保険は必要か?統計で見る本当に必要な保障の見分け方
ひろゆきさんがSNSで、「日本人は生命保険に加入する必要はない」と発言したことが話題になっています。実際、プルデンシャル生命の不祥事(顧客500人から着服など31億円)を受けてのコメントだけに、多くの方が生命保険の必要性について疑問を持っているのではないでしょうか。
今回の不祥事と、保険そのものの価値は別問題です。
が、保険というのは何かあったら支払われる、そうでなければし払われないものなので、掛け捨て保険に入っている場合などは、「なんかあったら困るけど、何もないと何ももらえないんだよな」と、複雑な気持ちになりがち。
そんなとき、こうした不祥事があると、「保険なんて入ってて意味あるのか」という気持ちにさせられるのかもしれませんね。
共済では歳を取ると保障が減るリスクもある
今日の情報源です。
日本人は生命保険に加入する必要はない。
— ひろゆき (@hirox246) January 16, 2026
必要なら共済で十分。
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生命保険文化センターの「生命保険に関する全国実態調査(2023年度)」によると、日本の世帯の生命保険加入率は72.7% に上ります。
平均的な死亡保障額は約1,400万円、年間保険料は約38万円です。
共済(県民共済、全労済など)の死亡保障は、一般的に民間の生命保険に比べて掛け金が割安なことが多く、必要な保障額が小さければ、確かに共済で十分なケースも多いのです。
ただね、共済は歳を取ると保障が減るんですよね。
どんな根拠か知りませんが、老後2000万円必要説とやらが取り沙汰されていますよね。
それを考えると、生命保険は家族のいる人なら入ってもいいような気がしますけどね。
怪我や病気の医療保険も、生命保険会社は扱ってますね。
高額医療還付金制度があるので、通常の治療で何百万もかかることはマレで、保険より貯金の方が良い、なんていわれます。
ただ、差額ベッドとか、細々した諸経費もありますから、これも、「入るな」とまでは言えないような気がするんですけどね。
本当に必要な保険とは?統計から分かること
一方、火災、自動車、傷害を除く新種(賠償責任など)といった損害保険の場合は、主要商品の加入はむしろ必要だと思います。
自動車保険
まず、自動車保険は、入らなければだめ!です。
警察庁の統計によると、令和5年中の交通事故死者数は2,610人、負傷者数は約37万人に上ります。
特に注目すべきは、事故被害者への賠償額です。
死亡事故の場合、賠償額が1億円を超えるケースも珍しくありません。
また、自動車保険に付帯する示談交渉サービスは、専門知識がない個人が事故の賠償交渉をすることを考えると、非常に価値の高いサービスです。
損害保険料率算出機構のデータでは、任意自動車保険の普及率は約75% と高い水準を維持しており、多くのドライバーがその必要性を認識していることが分かります。
火災保険
総務省消防庁の「火災の現況(令和4年)」によると、令和4年中の出火件数は34,183件、焼損床面積は約97万平方メートル、損害額は約1,029億円に上ります。
ここで重要なのは、火災保険が「火災」だけでなく、風災、水災、盗難など幅広いリスクをカバーしている点です。特に最近増加している自然災害への備えとして、火災保険の重要性は高まっています。
それと、支払ってもらった人はご存知と思いますが、火災保険は支払いが迅速です!
その際、保険金の何%か相当が臨時費用として足しましして支払われるので、それを次の方針を決めるまでの当面の宿代と生活費に充てられます。
火災を経験する確率は、その世帯家系で400年に1度の確率、と、昔損保会社で働いていたときに、聞いたことがあります。
極めて少ない確率ではありますが、ひとたび当事者となったら、本当に助かる保険です。
ちなみに、隣家からのもらい火災は、相手に重大な過失がないと賠償を求められません。自分の家は自己責任で守らなければならないので、これも入らないとだめです。
賠償責任保険の必要性
隣家のガラスを割ったとか、ブログで悪口を書いたら名誉毀損で訴えられたとか、そういう「事故・事件」の費用を担保する保険が最近、生命保険会社からも損害保険会社からも出ています。
これは、「新種保険」といって、文字通り新しい商品のため、まだ何とも言えない部分はあります。
ただ、個人賠償責任保険は、単体では1億円まで面倒見てくれて、保険料は年間で1,000~1,800円程度ですから、掛け捨てでもさすがに負担を躊躇する金額ではないでしょう。私は入ってます。
保険のジャンルによって評価は変わる
結論は、生命保険(死亡保障)は、家族がいる人は入ったほうがいいんじゃないでしょうか。
医療保険は、意見が分かれるところだと思います。
ただ、民間医療保険に加入している世帯は約85%と非常に高い割合を占めています(生命保険文化センター調べ)。
損害保険は、入ったほうがいいと思います。そう言わざるを得ません。
私は、火災保険は、火災や台風被害などを経験し、おそらくこれから保険料を生涯払い続けても、それ以上の多額の保険金をいただいています。
傷害保険も、妻の手術や入院保険金、子供の重度後遺障害など、まとまった金額を支払われています。
自動車保険も、かすり傷ひとつないのに示談に1年半粘られた事故があり、こちらはこれまで支払った額とトントンぐらいかな。
よもや誤解される方はおられないとは思いますが、これをもって、私が金持ちになったわけではありません。
損害保険は実損填補が原則ですから、金額の大きい保険金が支払われるということは、それだけ大きな不運・不幸を経験しているということなのです(泣)
保険金は、もらわないことが無事でいいことなんですからね(汗)。
支払う事故が発生するということは、ちっともいいことではないのです。
ただ、それは、この記事をご覧になっている明日のどなたかの姿かもしれません。
それも含めて、私は、「保険は要らない」とまでは言えないのです。
みなさんは、いかがお考えですか。

生命保険のウソ・ホント: 賢く・損せず生命保険・医療保険に入る方法 - 草野 直樹
この記事へのコメント
集合住宅なので火災保険は入っています地震保障保障はNO)
火のもとには十分気を付ける日々(IHなので楽ですが)
医療保険も、30年以上入っていて何も無かったのですが1年半前に両目の白内障と左目の黄斑前膜で18万円保険金が下りました。
高額療養費などがあったので、かかった金額より多く保険金が下りた感じでした。
今は、安心料って感じで入り続けてます。
東日本の時、地震保険にはかなりお世話になりました
nice!です。
火災保険は雪害で一度使い、これも大切だと感じてるので、加入してます。
保険料で首を絞められない程度の保証にとどまってはいます。
「配偶者が居て、配偶者が保険料掛け金の支払者でかつ、
受取人。」
保険料を考えると 辞めなくては とは思いますが やっぱり 万が一の時に 入ってて良かった と聞くと 辞められませんね
年と共に 保険料も払いきれないので 最小限にしてる人が多いですね 年金暮らしでは 到底 保険も・・共済掛金に切り替えてる方も多いとか・・・
正解は わかりません・・・
今は車両保険のみです。
没後の受取額は、減額になりましたが保証されています
あと年々生きられるか、神のみぞ知るです
確かにいろいろ不祥事ありますが、それはごく一部ですよ^^
火災保険に自賠責付帯で十分かなと思っています。
利用せずに済めばそれに越したことはないですが、いらないとまではなかなか言い切れないと思います。
火災は、住宅ローンの他に近隣火災も怖いので別口に。
昔ほど保険に集中しないのは事実かも。若い方の加入はどうなんでしょう??
すでに加入資格年齢外です。
以前入って居たガン保険は使いました。
大したこと無かったです。
75歳まで病気しないで頑張るのが一番です。
(保険料1割が保てれば)
何しろ健康第一が基本だと思います。
中々難し事ですが。
無事に人生終りそうです😀
20年前に、火災保険と合わせて地震保険へ加入しました。
その後の震災で家屋にダメージがありまして、原状復帰するうえで費用の助けになりました。確かに損害保険は、『備えあれば何とか』に通じることを体感した次第です。
自動車の任意保険は必須ですね、大阪は全国一の加入率と言う事も有り「保険掛けないなら乗るな。」と言われる程です。
火災保険も必須ですね、失火法で類焼しても火元へ請求出来ませんし地震保険もありますしね。
生命保険は歳を重ねると保険料が割高になって来ますし高額療養制度が有りますから掛けるとしてもホドホドで良いと思います。