多摩川浅間神社(大田区田園調布)富士信仰と由緒ある杜に佇む都会の隠れ家
多摩川浅間神社(大田区田園調布)は、日本でも有数の高級住宅地である田園調布の氏神様です。コノハナサクヤヒメを御祭神に富士山を神格化した浅間信仰の神社です。多摩川沿いの古墳がある高台に鎮座し、社務所の屋上からは富士山も望めます。
桜も、満開から散り始めているので、今回は多摩川沿いの高台(古墳)にある、多摩川浅間神社に行ってきました。
多摩川浅間神社は、御祭神をコノハナサクヤヒメといいます。
コノハナサクヤヒメは、竹取物語のかぐや姫のモデルにもなったといわれる、日本神話に出てくる国津神という神様です。
日本神話で最も美しいとされる桜の女神なのです。
春を告げる花の女神。
— 岩座-IWAKURA- (@IwakuraAmina) March 14, 2026
木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)。
その名は「花が咲き誇るように美しい姫」を意味し、
桜の語源ともいわれる神様です。
「木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)の神話や祀られている神社を紹介」??記事を読むhttps://t.co/n6dxpW3iuY pic.twitter.com/4FC0zAEw0Y
『古事記』では木花之佐久夜毘売、『日本書紀』では木花開耶姫と表記する、日本神話に登場します。
「桜の花が咲き匂うような……」といわれるところから、多摩川浅間神社の社紋は桜で、近くには桜坂という桜並木のスポットもあります。
コノハナノサクヤヒメは、富士山を神体山としている富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市鎮座)と、配下の日本国内約1300社の浅間神社に祀られています。
富士山本宮浅間大社(富士宮市鎮座)は、第7代孝霊天皇のときに富士山が噴火し、鳴動常によって人が恐れて逃散し国中が荒れ果てたため、第11代垂仁天皇は浅間大神を山足の地に奉り、山霊を鎮められたのを起源としたといいます。
富士山信仰、浅間信仰といわれます。
富士山信仰というのは、富士山自体が神様ではなく、御祭神の憑代・依代(よりしろ)すなわち神が宿る対象とされています。
御祭神の御神徳は、安産、子育て、縁結びなど女神としてのご利益ほか、農業、酒造繁栄、海上安全、航海安全、防火、機織りなど生活全般にわたっています。
創建の由来は北条政子の祈りから始まった
多摩川浅間神社(大田区田園調布)は日本でも有数の高級住宅地である田園調布の氏神様。木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)を御祭神に富士山を神格化した浅間信仰の神社です。多摩川沿いの古墳がある高台に鎮座し社務所の屋上から富士山も見えます。#富士山信仰 #浅間神社 #大田区 #多摩川 #木花咲耶姫 pic.twitter.com/odUPoUi9nG
— 無明子 (@shirimochigome) October 8, 2023
多摩川浅間神社の歴史は、鎌倉時代の文治年間(1185~1190年) にさかのぼります。
伝承によると、源頼朝が戦に出陣した際、その無事を案じた妻の北条政子が頼朝の後を追ってこの地を訪れました。その途中、多摩川のほとりで草鞋のすれ傷を癒していたとき、彼女は近くの亀甲山に登りました。
山頂からは富士山が美しく望め、政子はふと、自分が深く帰依していた富士山のふもと(現在の山梨県富士吉田市)にある浅間神社を思い出したと言います。
そこで彼女は、富士山に向かって夫の武運長久を祈り、持っていた正観世音像をこの地に安置しました。
これが多摩川浅間神社の始まりとされ、村人たちはこの観音像を「富士浅間大菩薩」と呼んで篤く信仰しました。
多摩川浅間神社は、鎌倉時代の悲壮な夫婦愛から生まれた古社でありながら、今もなお地元の人々に深く愛され、そして訪れる人に安らぎを与えてくれる特別な場所です。
ですから、この日は見えなかったのですが、境内からは富士山を見ることもできます。
私の人生の転機となった御祭神
今から7年前に、浅間神社のことをブログに書こうと思い、コノハナサクヤヒメを調べていたとき、日本の神話に登場するある女神が、私の姓と同じ字で、読みだけが違っていることに気づきました。
事情があり、姓を変更したいとかねがね思っていた私は、「よし、神様と同じ姓にしよう」と、迷わずその女神に合わせて、住民基本台帳の「読み」を変更しました。
ですから、私は、神道そのものに特別精通しているわけでも崇敬しているわけでもなかったのですが、コノハナサクヤヒメこそ、「新しい姓」に導いてくださった御祭神なので、浅間神社には大変感謝しております。
みなさんの住まれている地域にも、浅間神社が氏神様のところがあるかもしれませんね。
冒頭に書いたように、同じ「コノハナサクヤヒメ」でも、『日本書紀』と『古事記』では文字が違うのですが、『古事記』はエンタメ的な読み物、『日本書紀』は歴史書と、そもそもジャンルが違うのです。
『古事記』や『日本書紀』は、読まれたことはありますか。

日本書紀 全現代語訳+解説 <4> 巨大古墳の時代 - 寺田惠子
この記事へのコメント
うちのぎゃらりぃは「隠れ家」的ですよ。
>2026年04月03日 22:10
>姓のお話。それは重いですね。ご先祖様にかかわりますから。
改姓前は介護に明け暮れ人生真っ暗でしたが、改姓後の現在は博士号に手が届く、遅きに失しましたが目的と生きがいのある人生になりました。
先祖ってそんなに大事ですか。
そもそも改姓が、どうして先祖にかかわるのですか。
現在の婚姻制度では、97%が女性側が改姓するそうですが、それなら、既婚女性の97%が「先祖に関わる」ことをやらかしていることになります。離婚再婚を繰り返せばなおのことです。
改姓を、先祖云々に結びつける論理には合理性を欠いているように思います。
これはまた改めて記事として、わたしの考えを述べます。
人には転機のきっかけになる事ってあって、本に出合って良かったのではないでしょうか。転機で心の持ちようが変り、それをきっかけに生活が変って行くのかもしれませんよ。
浅間神社は、浅草浅間神社に行ったことがあります。
やはり階段で少し上がる所にありました。
他に、境内に富士塚がある神社とかもありますよね。
小野照崎神社は、年に1回だけその富士塚が解放され登ったことがありました。
古事記ですが、児童文学書とかで読んだ覚えがあります。
姓って変えれる事に驚きです
おいらも変な読み方の苗字なので昔は読み仮名変えたいと思ったけど
今では、この名の方が面白いと思うようになりました
東横線を挟んで向こう側の多摩川台公園にも大きな古墳があります。
桜も綺麗ですよね。
多摩川浅間神社に富士山ですか。
私は品川神社の富士山しか知りませんでした。
都内に幾つかあるようですね。
富士山信仰は可成り根強いですね。
この季節になると気温上昇に伴う水蒸気で富士山が霞んで見えたり見えなかったりになりますね。
大阪だと菅原神社にお参りする事が多いですが、三峰神社等全国の神社が集めて有る所だとついつい浅間大社へ足が向いてしまいます。
ありません。発掘した出土遺物は、普段からチェックしてますが。
そのせいでの解釈間違いが、私のブログで生まれかねないですね。
日本の昔話も 神様も 日本ならではの 言い伝え 大切にしていきたいことですよね
菜種梅雨のよう隔日に雨が降っています。
昨日は
花見遊山に出かけたため訪問できませんでした (´;ω;`)ウッ…
高校時代、初めての国語時間に先生が出欠簿で名前を読み上げるときに音読で
僕の名前を読み「君はお寺の子か?」と言われました。
なるほど音読みだと「そうとも読めるな」と独り合点したことがあります。
コノハナサクヤ姫が桜の女神でかぐや姫のモデルといわれている
ことも知らなかったので勉強になりました。有難うございます!
『古事記』や『日本書紀』不得意分野で何の知識もありません😢
あらたな気持ちで人生を送ることもできるのですね。
nice!です!!!