チャーハン症候群、加熱しても死滅しない「セレウス菌」
調理後の米や麺類を常温で放置することで発生する「セレウス菌」による食中毒、通称「チャーハン症候群」がテレビで報じられて話題です。この菌は非常に強い耐熱性を持ち、100℃で加熱しても死滅しないため、一度繁殖すると防ぐことが極めて困難です。
今やネットでも話題もちきりのチャーハン症候群。
文字通りチャーハンのような調理ご飯や、パスタ類など作り置きしたものを食べた場合、セレウス菌が繁殖することによって起こる食中毒症状のことです。
セレウス菌は、特に28℃~35℃の高温下で急速に増殖し、食べると激しい嘔吐や下痢を引き起こしますが、食品自体の見た目や味に変化が出ないため注意が必要です。
チャーハン症候群を引き起こすセレウス菌の驚くべき生存能力
今日の情報源です。
【危険】“チャーハン症候群”
— めざましmedia (@mezamashimedia) August 13, 2025
夏の食中毒で下痢や嘔吐の症状…
加熱しても死滅しない「セレウス菌」とは?
記事??https://t.co/oaWhiPvykM#サンシャイン
記事によると、チャーハン症候群の原因となるセレウス菌は、一般的な食中毒菌とは比較にならないほど強力な生存能力を持っています。
1. 驚異的な耐熱性
最も恐ろしい特徴は、通常の加熱調理では死滅しない点です。
100℃で30分程度加熱しても菌は死滅しません。
食べる直前に電子レンジなどで再加熱しても、一度発生した毒素は残り続ける**ため、食中毒を防ぐことはできません。
2. 消毒・乾燥への耐性
熱だけでなく、過酷な環境にも耐えることができます。
乾燥させたり、消毒薬のようなものをかけたりしても、菌を不活化(無力化)させることはできません。
3. 検知できない「ステルス性」
菌が大量に繁殖しても、料理の見た目・味・においにはほとんど変化がありません。
五感で見分けることが困難であるため、気づかずに摂取してしまうリスクが高いです。
4. 爆発的な増殖力
28℃~35℃の環境を最も好み、この温度帯では非常に速いスピードでたくましく増殖します。
炊きたてのご飯を温かいまま弁当箱に詰めるなどして水分(結露)が供給されると、さらに微生物にとって好都合な環境となります。
専門家は、これほどの生存能力を持つため、一度繁殖してしまったら防ぐ手立てはなく、特効薬もないことから「食べてしまったら終わり」と警告しています。
「嘔吐型」と「下痢型」の食中毒
セレウス菌による食中毒は「嘔吐型」と「下痢型」の2種類に分類されます。
1. 嘔吐型
「チャーハン症候群」という名前の由来にもなっているタイプです。
主な原因食品: チャーハン、ピラフなどの炊き込みご飯系やパスタなど、炭水化物が豊富な食品で発生しやすいとされています。
症状: 菌を摂取してから1?6時間後という早い段階で発症し、激しい吐き気と嘔吐に見舞われます。症状は8~10時間ほど続くことがあります。
2. 下痢型
主な原因食品: スープ、シチュー、肉や魚を含む総菜など、比較的タンパク質を含む食品が原因となる可能性が高いです。
症状: その名の通り、腹痛や下痢を引き起こします。
どちらの型であっても特効薬はなく、脱水を防ぐための水分補給や点滴による対症療法(食べてしまったら症状が治まるのを待つしかない)が基本となります。
お弁当も危ない!?
チャーハン症候群は、お弁当でも発生し得ます。
お弁当作りで避けるべき主なNG行動は以下の2点です。
1. 炊きたてご飯にフタをする
NG行動: 炊きたてのご飯を温かいまま弁当箱に詰めて、冷ましてからフタをすること。
理由: ご飯を温かいまま詰めると中心温度が下がりにくいうえ、結露によって水分が発生し、菌が増殖しやすい環境を作ってしまいます。
対策: 先に平たい皿などにご飯を広げ、しっかりと温度を下げてから弁当箱に入れることが推奨されています。
2. 古い作り置き(特にチャーハンやパスタ)を入れる
NG行動: 冷蔵庫で保存していたとしても、作ってから2日以上経過したチャーハンなどを再加熱して入れること。
理由: 前回の回答でも触れた通り、セレウス菌は加熱しても死滅しません。冷蔵保存してあっても2日経過したものはリスクが高く、再加熱しても毒素は消えません。
対策: 作り置きを使用する場合は、作ってから時間が経っていないものに限るべきです。冷凍保存の場合でも2~3日以内に食べることが推奨されています。
私は、パスタもチャーハンも、冷凍食品を含めてバンバン作り置きしていました(汗)
専門家は、予防策として、温かい料理は、素早く冷ましてから冷蔵・冷凍保存することや、数日経過した作り置きは避けるべきだと強調しています。
特効薬が存在しないため、とくに室温が上がる夏場の徹底した衛生管理が強く推奨されています。
とにかく「加熱すれば大丈夫」という一般的な食中毒対策が通用しないため、特に注意が必要です。
みなさんは、調理ご飯やパスタ類の作り置きはされていますか。

うちで作る チャーハンがウマい! (池田書店) - 佐藤 樹里
この記事へのコメント
カレーなどは・・・
弁当の白飯は幾分冷ましてはあるけど・・・ちょっと心配
って言うか、30年ほど前にもこんな菌って居たんですかね??
調理ご飯やパスタ類の作り置きはあまりしないけど、野菜類は多く作り置きしてます^^;
ちょっと気をつけないといけないですね。
炊き込みご飯が残ったら、小分けして冷凍です。
作り置きするのはおでんぐらいでしょうか。
常温ではなく、温度を下げてから鍋ごと冷蔵庫に入れます。
気をつけねば。
炒飯好きなので気をつけます。
今の時期は比較的安全かと思ったりします。
作り置きは素早く冷ましてから冷蔵・冷凍保存するよう心がけます。
しかし、やっかいな「セレウス菌」★
nice!です。
私もばんばん作り置き派!(笑)
持ち帰った料理を保存する場合は基本冷凍保存です。
チャーハンと聞くと餃子の王将さんへ行きたくなってしまいます、埼玉だとぎょうざの満州さんや日高屋さんが有り美味しいのですけれど、好みの味となると餃子の王将さんに軍配が上がってしまいます。
パスタは自宅で作ってもソコソコ美味しく頂けますが、こちらも毎回食べる分だけ作るので作り置きはしないです。
ありますしね。何も無いと、だんだんルーズになる傾向大
です。中止喚起、誠に感謝!
カレー、パスタ、ご飯などは
冷蔵や冷凍庫保存して食べて
いました。
どうしても残ってしまうのでもったいなくて。
作り置きは辞めたほうがいいのですかね。
味でわからない!加熱しても効果ない!というのは、気を付けなければいけないと思いました。
注意しないといけないですね
食べ物は作り置きはしないですね。
余ると早めに冷凍します。
今まであたったことはありませんが、
要注意ですね。
残り物は、冷蔵保管も注意せねばですね。
気を付けなくてはと思いました、有り難うございました。
でも、75年生きてきて、常温保存もするし冷蔵庫保存も作り置きも日常的にやっていて、この菌に当たった事はないとはっきりいえます。
いったいどういう経路で感染するのですか?
わたしは、菌をさけるように神経質にはならない人間です
せいぜい肉や魚を切った包丁まな板に熱湯をかける程度です
チャーハンやパスタは好きなのでよく作ります。
食べきれないのは冷蔵庫に入れて保存して
翌日などに食べていました。
これからは食べ残さないようにします。
勉強になりました。