。
「時間がない」「食べ物が口の中で粥状に溶けていくのが苦手だ」という人もいますよね。
動画では触れていませんが、他の情報では、ガムを噛むのがよいともいわれています。
趣味を5つ持つ
趣味を持つことも認知症予防に効果的です。多趣味な人は認知症のリスクが低いとされ、趣味は脳に多様な刺激を与えます。趣味活動は脳全体を活性化し、ストレス軽減や生活の質向上にも寄与します。
たとえば、異なるジャンルの趣味を持ち、新しいことに挑戦することが重要です。
動画では、麻雀を勧めています。
朝散歩
朝の散歩は心身を整え、脳機能を向上させる習慣です。太陽の光を浴びることでセロトニンが分泌され、体内時計がリセットされます。毎日続けることで脳の老化を遅らせる効果が期待できます。
少し速足で歩くことや周囲の景色を楽しむことも脳の活性化に繋がります。
これは以前、精神科医の樺沢紫苑医師の動画でも同じことが言われていました。
精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル https://t.co/lFVFxBQcIF
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) May 17, 2025
人との会話や交流
人との会話や交流は、認知症予防において重要です。
社会的孤立はリスクを高めるため、積極的にコミュニケーションを図ることが推奨されます。
地域活動や趣味のグループに参加することで新たな交流が生まれ、脳に良い刺激を与えます。
アウトプット
アウトプットの習慣も脳を鍛えるために効果的です。
インプットした知識を話したり書いたりすることで、記憶の定着や思考力の向上が促されます。
日記やブログを書くこと、人に教えることが特に有効です。
これも、精神科医の樺沢紫苑医師の動画で同じことが言われていました。
これらの習慣は特別なことではなく、日常生活の中で実践可能です。
健康な脳を維持するために、今日からできる小さな一歩を積み重ね、充実した毎日を送ることが大切です。
相互アウトプットは「自利利他の精神」で
「アウトプット」に関連して、私のブログに対する考えを一言したいのですが、SSブログ時代、ずーっとコメントのない方より、ある記事に、突然儀礼的なコメントが入ったことがあったのです。
いったい、何事かと思ってその方の記事を見にいったら、子どもが大学に受かったという話でした。
要するに、「おめでとう」と、私に書かせたかったらしいのですが、私は、普段何のレスポンスもない(絡みもない)人に、心のこもったことは書けません。
たとえ、ネット上だけであっても、どういう方か、いつもどんな記事を書かれているのか、日常的な交流があればこそ、人間関係ができて、感情移入できるのではないでしょうか。
うわべだけの「おめでとう」なんて書いても仕方ないし、その人も、そんなうわべの祝辞なんかもらって何が嬉しいのか、と疑問に思いました。
まあ、このへんはいろいろ考え方はあるでしょう。
いずれにしても、私がいいたいのは、相手から一方的に何かをしてもらいたい、という相手を利用する考えではなくて、仏教の自利利他の精神で、「ともに幸せになろう」という気持ちがあってもいいんじゃないかということです。
巡回しあうお互いが、相互にアウトプットすることで、それぞれに新しい気付きをもたらす関係であったほうが、お互いを理解でき、自分にとってよいだけでなく、相手様にも喜ばれる関係ではないかと思います。
健康な脳は、豊かな人生を送るための基盤です。
今日からできる小さな一歩をお互い積み重ね、いつまでも自分らしく、充実した毎日を送りましょう。
※自利利他の精神⇒自分の幸せと他者の幸せは切り離せないものであり、両者をバランスよく追求することで、真の悟りや調和を目指す精神

老年医療の専門医が教える 誰よりも早く準備する健康長生き法 - 大津 秀一
この記事へのコメント
ん~、認知症まっしぐらかも^^;
ずーっとコメントのない方から、突然コメントが来たらびっくりしますよね。
それも、儀礼的なコメントなんて…
自分なら、そんなコメント要らないって思いますが、よほどお子さんの事が自慢だったのかもしれませんね。
毎日同じルーティーンをこなしているだけだと刺激が無くなるので、仰る通り趣味や適度な運動は有効なのだと思います。
nice!です。
勘違いしていたので、この情報は力になりました!
「若い時代に、長く学校へ通ったかどうかで、有意差が
出る」と、外国の脳外科(亡くなってから脳を調べる)本
で読んだ記憶も。
けど趣味5つはハードル高くない?
子供達に迷惑を掛けないためにも、やれる事を努力しています。
ゆっくり食事をする。
畑でも、料理でもスマホでも新しい挑戦を試みるように努力する。
自分が出来ない事、わからない事は、なるべく調べて知憶できなくても、書き留めておく。など、やってはいますが、日々記憶力が無くなって、忘れている事に気付いています。仕方ないけど、認知症を遅くするようには心掛けています。
大切ですよね。
今日は初孫の誕生日、21歳になりました。
このブログでは孫たち4人組で何度も登場しましたが
早いもんです。
50歳そこそこで爺さんになりましたが古希も過ぎました❗
他人事ではありませんよね。
予防の五つの習慣は私にとってはけっこうハードル高いです。
とくにリタイアしてからは「人との交流と会話」はめっきり減りました。
もう遅いかもしれません。今認知症真っ只。
自分で、分かる程度ですけどね。とにかく物忘れが激しいです。
それでも期待してよく噛んで食事します。
本日の記事を見るとお茶とブログ以外できていません。
気を付けたいですね。
拝見しました。
『自利利他』
⇒大変参考になりました。
NICEです(^^)
でも母と暮らして感じていた事は「新しいものを受け入れない」これは徹底していて、どんなに説明しても理解をしようという姿勢がありませんでした。決して能力がないわけではなく、すごい量の読書をしていましたし、理詰めで言われるとではわたしは負けてしまうくらいです。
最終的にはプライドだけは残り、下の始末ができなくなって、部屋中悲惨な状況になりました
それをみているので、わたしは常に新しい事にふれようと心がけています
歳をとって、みんなで仲良くとか、相手に喜んでもらうという気持ちが薄れ、自分の素に共感できる方とお付き合いできればいいかなと思うようになりました。
病院で遺伝するのか尋ねたら、回答は「わからない」でしたが^^;
出来る範囲で出来ることはやりたいと思っています。
いろんな形で脳に刺激を与えるのがよさそうですね。
高齢者施設で「太鼓の達人」のような体も動かすゲームを取り入れているところがあるというテレビ番組をみたことがあります。
通っているジムから
「プライムメンバーショップ」の特典を貰えました。
これは在籍10年以上の会員様にくれます。
「もう10年も通っているのか」と自分でも驚きました。
継続は力なり
始めた当初はメタボでしたが
10年もジョキングしているおかげてメタボも解消
毎年の健康診断は全く問題なしです。
秋には90歳、呆けても仕方ない齢ですが
blog・簡単な日記・出歩き・G・ゴルフ・手作り料理の一人暮らし
もう少し頑張って楽しく余生を送りたいです(家計簿も付けてま~す~)
朝散歩は毎日ですが、
毎日暑いので大変です。
自分が解らなくなるのは嫌ですから。
出来る事をして予防したいと思っています。
ブログもその一環です。
そうですね。
食べ物を食べる時はよく噛むようにしましょう。
朝の散歩これがしたい気持ちだけで実行されていません。
出来る事で自分なりに努力するしかありません。
今日のテーマは身につまされた大事なテーマでした。
有難うございます。
その要素を考えてみると、孤独と病気絡みからもあるのかと思ってますが
いずれ認知症になるとしても、出来るだけ前向きにストレスを溜めない様に...
ブログは確かにいい刺激になり、また違う人との繋がりもあり楽しめる場でもありますので、予防策にもなるのでは.....
趣味の散歩と撮影、そしてブログを続けていることも良いでしょうね
相変わらず、自治会や老人会の活動、お世話もしています
>まゆりんさん
>2025年07月03日 23:55
>よほどお子さんの事が自慢だったのかもしれませんね。
そうですね。
行間に、「お前なんか、逆立ちしても入れないすごいところだろう」感がみなぎってました。
自慢であることを知られてしまう時点で、恥ずかしいことなんですけどね。
私も子どもはいるけど、同じ経験をしてもそんなことはできないな。
東大入っても使えない奴はいるし、これからが勝負だと思いますが、プロフィールに「いい大学」さえ書ければ人生勝ち組、という単純な価値観なのかもしれません。