「今川焼」の地域呼称勢力図と喫食調査

「今川焼」の地域呼称勢力図と喫食調査

今川焼、大判焼き、回転焼き……。「中に具材(餡)を入れて焼いた円形の厚焼き和菓子」を、みなさんの地域では何と呼びますか。ニチレイフーズでは、全国14057人に調査し、都道府県ごとに集計して、分布が一目で確認できる呼び方の“勢力図”を作成して話題になっています。

私は、今から10年前の12月16日更新で、「今川焼VS大判焼きVS回転焼き(御座候)、あなたは何派?」というブログ記事を書きました。

「中に具材を入れて焼いた円形の厚焼き和菓子」について、今川焼と呼ぶか、大判焼きと呼ぶか、回転焼きと呼ぶか、御座候と呼ぶかという名称論争です。

ある日、私は御座候(商品名)という商品を買いましたが、私に言わせるとこれは、「今川焼」なんです。←正しくは「き」の送り仮名は入らないそうです。

で、帰宅して、「これ買ったよー」と妻に見せると、妻が言うには

「ああ、大判焼きだ」だって。

大判焼き? いや、今川焼だ!

久々の激論ネタ発生!という話を書きました。


あれから10年たちましたが、まだ論争の決着はついていないようです。

wikiにはこう書いてありました。
今川焼き(いまがわやき)は、焼き菓子のひとつ。後述する語源から明らかなとおり、元来は東京周辺での呼称であり、全国的には大判焼き(おおばんやき)と呼ぶ地域が多い。地域によっては二重焼き・太閤焼き・甘太郎焼・義士焼き・小判焼き・回転焼き・回転饅頭・太鼓焼き・きんつば・太鼓饅頭・夫婦まんじゅう(フーマン)・おやき(長野県のおやきとは異なる)などとも呼ばれる。

Wikiによれば、「標準語」は「大判焼き」で、「今川焼き」は東京の「方言」ということです。

そして、「御座候」の本社がある地域は、「回転焼き」というのが前回の結論でした。

では、今回の「勢力図」ではどうなっているでしょうか。

「今川焼の地域呼称勢力マップ」と喫食調査


今日の情報源は、ニチレイフーズの公式サイトです。


記事は、ニチレイフーズが14,057人を対象にした調査を実施。

調査結果は、「今川焼」や「大判焼き」、「回転焼き」など複数の呼び方がある和菓子について、47都道府県ごとに最も多い呼称を特定し、その分布を「今川焼の勢力図マップ」として発表しました。

ニチレイフーズの報告によると、「全国で「今川焼」は8508票と約6割の人が使っていました。大判焼きが7309票、回転焼きが3646票となっています」とのことで、「今川焼」が、最多の19エリアを制したことから、この“勢力図”を「今川焼の勢力図マップ」と命名しています。

また、「兵庫県のみでトップだった地元に馴染んだ固有のブランド名「御座候」の全国での総得票数は1500票であった他、「太鼓饅頭/太鼓焼」「じまん焼き」「二重焼き」「円盤焼き」などエリアトップをとれなかった呼び方も見られ、群雄割拠な様相がみられる調査となりました。」とのことです。

北海道と青森では、「おやき」になっていますね。

山形県では「あじまん」だそうです。

そして、この調査と合わせて、ニチレイフーズは、自社製品の冷凍今川焼「ニチレイの今川焼」喫食者392名を対象に、好みの味や食べ方に関する追加調査も行っています。

その結果、最も人気が高かったのは、「あずきあん」73.0%が食べたいと回答しています。

2位は58.7%が食べたいと回答した「カスタードクリーム」、3位には42.3%で「クリームチーズ プレミアム」が入りました。

定番の「あずきあん」の安定した人気が伺えます。

「方言の地図」のような呼び方


この和菓子の名称分布は、「方言の地図」のようなものです。

中身や形(意味)は同じであっても、地域という土壌によって育まれた「呼び名(言葉)」が異なり、関東の標準的な「今川焼」、九州独自に進化した「回転焼き」、そして様々な文化が交差する近畿の「混在」といった形で、その土地の文化圏を色濃く映し出しています。

ただ、その地域で生涯を暮らすとは限らないので、東京の人が大阪に来れば、大阪にも関東の文化が反映されることはあるし、その逆もありますから、長いスパンで見ると、この地図はまた変わっていくのかもしれません。

みなさんの地域では、どんな呼び方で定着していますか。

[冷凍] ニチレイ 今川焼 (あずきあん) 5個入400g×6袋
[冷凍] ニチレイ 今川焼 (あずきあん) 5個入400g×6袋

この記事へのコメント

2025年12月13日 22:38
当地では大判焼きでやんす
今川焼は別の喰い物と思ってました
2025年12月13日 22:40
今川焼が東京の方言だったとは!
2025年12月13日 22:41
こんばんは!ニコは他の呼び名があっても、今川焼が幼少の頃からあったので、
やっぱり今川焼でしょう。
2025年12月13日 23:17
我が家では、普通に今川焼ですね。
手軽に食べられるので、冷蔵庫にあずきとカスタードの今川焼を常備しています。
2025年12月14日 00:06
当地では回転焼です(大阪)。
お店の名前で「御座候」と呼ぶこともあります。
ニチレイの冷凍を買いますが、回転焼だと思って買っていますね。
たぶん写真を見て選んでいるんでしょう^^;
2025年12月14日 00:28
山形のあじまんは、特定のお店の商品名だと思います
冬のおやつあじまんという名前で、宮城にも何店舗かあります
2025年12月14日 06:05
青森はお焼きです。ちょっとすると浅草焼きとも言っています。
安くて、美味しいですね。
2025年12月14日 06:14
おはようございます!
nice!です!。
今川焼ですね!
大判焼でも分かります。
2025年12月14日 06:49
埼玉に引っ越してから、話題になった事が無いので。
埼玉県南部でも、何と言ってるのかは私には謎ですね。
ファミレス食べ放題でも、たぶんですが現れなかったし、
御近所から貰った事も、得には無いですね。都内で
「今川焼」と言っていたことは、子供の頃から、私も
知ってます。
2025年12月14日 07:47
今川焼・・・そう呼んでいました。
たしかに大判焼きも聞いたことあります。
中は絶対に餡子が好きです。
最近今川焼屋さんを見かけませんね。
pn
2025年12月14日 08:06
おやきだと中身野菜(野沢菜?)のやつと被るから混乱するね(笑)
2025年12月14日 08:11
回転焼きと言ってます。福岡県。
2025年12月14日 09:13
江戸川区は今川焼きですね。
2025年12月14日 09:40
神奈川県です。今川焼き。
2025年12月14日 09:58
山形出身です。あじまんは商品名で、いまや県内全域に展開されているようですが、当時は一部地域しかなく、その頃は大判焼きだったかと。いつのまにか代名詞になっているんですね。
2025年12月14日 11:01
都内在住となりますが、聞いたことの無い名称もあり興味深く拝読させて頂きました。
2025年12月14日 11:11
今川焼? ウーーン あんまり大阪では聞いたことがないですね
2025年12月14日 11:36
江東区では今川焼ですね。
都内で大判焼きのお店もありますね。
2025年12月14日 11:53
近頃は大判焼きと言っていますね。終戦後焼き器を買い
母が焼いてくれましたが太鼓焼きって言っていたかも
(型の模様がでんでん太鼓みたいだった?)
2025年12月14日 11:59
大判焼だと思うけど、、、ニチレイの冷凍今川焼はあんこがいっぱいでおいしそうですね。ブログ箱庭「アオサギさん、漁をする」においで頂き、ありがとうございました。
2025年12月14日 12:41
子どもの頃はよく見かけましたが、
もうかなり長期間みかけません。
冷凍が出ているんですね
2025年12月14日 14:58
こんにちは・・・(^-^)!!
一昔前、とあるお店は冬は今川焼き、夏場はかき氷を。
これで季節感があったものです 😀
2025年12月14日 15:14
生れてから都内杉並区で久しく暮らしていましたが、
「大判焼き」でした。
つくっている人の出身地にも関係あるのでしょうか。
2025年12月14日 16:24
山形出身ですが、「あじまん」? 初めて聞きました。
昔は無かったですね。今は「今川焼」たまに冷凍買います。
bgatapapa
2025年12月14日 16:42
niceどすえ~(^^)
2025年12月14日 18:21
こどものころから、今川焼の名前でよんでいました
ばくぜんとですが、大判焼きというのは、それの大きなものを想像していましたし、回転焼きは丸くて小さくベビーカステラ程度の大きさの物を指すのかと思っていました
わたしが子供時代は、1個5円くらいだった気がします(^-^)
2025年12月15日 06:05
大阪や福岡、熊本では回転焼き、埼玉では今川焼と呼称しています。が、大阪では御座候と言う時も有ります新大阪駅等の主要駅に御座候のお店が入っている影響も有るのではと思います。
これも魚の名前と同じで地域によって呼び名が変わるのが面白いですね、関西のグレは関東ではメジナと呼称したり…