オルソケラトロジーの完全ガイド:夜つけるだけで手術なしで視力を矯正できる視力回復?その仕組みとメリット・デメリット
近視に悩む方にとって、手術なしで視力を矯正できるオルソケラトロジーは魅力的な選択肢の一つです。「寝ている間にコンタクトをつけるだけで視力が回復する」治療法です。
近視のみなさんは、どのような矯正をされていますか。
眼鏡、コンタクトレンズ、レーシック……
私は、眼鏡とコンタクトレンズの併用です。
が、コンタクトレンズの常用は、角膜内皮細胞を減少させて、白内障の手術適応を困難にする、と聞いたことがあるので、将来白内障の手術を受けることがあってもいいように、コンタクトレンズの使用は今更ですが控えています。
レーシックも、不可逆的な処置なので、受けるには正直、私には勇気がいります。
コンタクトレンズは、老眼が入ってくると、焦点を合わせられなくなるので、文字を読むときには使いにくいと思います。
いちばん無難そうな眼鏡は、近眼が強くなるとレンズが厚くなって、フレームの選択肢も狭くなり、これもなかなか不便です。
そんな中で、2009年以降、仮性近視の子供を中心に、最近は大人も治療を受けているのが、オルソケラトロジーです。
オルソケラトロジー(Orthokeratology、略してOrtho-K)は、特殊な形状のハードコンタクトレンズを就寝時に装用することで、一時的に角膜の形状を変化させて近視や軽度の乱視を矯正する治療法です。
昨日も、以下の記事が公開されていました。
寝る時に“コンタクトをつける”だけで近視が治る「オルソケラトロジー」とは?【医師解説】(メディカルドック)#Yahooニュースhttps://t.co/VznJw7HvOL
— 倉持 薫 (@l4ikwgs8) September 17, 2025
日本近視学会によると、「カーブの弱いハードコンタクトレンズを睡眠時に装着して一時的に角膜の形状を平らにし、焦点を後方にずらすことで、眼鏡やコンタクトなしで、良好な裸眼視力を得ようとする屈折矯正法」と定義されています。
https://www.myopiasociety.jp/general/care/flow.html より
近視の人は、角膜のカーブが強すぎるため、光の焦点が網膜の手前で結像してしまいます。オルソケラトロジーによって角膜を平坦化することで、光の焦点を後方に移動させ、網膜上で正しく結像するように調整します。
つまり、メガネやコンタクトレンズは、レンズの度数で目に入る光の屈折を調整しますが、オルソケラトロジーは、角膜を直接矯正する治療なのです。
中程度の近視なら改善効果の報告
オルソケラトロジーは、アメリカやヨーロッパ、アジア諸国で広く実施されており、日本でも2009年に厚生労働省の承認を受けて普及が進んでいます。
オルソケラトロジーの特筆すべき効果の一つが、近視進行の抑制です。日本近視学会の報告によると、装用開始2年間で近視進行を約32%~63%抑制することが示されています。
また、最新の研究では、通常のメガネ装用に比べて30~60%、平均で約半分程度の近視進行抑制効果があることが報告されています。
この効果により、特に成長期の子どもにおいて、将来的な強度近視の予防が期待されています。
レーシック手術などと異なり、角膜を削ったり切開したりすることがないため、リスクが低く、いつでも治療を中止できます。
日中は裸眼で過ごせるため、スポーツや水泳などの活動時にメガネやコンタクトレンズを気にする必要がなく、アクティブなライフスタイルを送れます。
デメリット・注意点としては、効果を維持するためには毎晩のレンズ装用が必要で、適切なレンズケアも欠かせません。使い捨てレンズは、今のところありません。
適切なケアを怠ると、角膜感染症などの重篤な合併症のリスクがあります。
すべての人に同じ効果が得られるとは限らず、特に強度近視や強い乱視の場合は効果が限定的といわれます。
夜間に光が滲んで見える現象(ハロー・グレア)が起こることがあり、夜間の運転などに影響する場合があります。
医療行為だが自由診療で
【朗報】オルソケラトロジー、近視を抑制する効果
— お侍さん (@ZanEngineer) March 13, 2025
もっと早く登場してくれれば…。。。いや、メガネ業界がめちゃくちゃ反発しそうだけど。 pic.twitter.com/nkIahmgfhB
というのが、オルソケラトロジーの簡単なご説明ですが、これだけを聞くと、またアンチが、「インチキだ」「民間療法だ」と騒ぎ出すかもしれませんね。
オルソケラトロジーは、2009年以降に複数のオルソケラトロジー用レンズが、厚生労働省から医療機器としての製造販売承認を受けている医療行為です。
オルソケラトロジーの治療は、眼科医が患者さんの目の状態を検査し、適応を判断したうえで、適切なレンズを処方・管理します。
つまり、眼科医のみ、扱える治療です。
さらに、治療にかかる費用は、医療費控除の対象となることが国税庁の公式サイトなどでも明記されています。
ところが、治療費自体は、保険適用外の自由診療です。
医療行為と認められながら、費用だけが保険適用外。この矛盾は、医療界の闇ですね(笑)
病気やケガの治療とは異なり、生活の質(QOL)向上を目的としたものだから保険治療ではなく自由診療(Gemini)というのですが、そんなこといったら、医療行為にも、たとえば「痛み止め」なんて、生活の質(QOL)向上を目的とした対処療法じゃないかと思いますが、しょせん人の決めることというのは、そういう問題(基準の設け方)が起こりますね。
オルソケラトロジー、ご存知でしたか。

オルソケラトロジー診療の基本のキーこれから始める人にー(MB OCULISTA(オクリスタ) No.134(2024年5月号)) - 平岡孝浩
この記事へのコメント
いつもお世話になっています。
目は大事です。
でも、見えても其の状態は色々ですね。
近視・遠視・乱視や色盲など、どれでも不自由で精神的に負担が大です。
治療や矯正で負担が少なく成れば良いですね。
高齢になれば視力も落ちます。
霞んでも来ます。
でも、高齢の変化だと受け溜めて、幕が張って霞んで来た右目にはキャプテン。ハウローがしてる黒い皮の眼帯をして海賊を気取っていたりしてます。
元、遠視だったので、老眼がかなり早くから来ています。
メガネはまだ良いけどコンタクトは絶対無理っす
出来れば老眼改善の方法あればなぁ~
まだ、裸眼で自動車免許の適正検査も通るのですが。
オルソケラトロジー、寝ている間にコンタクトをつけるだけで視力が回復するならそんなに良いことはないなって思います。
目は大事ですからね。
近くになかったんですよね
nice!です。
老眼も目は施術で良くなるの知ってるし、角膜キズ付けて、
一時期、近くが見えた経験も有るのですが。このカテ
ゴリーの方法は、老眼鏡の凸レンズが安いので、個人的
には今の所、やってみる気は、余り無いのが現実です。
オルソケラトロジーは全く知りませんでした。
私には適用外のような気がします。
白内障手術で老眼鏡とおさらばできました。
なので、メガネやさんにも医者にもメガネは意味がない、といわれました。つまり裸眼で本も読めます
免許更新はギリで通過しました、これ左だけちょっと視力があがるといいんですが。
毎年、視力が衰え、いつまでブログを続けられるのか分からない状態です
若い頃は使い捨てのコンタクトレンズを使っていましたが、ドライアイが強くなってからは、近眼用と老眼鏡のめがね2個です^^
裸眼生活には憧れますから、ハードレンズ装着で改善の可能性があるならやってみたいという気持ちにはなりますね。保険が適用されるならですが^^;
スゴ~い治療法があるのですね
となると、選択の一つかもしれないです。
老眼です(^.^
長い間のコンタクトは不便でした。
>koh925さん
>2025年09月18日 09:11
>私は、両目の網膜にできたポリープがら出血する黄斑変性症
それは大変ですね。ブログの更新、無理なさらずにご自身のヘースでなさってください。