芸能ゴシップ動画の再生回数100億超の裏側~視聴・制作・拡散に潜むリスクとは?
「実は性格が悪い芸能人5選」「マスコミが伝えない裏の顔」…。
こんなタイトルの動画を目にしたことはありませんか?
NHKの報道によれば、芸能ゴシップ動画の総再生回数は100億回を超え、副業としてこうした動画を制作するケースも増えているといいます。しかし、一見無害に見えるこれらの動画には、思わぬリスクが潜んでいるのです。
先日は、ショート動画が脳に悪いという報告があることを書きました。
ショート動画再生は、認知機能の低下やストレス増加と関連する調査 https://t.co/uFojnvc5ez #ショート動画
— 無明子 (@shirimochigome) November 27, 2025
今回は、芸能ゴシップ動画が社会的に問題であり、作る側だけでなく、ことと次第によっては、見る側も法に問われる場合があるという話です。
そして、その芸能ゴシップの再生数は、まさにショート動画によってうなぎのぼりなのです。
ゴシップ動画を「視聴する」ことのリスク
今日の情報源です。
“芸能ゴシップ動画” 総再生回数100億超 副業で制作?被害はhttps://t.co/41ekWK9hZ5 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) November 22, 2025
まずは、私たちが何気なく視聴する立場から考えると、情報の信憑性の問題が最も大きなリスクです。
多くのゴシップ動画では、出典不明の情報や匿名の「関係者」の発言がさも事実であるかのように紹介されています。
しかし、その多くは検証が不十分な噂話や誇張された内容です。それらの情報をうのみにすることで、芸能人に対する誤ったイメージを植え付けられてしまう可能性があります。
ネガティブな情報に触れ続ける心理的影響も見過ごせません。他人の欠点や失敗、私生活の問題を楽しむ習慣は、私たちの人間関係やものの見方に、知らず知らずのうちに悪影響を及ぼす可能性があります。
ゴシップ動画の「制作」に携わるリスク
次に、副業などとしてこうした動画の制作に関わる場合のリスクについて考えてみましょう。
法的リスクが最も深刻です。無許可で写真や動画を使用すれば、著作権法違反になる可能性があります。また、虚偽や誇張された内容を流せば、名誉毀損やプライバシー侵害で訴えられるリスクもあります。たとえ動画に「噂の範囲です」といった但し書きがあっても、法的責任を免れる保証はありません。
最近では、動画制作のアルバイトや業務委託として、こうしたゴシップ動画制作の求人も出回っているようです。しかし、これらの仕事は社会信用を損なうリスクがあります。また、制作に関わったことで、芸能人の熱心なファンから批判や嫌がらせを受けるリスクもあります。インターネット上では、コンテンツ制作者の個人情報が特定され、激しい非難にさらされるケースも少なくありません。
ゴシップ動画を「拡散する」ことのリスク
SNSなどで、ゴシップ動画をシェアしたり、リンクを拡散したりすると、誤情報の拡散に加担するリスクがあります。
たとえ「本当かどうかわからないけど」という前置きでシェアしたとしても、それが多くの人に事実として受け取られる可能性があります。
一度拡散された誤情報は、後で訂正しても完全には回収できません。
元国会議員が、あるポストに「いいね」をしたところ、その元ポストが名誉毀損にあたるため、「拡散」どころか、その人にとってはたんなる「賛同」までが不法行為の責任を負ったケースもあります。
また、誹謗中傷の連鎖に荷担するリスクもあります。
シェアした動画がきっかけで、特定の芸能人に対する誹謗中傷が増幅するかもしれません。
最近では、ネット上の誹謗中傷が芸能人の活動休止や引退につながるケースも少なくなく、私たち一人ひとりの行動が重大な結果を招く可能性があるのです。
さらに、頻繁にゴシップコンテンツをシェアする人は、信頼性や品格に疑問を持たれる可能性があります。職業によっては、そのような発信が業務上の信頼を損なうことも考えられます。
健全なメディア消費のために
芸能ゴシップ動画が、これほどまでに拡大した「そもそも論」としては、視聴者の「知りたい」という欲求がそれを成り立たせています。
しかし、その欲求を満たすために、他者の権利や尊厳が損なわれてはならないでしょう。
私は最近、テレビを見ないので、知らないタレントも増え、そのたぐいの動画には興味の持ちようがなくなりつつありますが、動画を視聴する際には、その情報が本当に信頼できるものか、そもそも見る価値があるのか、批判的に考える習慣をつけることが重要ですね。
「無料で、短時間なら見てもいいか」と思ったとしても、その視聴習慣が、従来の理性や価値観を歪めないとも限りませんし、「短時間」も積み重ねれば、けっして侮れない時間になりますからね。
みなさんは、芸能ゴシップコンテンツは視聴されますか。

平成の芸能裁判大全 - 芸能裁判研究班
この記事へのコメント
自分に関係ない事に時間を使いたくないから・・・
世の中、それ言っちゃ失礼でしょう!っていう事を平気で言う人、多いですよね。
「覗く」や「暴く」人間の欲求こそが、新しい発明や発見につながるわけですから。
Xなどで流れてくることもありますが、スルーしてます。
nice!です。
著作権法も、「使えば連座」パターンと、他の工業所有権
法系と同じと懸念されますから。関わらないのが一番かと。
もちろん 人間ですから 人が良くなくちゃ 周りのスタッフもついてくれないでしょうが・・・金回りが良ければ・・人が寄る あーー金次第の世の中に
20代の闇バイト 今後も 増えるんだろうなーー怖い怖い
芸能人でなくても、あってみないとわからないですからね
閲覧数が多いだけで、お金になる、という動画システムもなんとかしないと、ゴシップがまかりとおっちゃいます
批判動画が心が汚れる感じがしますので、飛ばしますねw
この種の動画はありますね
でも信憑性がないですね
本当かどうかはわからないです。
再生回数100億にはびっくりです。芸能人のプライバシーをちょっとのぞき見してみたい・・という気持ちなのでしょうか。
時間はもっと他のことに使いたいです。
カレンダーが1枚変わるだけなのに・・何かと気忙しくて
この時節は好きではありません 😂
取り締まりがない? 逆に不思議に思います。
厳しい法律でもあれば減るのにと言うのが、多々あります。