Seesaaブログのコメントの管理権
このブログにコメントを書いたくださる常連の方々は、SSブログから移行された方がほとんどですが、SSブログとSeesaaブログには、機能にいくつかの違いがあることにお気づきでしょうか。たとえば、コメント者が自らのコメントを編集(削除)できないこともそのひとつです。
SSブログ時代は、読んだ人が記事に対してコメントを入れ、その後、それを削除することができました。
つまり、書き損じを訂正できました。
一方、Seesaaブログでは、いったん書き込んだコメントは、コメント者自身によって削除することができません。
このことで、不便を実感した経験は、私も何度もあります。
著作権法では、ブログのコメントの著作権は、コメントを書いた人(コメント投稿者)自身にあります。
これは、コメントも、投稿者の思想や感情を創作的に表現したものであり、著作物とみなされるためです。
なのに、自分の著作物を、自分で管理(削除)できない?
どうしてでしょうか。
コメント削除機能に関する疑問は、著作権の帰属と、サービス利用規約における権利の扱いという、2つの異なる側面から考える必要があるようです。
コメント投稿者とブログサービス運営者の関係
「Seesaaブログ利用規約」には、「投稿されたコンテンツ(コメントを含む)の利用権」に関する規定が盛り込まれています。
具体的に確認すると、「他の利用者や第三者からの書き込みや投稿の管理や対応を含め、自らサイトを運営し、管理する義務と責任を負うものとします。」と書かれています。
つまり、記事に対して誤読、事実誤認、誹謗中傷、その他失当なコメントを、「それは違うだろう」とおおやけに断罪しようが、一方的に削除しようが、自由……というより、それをしないでトラブルにでもなったら、コメント者ではなくブログ主が責任を取りなさいよ、というのがSeesaaの決まりです。
私の過去記事で言えば、たとえば、査読付き医学論文に基づいた健康法紹介記事を、調べもしないで「民間療法」呼ばわりするコメント、
OSのサポート終了は開発元から公式に発表されているのに、そのリスクを記事にすると、「危機感を煽る」などと被害者意識で私の記事の評価を下げるのに腐心しているコメント。
こういうコメントを「黙認」して、何らかのトラブルが生じたら、私の責任になりますよ、とSeesaaは決めているのです。
Windows 10のサポート終了やIntel Macの切り離しは、メーカー公式に発表されているのですから、単なる「煽り」ではなく、「公開されている事実の整理」なのに、そのような中傷コメントを真に受けて、別のコメントにあるように、「なんだ、あまり過剰に心配する必要はないんだ」などというまちがった印象を抱かれかねません。
サポート切れのOSはセキュリティ更新が受けられないため、攻撃者にとって格好の標的になることはセキュリティ業界でも周知の事実です。
もちろん、記事では単に「危ない」と強調するのではなく、アップグレード・延長サポート・ChromeOS Flex導入・売却・オフライン利用など、複数の解決策を提示しています。
ですから、私の記事に瑕疵はないと思います。
要するに、私はSeesaaの規約に則ってコメントに対応していますが、これが気に食わない人は、Seesaaブログの規約には適応できない、つまり少なくともコメントのやりとりをするのはおやめになったほうがいいと思います。
書かずもがなのコメントは、自分の心を汚すだけです。
ユーザーはSeesaaとの信頼関係が大切
では、なぜSeesaaが、ブログ管理者にすべての責任を持たせているかというと、ブログの運営者が、サイト全体の整合性や管理上の理由から、安易なコメントの削除を防ぐ目的で設けられていると考えられます。
たとえば、コメントがブログ主に無断で勝手に削除されることで、元記事の内容や他のコメントとのやりとりが不自然になってしまうことを避けるためものだと思います。
このこと以外にも、SSブログとSeesaaには違いがあり、「ここはこうしてほしい」という注文はあるでしょう。
が、Seesaaが改善することがのぞましい場合もあれば、今回の「コメント削除権」のように、Seesaa側に根拠があってあえてそうしているであろう場合も考えられます。
そして逆に、Seesaaブログのいいところもあります。
ですから、Seesaaに不都合があったからとただちに全否定ではなく、思い当たることは自分で調べて、わからなければSeesaaに直接尋ねるなどして、Seesaaとの信頼関係を構築した上で利用することで、より充実したブログ運営を行うことができると思われます。
Seesaaへの改善点、あとはどんなものがありますか。

世界一やさしい ブログの教科書 1年生 - 染谷 昌利
この記事へのコメント
私は、色々勉強になっています。自分で証明も出来ない事をとやかく批判的にコメントする事はどんなものでしょう?
私は最近寝る前に布団の中で教えて頂いた478呼吸法をやって、いつの間にかぐっすり寝ているんです。中々いいですよ!
色んな事を教えて下さい。
やはり、そういう時はブログ主さんにお願いするしかないんですね。
明らかに間違ったコメントをして、訂正しないと
不利益を被るのであれば、
訂正コメントを追加すればよいかと思います。
書き込み拒否され、一旦自分のブログをログアウトして、入り直す
ミスをしました。このようなケースは、書き込み者がボケてるだけ
ですので、真面目に受け付けられると、かえって困りますね。
誤字脱字を修正できないのは困りものですが、誹謗中傷して消し逃げが出来なければ記録が残るのでいい加減なコメントが多少はしにくくなるかもしれません。
Seesaablogは使いづらいです。
読み返して誤字を発見した場合も前は直せましたが
今は出来ません。
このままだといつか辞めることになるのかな~。
けど記事もコメントもやっぱ書き主が責任負うのがスジってもんじゃなかろうか?
多めに見てください。
2例とも私のコメントに対するもののようなので一言。
コメントをお読みいただければお分かりいただけんると思いますが、
あくまで、私はこう考える、私はこうしているということを書いてるだけです。
このブログの読者の方々になにかを強要するような内容を投稿したことはありません。
入浴時の適性湯温の情報はSNS上に科学的根拠と効能も含めて溢れています。
なかには42℃のお湯につかることの危険性の情報もあります。
ですから、私はこう考えると書いただけです。
なお、この場で論争する気はさらさらありませんので、ご理解ください。
誤字脱字に注意しないといけないですね
それでも間違うことはありますからね
死んだ子の歳を数えても仕方ないですが、SSブログ時代は
良かったです 😀
ブログも慎重が大事ですね。
気を付けて続けます
いっぷくさんのブログへ書いたコメントは修正も削除も出来ませんので、書いた後に誤字脱字を発見しても修正出来ないのが不便と思っておりましたが、そのような経緯が有ったのですね。
ブログに限らずメールやSNS等の文章の誤字脱字は「あぁ、多分こう書きたかったのだろうな…」と言う感じで読んでいます、自身もやらかしてしまう時が有りますので…^^;
今までの様に記事・更新の記載が出来辛くなりました。